週末のお盆の13日は、アウェイ甲府戦ですね。なんか夏の甲府戦っていうと、とんでもなく暑い思いをした2013年のアウェイ戦の記憶が鮮烈ですよね。あの時の甲府はホントに暑かった!気温が40度くらいあったんでしたかね?よかったら、当時のエントリー「ゲームは熱かった!そして甲府は暑かった! 」を、懐かしく見てくださいね。
冒頭の画像は、スタジアムで飲んだワインの画像です。大きな氷の入った冷え冷えのワインを暑く熱いスタジアムで飲むっていうのも、なかなかオツなものです。あぁ今年も飲みたいなぁ!
さて、甲府戦といえば戦国武将の上杉謙信と武田信玄の戦いにちなんで、「川中島ダービー」って呼んだり、当時のエピソードに絡めて「敵に塩を送る」とか言ったりして(実際には除雪車を送った)結構盛り上がるわけなんですが、冷静に考えてみるとリーグ戦ではホームを含めてあまり勝った記憶がないのも正直なところです。なんか、引き分けが多い印象なんですよね。…で、実際どうなのかを調べてみることにしました。(ただし以下の記述、スコアはホームもアウェイも左側を新潟に統一しています。)
【2016年】
・4/29 H 2-2 引分け
【2015年】
・5/30 H 0-2 負け
・10/3 A 0-0 引分け
【2014年】
・3/15 A 1-1 引分け
・10/18 H 0-0 引分け
【2013年】
・5/6 H 1-1 引分け
・8/10 A 1-1 引分け
【2012年】※甲府はJ2
【2011年】
・7/6 H 1-2 負け
・11/27 A 0-3 負け
【2008~2010年】※甲府はJ2
【2007年】
・5/6 H 3-1 勝ち
・8/29 A 1-0 勝ち
【2006年】
・4/8 A 4-0 勝ち
・9/24 H 3-0 勝ち
調べてみてわかったこと。まず、甲府が2013年にJ1復帰を果たしてからは、0勝1敗6分。未だ勝利がなく、しかもロースコアで6引き分けです。勝った記憶がないわけです。だって勝ってないんだもの。
さらに、甲府がJ2に降格した2011年の対戦は、なんとホームでもアウェイでも敗戦でしたし、その前の3年間は甲府がJ2で対戦なし。なるほど、「甲府に勝っていない」というのは間違いのない事実だということがわかりました。
つまり、リーグ戦で甲府に勝ったのは、2007年までさかのぼらなければならないわけなのです。9年間も勝っていないのですよ。しかもですね、勝った2007年の記録を調べてみたら、8月29日のアウェイ戦は水曜開催で、ボクは単身赴任先のアパートでラジオとPCで観戦しておりました。当然、生で見ておりません。「BSNラジオと「J's GOAL」で甲府戦」などというブログ記事を書いておりました。ちょっと懐かしい!
さらにこの年、GWの5月6日にホームで3-1で勝っているのですが、この時にもボクは観戦しておりません。ちょうど父の葬儀の真っ最中だったのです。あの時は大変だったなぁ。急死だったからなぁ…。この時のエピソードは「もう一つのヴァンフォーレ甲府戦」をご覧ください。あれからもう9年ですか。早いなぁ…。
となると、ボクが「アルビレックス新潟がヴァンフォーレ甲府に勝ったゲーム」を実際に見たのは、2006年の第24節、9月24日のホーム戦ということになります。このゲーム、エジミウソン(懐かしい!)の2ゴールと鈴木慎吾(これまた懐かしい!)の1ゴールで、3-0で勝ったゲームでした。この甲府に勝ったホームゲーム、ボクは間違いなくG裏で観戦しています。
実はこのゲームは、ボクにとって記念すべき思い出のゲームなんです。と言うのは、初めてゲーフラを作り(覚えている人もいるかもしれませんが、ボクは「貴章のキリンゲーフラ」を掲げていました)、それを初めて掲げたのがこのゲームなのです。もし過去を懐かしみたい人がいたら、当時の記事「万感の思い(甲府戦)」や「ゲーフラデビュー」や「msnサンクスデー(塚本良江ショー)」をご覧ください。そういえば、msnがアルビのスポンサーだった時代があったんでしたね。懐かしい!
で、厳正な調査の結果、ボクの目の前でアルビが甲府に勝ったのは、この1試合のみということがわかりました(ボクはJ2時代のアルビは知りませんのでね)。ですが、うちの女房はもう1試合、アルビが甲府に勝ったゲームに立ち会っています。しかもアウェイゲームです。2006年の4月8日、第7節のゲームでした。このゲームはアウェイ戦ながら会場は小瀬ではなく、アルウィン(松本)で行われました。まさに「川中島の対決」だったんですね。貴章と慎吾と亜土夢と河原の4得点で勝ちました。当時の記事「笑いが止まらない」や「セクシー・ノザ」であの頃を懐かしみたい方はリンクをクリックしてください。
こう振り返ってみると、地方クラブ同士のヴァンフォーレ甲府とは、いろいろな思い出がありますね。ブログにいろいろな記録が残っているので、過去をさかのぼるとその思い出がよみがえってきて懐かしいです。新潟と甲府、このいろいろな意味でのライバル関係を、今後もJ1の舞台でいつまでも続けていきたいものです。しかし、甲府がJ1残留のための当面のライバルであるのも事実。絶対に勝たねばなりません!