今シーズンが始まってやがて1か月になりますが、なかなかビッグスワンがお客さんで埋まりません。「今日も少ないねぇ…」そんな会話がG裏のサポーターの挨拶代わりになっている感さえあります。
2節の清水戦が19,537人、3節の柏戦が18,193人、先週のナビスコ広島戦が12,049人。ナビスコ戦はともかく、リーグ戦のホーム開幕戦で2万人入らない、あんなにいいゲームをした柏戦でも、お客さんはさらに少なくなるという非常事態です。「いったいどうしたんだろう?」ってこの状況を不安に思っていたボクなのでありますが、デジタル朝日新聞の記事を読んで、ある意味で納得をいたしました。まずは記事を読んでみてください。最初は記事の途中までしか読めませんが、メールアドレスを登録すればすべて読むことができます。
朝日新聞の記事によると、今シーズンのアルビは「脱・無料招待券」に取り組み、招待券の配布を行っていないということなのです。アルビレックスといえば、集客に無料招待券を配ってスタジアムを一杯にする作戦で、「満員のスタジアム」を作り上げた実績を持つチームです。そのアルビレックスが、「チームの戦力が充実した今シーズンは勝負に打って出た」というのが朝日新聞の論調でした。ちょっと引用しますね。
4季目となる柳下正明監督の全員が攻守に走り回る戦術も浸透し、戦力も充実させた。クラブ側には「お金を払って見にくる価値のあるサッカー」を展開できるという自信もある。J1初昇格から、12季目。降格はないが、カップ戦を含めてタイトルもない。J1への慣れ、飽きが生まれていないか。「何かを変えないといけない」。クラブ内には危機感も強かった。
はい、こんな感じの記事でした。そういうことだったのですよ。チームの「俺たちのサッカーを、お金を払って見に来てくれ!」という強烈なメッセージを、ボクらサポーターも真摯に受け止めなければなりませんね。ボクらにできることは何か?既にシーズンパスを購入している自分が可能な限りスタジアムに足を運ぶのはもちろんですが、「アルビレックスのサッカーはお金を払ってでも見る価値があるんですよ」「スタジアムでのサッカー観戦は、本当に楽しいですよ」っていうことをできるだけ多くの人たちに宣伝し、スタジアムに引き連れてくることだろうと思います。
ボクのこの「週アル」を読んだ方がアルビレックスに興味をもって、スタジアムに足を運んでくれるならば、こんなに嬉しいことはありません。さぁ皆さん、スタジアムに行こう!週末はアルビレックスだ!