自然文化研究科

NPO法人大阪府高齢者大学校 「自然文化研究科」の活動をアップします。

大阪市立自然史博物館

2013年05月21日 | 校外授業
本日は大阪市立長居公園の中にある、大阪市立自然史博物館に行きました。
今日の主題は大阪市立自然史博物館主幹の樽野博幸先生から「大阪の大地の生い立ち」のお話を聞く授業でした。

大阪の大地が突然出来たわけでは無いので。
①プレート・テクトニクスの説明
②地球の全プレートの方向と、年間の移動距離
③プレート境界の種類等解説
④例としてハワイ諸島の移動例
⑤日本列島が大陸から離れた時代、それによって日本固有の生物が残った事
⑥大阪にもかつて火山が有って色々な山が出来た状態
⑦大阪とその周辺の地層の成り立ち
⑧かつて大阪に象が生息していた事と、発掘された場所
などなど大変貴重なお話が聞けて、大変有意義な一日でした。

植物園入口から博物館へ向かう

大阪市立自然史博物館ではクジラの骨格がお出迎え

大変貴重な話を解かりやすく講義頂いた樽野先生

プレートの説明

日本列島の生い立ち

大阪に火山が有った時代

今の大阪湾と河内湖が有った時代。

博物館内部展示場の1部

大阪管区気象台見学

2013年05月14日 | 校外授業
今日は、大阪管区気象台に行ってきました。
気象台は大阪合同庁舎4号館に有ります。
小生が知っている気象台は、全国の百葉箱の中に入っている温度計・湿度計・気圧計を又屋外に有る雨量計を一定の時間に計測し、そのデーターを集め気象官が予報する時代しか知りませんが、現在の気象予報は国内は勿論、全世界の国の膨大な観測データを集めスーパーコンピューターで、処理し、より正確な予報が出せるよう高度になっていました。

参考
スパコンは平成24年6月5日に台風や局地的な大雨に対する予測精度の向上や防災気象情報の高度化、天気予報・季節予報の精度向上、航空機の安全運航のための気象情報の高度化を目的として更新されました。

今日は、5月中旬なのに最高気温が真夏日の30度を超える暑い一日でしたので、予報官も驚かれたのではないでしょうか。

気象庁が入っている大阪合同庁舎4号館
広報室で広報担当の方・気象予報官の方,それと地震関係の専門官の方からレクチャーを受けた後に業務を見学させていただきました。写真は広報室のスクリーンに映し出された気象庁のマスコット「はれるん」です。
気象予報のブース(外部からの撮影でで画像が悪いです)今日の予報を作成中です
中央のディスプレーが4画面のあるデスク、その他各情報の入るパソコンが何台もありました。
地震関係のブース、震源地、震度、津波などの情報を出します。
各地震計から送られた地震波、振幅がハッキリと解かります。さらに驚いたのは
例えば上から2番目の波形の上をクリックすると、下の写真のように、震源地が一瞬に出ることです。
画中の×部分が震源。
これは雨量計です、今まで最新機器を見てきたので、このアンログ性に少しホットしました、構造は上部より雨水が入り転倒マスで左右に5mlづつ落とし何回カウントしたかで雨量が決まります。