言の葉（I・ジョン・ヘッセリンク）：すべては主より。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　なぜなら主が祝福を注いで絶え間なく豊かさを増進させたもう
　　　　のでなければ、ずべての資産は無であり、手の中にある物も
　　　　神がその時その時にその部分を我々に賜って用いることを
　　　　許したもうのでなければ、我々の物にならないことは確か
　　　　だからである。人間の傲慢はこのことを確信させられるのを
　　　　耐えがたく感じる。

　　　　　（「祈りについて」カルヴァン著I・ジョン・ヘッセリンク編・解説
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新教出版社　　　　　　）


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　あなたはあなたの持っているすべてのものは、すべて神より賜ったものだと考えるのは、やはりイヤなことだろうか？耐えがたいことだろうか？
　これは必ずしもあなたが傲慢だからではない。ただ、あなたがキリスト教徒ではないからだ。あるいはこの拙文を書いているこのわたしと同じ信仰の持ち主、同じ思想の持ち主ではないということだ。
　このわたしははっきりとすべてのものは主の主王の王主イエス・キリストより賜ったものだという信仰をもっている。だから少しでも「それだけは主より賜ったものではなく○×さんよりのもの」という思いが頭をよぎると、主に対しても○×さんに対してもとても悪い思いを抱いてしまったと「主よ、ごめんなさい。○×さん、ごめんなさい。主イエス・キリストの御名によってお許しくださいますように」と心の中で短くお祈りをする。
　キリスト教の信仰では「すべてのものは主よりのもの。わたしたちは主より受けて、主に捧げるのです」と伝統的な主イエス・キリストの教会でお祈りをしている。
特に礼拝中、献金をする時にはこのお祈りをしている。やはりクリスチャンってヘンだろうか？だとしたらわたしはフツーのクリスチャンであり、ヘンなやつであると公言するものである。
　すべてのクリスチャンは他の信仰や他の思想を持っている人にとってはまことにヘンなやつなのである。


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