
ヨセフもガリラヤの町から、ユダヤのベツレヘムという
ダビデの町へ上って行った。
彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、
身重になっているいいなずけの妻マリヤもいっしょに
登録するためであった。
ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、
男子の初子を産んだ。それで布にくるんで飼い葉おけに
寝かせた。
宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。
(ルカによる福音書第2章 4から7節 )
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最も有名な聖書に書かれた場面といったらこの場面である。
マリヤとヨセフがいて飼い葉おけに寝かされている主イエス・キリスト
である。
こんな不衛生な何もないところで主イエスは生まれたのである。
イザヤ書にも書いてあるが、誰がこの飼い葉おけに寝かされている
幼な子が全宇宙の救い主だと想像できたろうか。
そんなことはただの一字一句も書けないような状態で主イエスは
受肉なさり人性をとりわれわれと同じ人間としてお生まれになった
のである。この御方はだから全き神でありながら、全き人間として
われわれのただ中にお生まれになって初めて寝かされたところが
牛や羊や馬がエサを食べる飼い葉おけだったということに、神の
限りないやさしさを見る。
人間ももちろん含んだ生命体に対するやさしさを見る。
そしてこの御方はすべての生命体のためにあのクリスマスの夜から
30年後十字架にかかってくださり、そしてすべての生命体に復活の
いのちとこしえのいのちを与えるために十字架の死より三日後に復活
なさるのである。このことを魂の奥底から信じる者には復活のいのち
とこしえのいのちが与えられその者は死ぬことがないのである。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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↓:三日後
