考える時間があるから
あの人について書こうと思う。
私にはあの人を幸せには出来ない。
あの人には私を幸せには出来ない。
あの人の側に
私はいてはいけない存在。
あの人と最後に電話で話した時
私は〇〇を不幸にする。
私は〇〇が思ってる様な人間でもないし、傷付けるだけだと思う。
それだけは伝えた。
あの人は自分を守るすべを知っている。
それだけに、別れ話しを自分で振っておきながら、私がごめんなさいって言えば
自分から振る方向に持って行こうとする。
俺が悪いんだって言いながらも
いつも私が悪い人間だ時言う方向に持っていく。
ズルい。
それは何度も繰り返されている。
私もそれがパターン化してきてる事に気づいていながら、反論する事も面倒で
こういえば、あの人はこう返す。そんな事も分かっていた。
長い話から始まる
人を試す様な言葉を言ってきたり
顔をチラチラ見ながら私の顔色が変わるのを確認する様な話しさえする。
またか…
そう思いながら何度も聞いていた。
その内、話半分でしか聞かなくなった私にあの人は気付いていたんだと思う。
ワザと私を怒らせる
そのワザとが私は気に入らなかった。
回りくどい長々とした話を何時間も
同じ話を何度も…
最終的には、私がキレる。
最後の電話では、私が半ギレして終わった。
よく考えるわ。
話が長すぎて、最初と最後しか頭に入ってこないんだよ。分かりやすく話してくれてるみたいだけど、余計に回りくどくてわかりずらい。
説明とか要らないから、率直に単刀直入に話してくれる方がよっぽど分かりやすい。
ゴメンね、頭悪くて。
考えさせて。
そう言うと、あの人は
要らん!と言う。
いや、これからを考えさせてって言ったのは私の方なんだけど、そう言うと要らんとか被せてくる。
振った振られたなんて
私にはどうでもいいけど、要らんとか
物みたいに言う事に、ちっちゃい人間だなって思う。
それがあの人の生き方なんだろって
つくづく思った。
私から連絡する事はもう無い。
仕事で顔は合わせるだろうけど、きっと何も感じないと思う。
過去に囚われ過ぎて
過去の栄光ばかりを口にする。
別れた嫁の事も毎回聞かされる。
でもね、思うんだぁ
子供の事も考えず、自分が嫌になったからと言って、家を飛び出したのはあの人なのに、元嫁との楽しかった生活の話ばかりする。
子供が産まれて
子供中心になった事で、不満を持ち
嫁を独占したい気持ちがひしひしと伝わってくる話…
子供が不登校になって
子供にこんな奴父親じゃない!と言われた事。
子供の事は悪く言う。
嫁の事は褒める。
バランス悪いなって…
人の家の事だから
どうでも良かったけど
大人に、父親になりきれなかったあの人がいたんだろうなって思う。
出掛ける時は手を繋ぎ
たまに子供を預けて2人で温泉旅行
仲がいいなら離婚なんてって思う。
あの人が子供を褒めた言葉を聞いたことが一度も無い事に違和感さえあった。
母性に執着するあの人。
それが離婚の全てなんだって思った。
あの人にはこれからがある。
だから、私が邪魔しちゃいけない。
私が出来る事…あの人が幸せになれる事を願いながら、遠くからそっとみてる事が私に出来る精一杯の償いだと思った。