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統一教会のカッパ物語

心の旅5(29号)

2009-07-13 | 心の旅
(前回からの続き)

「旅行につれていってやろうか?」と親が言う。
子供は「わー、嬉しい」と喜ばなければいけない。飛び上がって喜ばなければ親はもの
すごく不機嫌になる。

これによる子供の心の傷は想像を絶するほど大きい。
放任されて育った子供はまだいい。親の愛はゼロだからである。しかし愛を与えられる
のが自然な時期に、逆に愛を搾取されたことによる悲劇は想像を絶する。

「親子の役割逆転」をしている時には、外からみるとその親子関係はうまくいっている
ように見える。事実そような親が社会的には立派にその職責を果たしてる場合も多いと
言う。

心の傷を癒そうとした時に、ある人の場合は暴走が始まる。
(心に傷がないものは暴走などしない)
しかしそのような暴走ができない抑制型の人はその憎しみを感情を吐き出す機会がない。
そういう人は心の葛藤でエネルギーを消耗する。
生きることに疲れる人はこのタイプである。

「親子の役割逆転」とういう形で、親から愛を搾取されている間に、子供は敵意と憎し
みと恐怖と恨みと不安とあらゆるマイナスの感情を心の底に持ってしまう。
そして大人になってからその人を動かす。それはもうどうしようもないものである。
雨が天から降るようにどうしようもないものである。
それを抑えれば病気になるしかないだろう。病気になる以外に生きる方法がない。
この気持ちを愛されて育った人に理解してくれと言っても無理な話である。
生きることに疲れた人は、なぜ生きることに疲れたかなかなか理解してもらえない。

当然個人差というものがある。親の愛が放任の状態をゼロのメモリとした場合に、マイ
ナス10の人もいればマイナス30の人もいる。

また、普通に育ったにせよ、学校や社会にでてからの、いじめやストレスを内的に長い
ことためて生きてきた方も、程度の差はあってもこれらの人と同様に生命力を落として
いる。

人は、本人も知らないうちにものすごい量の憎しみが心の底にうっ積させ、その憎しみ
を吐き出す方法がわからないままに限界を超えたときに、人間は憂うつになり、生きる
ことに疲れる。そして、どうしていいか分からなくなる。                       
                                      (次回へ続く)




        



加藤諦三 心の休ませ方・40のヒントより



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2 コメント

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Unknown (hirose)
2009-07-13 09:38:52
今回の投稿、過去を思い出しながら読んでます、そうだったなあ、っていう感じです
毎回うれしく読ませていただいてます
キモーって、いうところが、応援鯛さんから慰労をうけるよきところでしょうか
なるほど (応援鯛)
2009-07-13 20:04:47
hiroseさんの一生懸命のブログの理由が少しわかるような気がします。

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