自分に翻弄されないために

３月のスマナサーラさんの瞑想会に向け１冊本を買いました。

ありのままの自分という本です。
宗教書にしては分かり易くすらすらと読める感じでした。

内容は本音と建前の事だったり、正直とはどういう事なのか？自分を騙す普通の人といった事が書かれていました。

実生活に照らし合わせて読み進めるので自分や他の人に当て嵌めるとなるほどなぁ～という印象が持てます。

普通の人が自分で気付かずに自分を騙しているという内容の話はちょっと恐い気がします。

所詮人は自分がかわいくてしょうがない生き物なのですね。

どんなに人の為と言いながら行動しても自分の利益だったり、欲が隠れているというのは当たっているのかも知れません。

内容は分かり易いですがなかなか厳しい事が書かれています。

少しの心の淀み、やましさを見逃さないのです。

この本を読むと仏教の合理的な考え方、厳しさが理解できたように感じます。

また自分を知るという事はそう簡単ではないという事も実感しました。

厭な自分を見たくはないですし誰もが自分には甘いですから。

瞬間瞬間の自分を見つづけることからまず始めるのだそうです。

１瞬の自分というのは本音と建前といった２重構造になっていないからだそうです。

仏教に興味があるけれど難しい宗教書はどうも。。。という方にはお勧めしたい本です。

また人との関係に悩んだり、自分の心に翻弄されてしまっていると感じている方にも救いになる本ではないかと思います。

この本を読んで３月の瞑想会が楽しみになりました。
スマナサ－ラさんの肉声が聞けるのですから。
どんな風にお話ししてくれるのだろう？
どんな雰囲気を持った方なのだろう？期待が膨らみます。



３月の瞑想会に関してはリンクしておりますヨガライフスクールインサッポロのＨＰでご確認なさって下さい。





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