20INCHERS

RIDING LIFE

スイッチハンドダブル

2021-01-31 19:21:57 | Weblog












15:49
初メーク!!




1/31(日)航空公園
2021 1stとカウントするのも本当に久しぶり、それなりに既存トリックでできなかったものを手に入れることは時々あったのですが、自分で閃き、造り上げたものが実を結ぶこの感覚が、ただただ本当に嬉しいです。




着手が2019年の夏だったので、約1年半?5ヶ年計画などザラである僕の中ではなかなかのスピードメークです。
去年の秋頃に覚醒雨のタイトルでその時の嬉しかった気持ちを記したのですが、その日が折り返し地点というかどこか峠を越した感覚でした。




その後も嬉しい気持ちがキープできていたようで、初メークには至らずともダブルをまわり切る回が格段に増え、時にダブル回りきった後にもフロントのリフトアップがキープできており、足さえスイッチできればトリプルに入れそうな回もちらほら。




このままこの勢いで!‥とまあ、例によりそうは問屋が卸しません。
年明けたくらいから再び暗礁に乗り上げ、先週だったか雪の土日などあまつさえ1周すらも覚束ない、そんなザマでした。




従来通りのやり方なら、慣れてる分いくらかダブルそのものの感覚は掴めるはず?そんなふとした発想の転換で、水曜日の晩は昔ながらのバックライディングでの入りを引っ張り出してみたのです。
雪が降っていたせいか湿気でブレーキは絶好調、気持ちも上がり(これ一番重要です)久しぶりにダブルを思いだしルンルンで帰宅しました 笑




今日の日曜日、航空公園は風は冷たいものの澄み渡る青空、やっぱり週末はこうあって欲しいものです。
この気持ち良さがモチベーションを後押ししたか、ひとりでこんなに気持ちが上がったのは今年初めてかもしれません。




やり出した時間こそ見ていませんでしたが、ものの40分くらいの反復だったでしょうか、何故だか無性に今日はエントリーのバーの持ち換えがクイックで、そうこうしてる間にやっとの思いで念願叶う瞬間が!
今日ばっかりは覚醒だの射程圏内だの御託は並べません。




雄叫び、実によく公園に響いたことでしょう。
白い目で見られていたと思いますが、そんなことはどうでもいいんです。




ついに背面ダブルのバリエーションがひとつ増えたのです。‥で、問題の?証拠?動画?ですよね?
気長にお待ち下さい 笑




これまでの統計的に初メークを動画に収めるとその後やらなくなってしまう傾向が強いため、もう一度今度は動画に収めようとすることで今よりもっと熟成されて行く、これで良かったんです。
それにヘッドを跨ぐタイミングのO脚をX脚に矯正したい、等々、まだこれからも課題は山積みです。




とりあえず今日は最高のライディングに、乾杯。

























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うまくなるために

2021-01-24 00:27:27 | Weblog














休む時は休む、身体を治す時は治す、それは当然なのですが、毎週月曜日の定休日を除き1日1度の乗る時間を作らないと、どうにもこうにも落ち着かないんです。
時間は短くていいんです。僕の場合、終わる時間を決めた練習の方が集中できます。




うまくなるために今は休むんだ、そう自分自身に言い聞かせるくらい強い意志を持たないと、怠け心に負けているような気になってしまうんです。
それは、メンタルや体調が思わしくなかろうと。




少し前から再びやり直したシールドワイパーで痛めた足が酷くなってきたため、また、年末からの足首の痛みも手伝っていよいよヤバそうに思えたため、特別に5日間の休養期間を設けました。
決めない限りどうにかして乗ってしまう、そんなわけで作った意図して「乗らない」時間、それはそれは退屈で単調な日々でした。




まあ、仕事が忙しいことで気が紛れ、いくらかの気持ちの救いにはなっていましたが、これが冬休み等毎日休みだったりして、目の前にあるのはマシンと時間だけ、そんな情況なら恐らく耐えられなかったでしょう。




それでもやはり?案の定?禁断症状は5日目の金曜日に現れ、それが何故だか?何だか?はわかりません。
何かの際限なき不安感に見舞われ、会社で昼前に悪寒を催し午後からは寒気が治まりませんでした。




相も変わらないメンタル、身体の弱さに驚くやら呆れるやら、それでも土曜日に6日ぶりのBMXにひとたび跨がれば、目の前の視界が一瞬にしてビビッドに見えたのです。
雨だろうが雪だろうが乗り場に着くなり、気持ちは覚醒モード、ひたすら動画撮影と洒落込む始末でした。




今年でもう早7年ほど、未だに悪あがきしているサイモン式ブーメラン、先の日曜日あんなに長期戦に持ち込んだのが嘘のよう、今日はいとも簡単にできました。
まあ、またある日忽然と見失ってしまうのは目に見えていますが‥




