久しぶりに「サッカー観戦のある週末」。ビッグスワン劇場の柏レイソル戦は、歴史に残る感動的なゲームとなりました。いやもう、興奮しまくりですよ。声は枯れ、涙で顔はぐちゃぐちゃ。G裏のボクらの周りの人たちと何度熱い抱擁をしたことか。
まさに「夢の劇場」です。選手の皆さん、柳下監督、そしてスタッフ、サポーターの皆さん、本当にありがとう!こんなゲームを見せられちゃったら、「アルビのゲームは最後まで何が起こるかわからない!」って、毎試合最後まであきらめずに応援しちゃいますよね。いや、もちろん今までだって最後まであきらめずに応援していたつもりですけどね。でも、ホントにナイスゲームでした。
前半開始直後に、田中達也が相手の蹴ったボールを至近距離で頭に受け、早々に途中交代するアクシデント発生。不安がよぎりましたが、大ラスでどでかい仕事の仕上げをしたのはその時に交代で入った岡本だったのですから、ドラマであります。
前半は、両チームとも惜しいシーンもいくつかありましたが、スコアレス。9か月ぶりにビッグスワンのピッチに帰ってきた東口の、ナイスセーブの連発に胸が熱くなりました。ヒガシ、本当にヨカッタです。お帰りなさい!
後半4分、三門からのクロスを堅碁がドンピシャヘッドで先制!G裏は大興奮でした。もはや「アルビのエース」と呼んでも何の違和感もない存在です。
ところが、その8分後、柏の工藤にわけのわからないうちに同点弾を決められ、さらに20分後にはセットプレーから追加点をあげられて逆転を許します。「あちゃ~!なかなか上手くいかないなぁ…」って思いながらも、ボクらはアルビの逆襲を信じて必死の応援です。
残り時間がだんだん気になってきた43分。亜土夢がやりました。レオシルバから受けたパスを、豪快にゴールネットに突き刺し今季初ゴール!今日のMVPは、ボク的には亜土夢ですね。いやほんと、すばらしかった。美しいシュートでした。今日のベストゴールです。正直に言います。ごめんなさい。ボクはこの時点で、「アルビのこの粘りはすごいな。後半はきっとやってくれるよ。価値ある勝ち点1だ」って、心の中で思っていました。だって、今までのゲームを考えたら、ねぇ?
感動のフィニッシュは後半ロスタイムでありました。ピッチを走り回り死闘を演じる両チームの選手達の足も、なかなか動かなくなってきています。堅碁もヘトヘトです。そんな状況下でも走り続ける亜土夢。すごいね。岡本は…?。岡本は昨日のゲームでは、「岡本~走れ!」って女房に檄を飛ばされるような動きでした。あれって、最後までスタミナを残しておく作戦だったのかな?ロスタイムも残り少なくなった終了間近、堅碁からゴール前の亜土夢へ渡ったボールが、さらにノーマークの岡本へ。冷静に右足を振り抜いたボールは、華麗にゴールネットを揺らしました。劇的な逆転ゴール!
大興奮です!こんなゲームを見せられたら、4万人のお客さんはきっとまたビッグスワンに戻ってくるよ。ボクはそう確信いたしました。
ヒーローインタビューは、岡本と東口でありました。岡本って、やっぱり何かを持っている選手ですよね。ここぞという時に決めてくれる感じがします。それもまた実力なんでしょうね。それにしても、東口、ヨカッタなぁ…。ヒーローインタビューと言いながら、インタビュアーの森下くんに何の質問もさせずに、マイクを持って苦しかった胸の内を吐露しておりました。そして多くの人たちへの感謝の言葉もね。このゲーム、ヒガシのファインセーブがなければ、間違いなくやられていたゲームです。ホント、よかった。おかえりなさい!ボクらの守護神!
あぁ…多くのアルビサポと同様に、興奮冷めやらぬ八百政でありました。また、続きは明日
※それにしても、金根煥(キムクナン)はどうしたんでしょう?あと、柏の鈴木大輔も。