オヤジよ、ギターを弾け!!

就職で、結婚で、育児で…封印されたロック魂。時空を超えてよみがえる。ギターをかき鳴らせ、ドラムをぶっ叩け!!

W026 トグルスイッチ

2007年10月05日 | W:楽器・機材
トグルスイッチを交換しました。

トグルスイッチとは、ギターのピックアップの切り替えスイッチです。3つのポジションを選択できます。つまり、フロントとリアのピックアップに加えて両者をミックスしたセンターの3つのポジションを切り替えることができます。

純正部品ではなく、違うメーカーのものを取り付けました(写真)。今までのものは、ストロークが長く、瞬間的な切り替えがしづらいのが欠点でした。また、思うポジションに固定できないのが欠点でした。リアからフロントに移る際にセンターにひっかかったり、センターに移そうとしてもフロントまでいったり……と思うようになりませんでした。

新しいのは、ストロークが短く、しかもそれぞれのポジションの座り具合も良好です。

私は、昔車のシフトレバーをレースタイプに交換したことを思い出しました。

ムダに切り替えをして、カチッとした操作感を楽しんでます。。。(^^;

T038 過小評価ギタリスト

2007年10月04日 | T:ニュース・トピック
イギリスの『ローリング・ストーン』誌が、The Twenty-Five Most Underrated Guitarists「もっとも過小評価されているギタリスト25人」を載せています(下記記事)

そのリストにKISSのエース・フレーリーの名前を見つけました(5位)。

HR/HMに欠かせないディストーションサウンドを定着させた功績は大きいといえます。何しろ、KISSは、アメリカ中、いや世界中をツアーしましたから、そのサウンドはかなり浸透しているはず。

ギタリストとしての評価が低いのは、お子様向けというバンドの営業戦略が災いしているのか、他のメンバーの個性があまりにも強いからなのか……

関連記事;
Rolling Stone:
The Twenty-Five Most Underrated Guitarists
The 100 Greatest Guitarists of All Time

N010 ベースを録る~レコーデング日記(7)

2007年10月02日 | N:ノンフィクション
今日は、BaとGtを録ります。場所は、都内某所の民間スタジオです。前回と場所が違うのは、Baさんが気に入っているアンプがあるからです。

とはいえ、私は気乗りがしないので、前半はパス。前回の収録から中2日は、思うように弾けなかったショックから立ち直るには、あまりにも短い時間です。「ミスって邪魔になるいけないから」とBaのみでスタートしました。

順調に進み、「タッチ」を録っていた時のことです。この曲は、Baのお気に入りであり、自信があるからでしょう。とてもファットでご機嫌なサウンドが飛び出してきました。私は、つられて思わず、ギターを弾き出しました。

と、ここでエンジニアがストップをかけました。予想外に大きな音で、針を振り切ってしまって、NG。

おしぃ!せっかく私も加わってミニセッションが始まったのに……。仕切直しです。しかし、ボリュームを絞ったことで、彼のエネルギーも絞ってしまったようで、さっきのようなサウンドとはほど遠い元気のない音になってしまいました。

プレーヤーの気まぐれをしっかり収録することは、エンジニア泣かせのようです。ビートルズのアンソロジーでも、突然始まったセッションにテープが間に合わず、途中からの収録された曲がありましたね。。。(^^;

写真は、マイクのセッティング、スピーカー中心からすこし外側を狙っているのがポイントです。

E104 破壊美こそロックの魅力

2007年10月01日 | E:エッセイ・雑感
戒律を壊す、概念を壊す、そして楽器を壊す……破壊美とリリシズム(lyricism)が微妙なバランスを保っている。それが、ロックの醍醐味です。

その頂点が“Burn”の間奏部分。といってもリッチーのギターではなく、ジョン・ロードのキーボードのことです。「ガッシャーン」というクラッシュノイズの直後に美しいアルペジオが展開する。これこそ破壊美とリリシズムの見事な調和です。

ちなみに、このクラッシュノイズ、ハモンドオルガンについているリバーブ(擬似エコー)用スプリングが発するノイズです。ガクンと衝撃を与えると雷が落ちたようなノイズが出るのです。

「美しき雑音」という自己矛盾の世界でもあります。。。(^^;