私の歴史シリーズ

北国に生息する
アホ女の波乱万な日常の日記です。

私の歴史283

2023-04-25 22:17:00 | 日記
彼氏と会った後の帰り道…
高速道路が事故で通行止めになって
山道をひたすら走る。

真っ暗で街頭の無い道路…
昼間ならツインタワーが見えるけど
夜は何も見えない。

まるで今の私の心の中の様だなって
1人で笑っていた。

彼氏に会った時
正直、嬉しかったけど
複雑だった…
嬉しいはずなのに
淋しさを感じる私。

彼氏が車のトランクから
『忘れてた』と言って一つの紙袋を取り出した。

お姉さんからもらったお礼なんだって
この間の休みに実家に帰ったみたいで、彼氏にお礼をその時に買って来たと言っていた。

こう言う所でいつも引っかかる…
仕事以外の話はするなとか
余計な話はするなとか
挨拶以外はするなとか
私には言うけど、あの人はそう言う所で私をいつも困惑させる。

家に持って帰ればいいじゃん。
私は言った。
俺はいいんだ。お前が持って帰ってもいいし。と彼氏は言った。

何故私が持って帰らなきゃいけないの?
私はそれを自分の荷物とは別の所に置いた。正直、面白く無い。

彼氏は何も考えていない。
私にはお前は堂々としていればいいと言うけど、私の心の傷を深くえぐる様な事を平気でする。

自分が逆の立場なら
そんな事さえ許さないと思うのに…

しばらくして、彼氏はその紙袋から包装された箱を取り出した。イライラしているかの様に包装紙をビリビリ開ける。

多分、帰ったら言われるパターンだとは思うけど、この時の私はどうしても受け入れる事が出来ずに、態度に出していたのかも知れない。

2人でいる時には言葉に出して欲しくなかった。そんな事を思うと言葉数が少なくなって、切なくなる…。

お姉さんが彼氏にお礼を渡すのは私には関係ない。でも、それを私に持っていけとかって言うのは筋が違う。

お菓子の詰め合わせだった。
彼氏はそれを食べながら私にまた言う。
これ食べないか?
私、今オヤツ食べてるから要らない。

また忘れた頃にこれ食べないか?
今はお腹イッパイだから要らない。

いつもの私なら食べるんだろうね…彼氏。
でも、断り続ける私に少しは気づいてくれてもいいんじゃ無いかって思う。

私、馬鹿なんだ…
お姉さんに仕事を紹介してもらったのも
人間関係でゴタゴタして
彼氏と同じ時間の仕事が決まって
彼氏と一緒なら安心だって言ったのも私で、友達だった彼氏の代番の人にもよろしくお願いしますって言ったのも私なのに

私の居ない所で私の話をされるのが嫌で
私には仕事以外の話をするなって言ってるのに自分は私に言わないだけで、色んな話をしてる…

彼氏は30分一緒になるだけだって言うけど、時間の問題ぢゃない…
一つ一つの言葉がいつも私を困惑させる…
でも、それを言えばいつも喧嘩になって
いつも私が悪いと責められて
いつも昔の話を持ちかけられて
いつも私だけが悪者にされる…

ここ最近
バランスが悪くなって来てるんだ…私達。
でも、それを言えば私が勝手にとか私が悪いって言われるのが分かる。

一緒に居るのに寂しくて
一緒に居るのに苦しくて
手を繋いでも心の隙間が埋まらなくて
隣に居るのに遠く感じる。

いつもは愛してるってお互い言い合うのに
そんな言葉さえ出てこなくて
何処か私によそよそしささえある。

やっぱり、私の中では
モヤモヤも、ギクシャクも
取りきれていなくて…

いつもは一緒に娘の所に行くけど
あの街には行きたくなかった。
彼氏は連絡したのか?って何度も聞いて来たけど、今回は私あの街には行く気は無かったからと言う。
何かあったら連絡くるでしょ?
その時は、私が走ればいいから。だからもう連絡来ない限りは行かないと言った。

娘は関係ない。
たまたま娘が住んでいる街にお姉さんが引っ越ししただけで、娘は関係ないけど
私はあの街にはもう行きたくなかった。

私の中から全部消してしまいたかった。
私の大事なお友達って彼氏に紹介した…私が全部悪い。

何も無いのはわかってるけど
彼氏を信用出来ない私が悪いのも分かってるけど…信じて裏切られる事が何よりも怖い…どうしても、信じる事が出来なくて
臆病になってる自分がいるのも分かってる。

前を見て生きて来たつもりだった。
彼氏だけを見て、前だけを見て生きて来たつもりだった。

昔の出来事と重なった時
怖くなる…何も克服出来ていない自分に気付いて嫌になもなる。

人を信じる事はいつか裏切られ
撥ね付けられる事と同じだった。

信じていたのに…
そう言いながら泣いていた自分。
何で何で何で何で…
そう言いながら泣いていた自分。
あの頃、私の心は死んだ。

彼氏に出会って少しずつ明るさを取り戻して、彼氏を信じられる様になって…
彼氏を慕って、私には彼氏が全てだった。
この人について生きて行こう。
この人なら…この人なら
そうやって15年…私の全てが彼氏になって、依存する様になっていた。

彼氏を独占したい気持ちからのヤキモチなのか…彼氏の私に対する扱いが変わったからなのか…何処かで信用出来ない私がいるのか…不安だからなのか…

私…やっぱり無理。
信じる事が怖い。
裏切られる事が怖い…
1人になるのが怖い…
またあの時みたいに自暴自棄になって
自分を見失う様な気がして
自分が自分ぢゃ無くなる…

俺は死なないって彼氏は言ってくれた。
側にいるからって言ってくれた
でも、今の私…彼氏が思う程…強く無いんだ。

今の私…涙もろくて、壊れそうで
ちょっとした言葉にも敏感になってて
拒絶と否定と苦しさで自分を追い詰める。

支えがなきゃまた浮遊物みたいになる…
感情が無になって、自分が誰の何の為に生きてるのかさえ分からなくなって
疲れて眠る事も、忘れる位ボロボロになっても隙間を埋める手段だけ必死に考えて…考える事よりも行動が先に出て…

私ね…自分に自信が持てないんだ…
あの頃、もっと自分に自信を持ってと言われ続けて来た。自分に自信を持てるほど強くも無いし、人よりも優れている訳でも無い。そんな私が自分に自信を持てる訳も無かった。

私は、自分が何を考えているのか分からない。自分をコントロールする術を知らない。私の中にもう1人の私がいる様な気さえする。今の私から彼氏が離れていくとしたら私は死にます。

私は私を救ってくれた彼氏の為なら死ねる。いつもそう思って生きている。

馬鹿な女と思われるだろうけどあの時、自ら命を断とうとしていた私を今まで私を生かしてくれた彼氏が離れていくなら私は生きている価値が無い。

愛してるよと言ってくれた彼氏に
素直に愛してると言えなかった私…
一緒に居る時位は、楽しくしなきゃと自分にいい聞かせていたけど、本心は淋しかったし…苦しかった…。























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