カウボーイとのリンクがネックなんです。
カウボーイの場合は重心はシートの真上もしくはシートにしっかり座るのが要、サイモン式ブーメランは重心はステムの真上、シートからステムまでの重心移動がこんなにも遠く果てしないとは‥




カウボーイ後の1スカッフでどれだけ流れに「伸び」が作れるか?
その伸びの「間」に重心移動するタイミングがあるはずです。




できなければ、できるまでやる。
それだけです。






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加島さん

2021-01-17 23:27:25 | Weblog









老舗サドルメーカーのKASHIMAX、意外にも‥
約30年BMXに乗ってきて、手に入れるのは今回が初めてだったんです。




その個性的な出で立ち、初めて見たのは当時の駒沢の大会でした。
八王子?静岡出身?の須田くんが付けていたような記憶があり、シートの開口部を巧みに使いこなしていた姿に憧れたものです。
座り心地は、なかなかどうして、ちょうどその開口部に尾てい骨がうまくはまり、老舗メーカーの底力を感じます。




加えてそのデザインはトリックにおける無限の可能性の象徴であり、他にもこの開口部にローラーが組み込んであるものもありました。
今でこそ近代リヤトリックの金字塔とも言えるアップサイドダウンのペダリングスピンがありますが、その一番最初のヒントとなったのでしょうか、SPASTIC SEAT GRINDER?(トリック名不詳)といったシートを引きずりながらスピンするトリックがあり、まさにそれ系のトリックが生んだアイデアだったのでしょう。













また、先輩からの証言によると、シートの先端部が伸縮可能?可動式?のモデルもあったらしく、非常に興味深いところです。
エピソードをご存知の方、ご教示願います。




これまで使ってきた歴代のシートは、憶えている範囲では‥VELO、FUSION、GT、PRIMOステロイド、ODYSSEY99、ODYSSEYタイプ名不詳、TWENTY、ベルデ?、デモリション、現在のSHADOWに至ります。
カウボーイをやるにあたり、クッション性の厚いタイプが粘りが利くことがわかってからは、そこを重視しそれプラスビジュアル、なかなかこれらの条件をクリアしたものを探すのは容易ではありません。




ともあれ、今回BULLYのレストアでシートが揃ったことでだいぶ形になってきました。
ところどころ時代錯誤なパーツもちらほら見受けられますが 笑 あとはリヤブレーキ、ペダル、ペグのセレクトが問題です。




今のペグなしの状態もBMX的には格好いいですが、BULLYにはやはり小さめのペグの方が似合う?ような‥妄想は膨らむばかりです。
楽しんで行きましょう。






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Rollover Teacher

2021-01-10 23:09:32 | Weblog



=先生なんかぶっ飛ばせ
これについての思いは後程。




寒いけれど‥今ライダーにとって埼玉で一番暑い、いや、熱い場所、それが上尾さいたま水上公園です。
何故ロケーション如何でここまでライディングの質が変わるのでしょうか?




前日の土曜日に、航空公園で単身乗り込むもどうにもこうにも今日やるべき(はまれる、没頭できる)トリックは何か?見つからず、どのトリックをやっても心此処にあらず、そんな気持ちで乗っているからなのか、挙げ句の果てにはマシンから投げ出され右肩を強打。
怪我なんかはどうでもいいんです。それよりも気持ちの面で再び自己嫌悪に陥るのが怖く、乗れなくなる始末でした。




身体の怪我よりも、気持ちの怪我の方が深刻です。




それがどうでしょう、今日の1/10上尾塾に来れば‥しばらく前につかみかけたもののまた最近奈落の底へ落ちる一方だったものが、無意識に再び昇り調子に。
‥この雲泥の差、天と地の差?いくらなんでも激し過ぎます 笑




また、辺りを見渡せばそれぞれが自分の課題にじっくり打ち込んでいるいい空気、これこそが上尾クオリティー。
目標を見つけたら、それを求めるのはもちろん、それを超えることを考え、そのために小さな目標をたくさん作ることが上達の秘訣です。




先生や先輩がいるなら、その人をぶち抜くことを考えましょう。
僕は今までも、今でも、ずっとそうイメージして乗っています。




いい意味でもっともっと調子に乗って良いんです。
後輩が先輩を追い抜く瞬間、これはライダーにとって最も格好よく誇れる姿だと思います。




今日の光景を見ながら、これまで見てきた様々なシチュエーションを重ね合わせてみました。
エピソードを列挙すればキリがないのですが、今日思ったのはかつての大会で会ったMATTI ROSE。




滑りやすく大御所のビッグネーム達も苦戦する会場に、陽も傾き始めた頃現れたMATTI、その姿はベルリンから出てきたやんちゃな新鋭、といったイメージでした。
少なからずまだ大御所とまでは行かない中堅のポジションだったMATTIが、スリッピーな路面をものともせず、大御所ライダー達をがんがん煽っては、




先輩、そんなもんですか?




