ああ、ひとり寂しく座っている。
人で満ちていた都が、
彼女はやもめのようになった。
国々の間で力に満ちていた者、
もろもろの州の女王が苦役に服することになった。
彼女は泣きながら夜を過ごす。
涙が頬を伝っている。
彼女が愛する者たちの中には、慰める者はだれもいない。
その友もみな裏切り、彼女の敵となってしまった。
(哀歌 第1章 1・2節 )
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南王国ユダの崩壊とバビロン捕囚である。
こうなってからはじめてイスラエルの人々は主が預言者を通して
警告を与えていたことがわかるのである。
しかし、背信の民への主のさばきは厳しく上記引用聖句のように
神に背信した民への懲らしめのために用いられたネブカドネザルによって
バビロンへと「ユダは捕らえ移された」。
こうしてイスラエルは荒廃し神の都は誰も行く者もいなくなった。
このようになってしまってはもはや主の十字架を待つ以外に道はない。
おそらく「残りの者」は」こうなっても主ご自身へ祈りつづけたに違いない。
だから後の代に主イエス・キリストがいらしたのである。
主の御名によって。
アーメン。
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↓:捕囚。
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