桜華庵

日々の出来事、想いを徒然なるままに…

タスキの想い

2006-01-03 14:12:59 | 思案
正月の風物詩、

「箱根駅伝」

終了しました。

今回の優勝は、何と、初の総合優勝の、



亜細亜大学



こう言ったらアレなんですけど、



意外…。



今回の箱根は、

5連覇を目指す駒澤大学。

出雲全日本大学選抜駅伝優勝の東海大学。

全日本大学駅伝優勝の日本大学。

このあたりが優勝争いをすると思っていたけれど、まさか亜細亜とは…。


今回、絶対的なエース不在の駒澤だったけれど、8区ではトップに。

でも、その後がいまいちピリッとしなかったな…。

最終10区で逆転出来そうな雰囲気も、と思ったけれど…。


東海はスーパールーキーと呼ばれる1年の佐藤悠基。

彼が前評判通り、3区で区間新記録の快走を見せてくれたけれど、その後は…。

5区を走った、東海のエースの伊達の体調不調も響いたし…。


日大は11月の全日本大学駅伝で、区間新記録を樹立したサイモンが、花の2区で、まさかのブレーキ…。

終盤腹痛に襲われたらしいけれど、寒さの影響もあったのかもなぁ…。


各校、様々なドラマがあったけれど、個人的に印象に残ったのは、



順天堂大学



です。

何年か前は、一時期強い時期があったけれど、最近はパッとしなかった(気がする)順天堂。

でも、往路では、最終5区で大逆転しての優勝。

5区を走った今井正人、彼は山登り強いね。

今年から5区はコースが延長したけれど、去年彼が5区で樹立した区間新記録は、そうそう破られる記録ではなかっただろうし。

復路も調子が良かったので、



このまま行くか?



と思ったけれど、8区で、キャプテン(多分)である4年生の難波。

脱水症状を起こしたようで、途中から、とても苦しそう。

しかし、彼は、みんなの思いが詰まったタスキを繋げようと、決して走るのを止めようとしなかった。

解説の人も言っていたけれど、これが個人戦ならば、走るのを止めていたかもしれない。

でも、これは駅伝。

ツライ状況に追い込まれても、走り切れたのも、全て、



タスキの想い



なのかと思わされました。

こういうのを見ると、



やっぱ団体競技って良いなぁ。



そう言えば、去年も団体競技と個人競技について書いたな。

1年経っても、



考えることは一緒。



それにしても、今までは俺より年上ばかりが走っていた箱根駅伝も、今となっては、



走っている選手のほとんどが年下…。



俺も年を取ったモンだな…。





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