とでも言わんばかりのオーラ、そんなMATTI ROSEの姿が最高に格好良く映ったのを憶えていますが、そうなれる可能性は誰にでもあります。
水上公園のこれだけの環境が、ライダーにとっての無限の可能性の源となっているのは言うまでもありません。




長々と暑苦しい話はここまでにしましょう。
最後に上尾に来たら!埼玉のソウルフード、娘娘(にゃんにゃん)へ。鉄板は汁なしスタミナラーメンにスタカレー、これをフィーチャーしたカップラーメンが巷のスーパーで販売されていますが、これこそ雲泥の差です。












カップラーメンで娘娘の名前を掲げるからには、それなりの期待はしますよ?
しっかりしてくださいよメーカーさん!笑












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1/10は上尾二輪會です。

2021-01-03 17:28:13 | Weblog











僕がいつも常々乗りながら気にしていることがあります。
ライダーとて、高いスキルが必要なのは言わずもがな大前提において言えることですが、難しい難しくない、新しい古い、それらすべてひっくるめて「格好いい」トリックがしたい、それが率直な気持ちです。




その理想像とは人それぞれまったく違うもので、何を以て「格好いい」というかは定義などありません。
リアルタイムで更新される世界中の最新トリックよりも、単純なベーシックトリックひとつがシンプルに格好良かったりすること、それも事実です。




また、周りがどうであれ「自分はこのスタイルで行く」という信念の現れが、見映え、格好良さに加担することもあります。
それは時間をかけて自分で見つけるもの、自分以外の誰かから与えられるものではありません。




僕は基本的に、ライダーが乗っているところに口は出しません。
でも、同じ場所で別々に乗っている場合、自分の練習の傍ら遠くから横目にチェックしています。




それで、誰かが何度もめげずに反復を繰り返した末、渾身の一撃をメークした瞬間など見れれば、




YEAH!!




聞こえるように言いたいです。
それが、それぞれ自分のペースで思い切りできるのがこちらのスポット、














人呼んで埼玉にあるアメリカ、この景色に血が騒ぐのは僕だけでしょうか?
アメリカにある広大なモール等の駐車場、車止めも何もないただただ遠くまで霞むアスファルト、フラットに関してはそれが最高に格好いいロケーションだと僕は思っています。




上尾水上公園
ソーシャルディスタンスは間違いなく確保できているので、是非一緒に?広い場所で別々に?笑 乗りましょう。










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初夢、ならぬ・・

2021-01-02 11:55:10 | Weblog











初覚醒。
1/1(金) 等々力緑地




この余韻をどこから綴ろうか、悩ましいところですが、
‥まずは年末ラプソディーからの日記に遡ります。




12/29(火) 航空公園
朝から昼まで会社の大掃除をし、終わるや否や公園へまっしぐら。
数年前からできることはわかっているものの、未だに人前で披露できるほどの仕上がりに到達していないワンハンドをひたすら反復、それが故のそれなりに大きな代償?(後述)を後に痛感するのでした。




12/30(水) 山梨学院大学
ここ数年の歳末恒例山梨ライド、いつ来ても山梨はのんびりしていて静かで良いところです。
東京からも程近く、身近な現実逃避のスポットでこの日も僕にはもったいないくらいの路面でじっくり行こうかと思いきや‥




持病?古傷?の左足首に何やら違和感があり、次第にその痛みは激化していったのです。
たまに疼くことはあったため、今回が初めてではないとあまり深く考えず、とりあえずその日は暴飲暴食ツアーになだれ込みました。




12/31(木) デコくん邸
明くる日目覚めても、やはりあまり思わしくない痛みが残っていることもあり、グルメツアーは続行。
数ヶ月分の贅沢な食を思う存分堪能させていただき、昼下がりには帰路に就き夕方頃洗車をし、そろそろ寝ようかというタイミングで、これまた久方ぶりの滉一くんから初乗りのお誘いが。




‥以下、大変長らくお待たせ致しました。
本題に移ります。




2つ返事で即OK、足首の調子如何は乗ってみてから考えよう、そんな真一郎医師の勝手極まりない処方に任せ、サポーターでがっちり固定しとりあえずは乗れるようにして、元日は2年ぶりの等々力緑地へやって来ました。




やっぱり固定されている分、ホールド感、安心感が全然違います。
そこでまた懲りずに?悪あがき?のワンハンドの時間がやってまいりました。




決定的な進化は感じられませんでしたが、先週よりかは明らかに乗る位置を身体が意識出来るようになっています。
そう、これこそがまさに、29日の反復の賜物に他なりません。




ただ、しばらくすると例の痛みが再発‥?ここにてやっと悟ったのです。
特に偏った、変な耐え方をするワンハンドに足首は悲鳴を隠しきれなくなっていたようで、著しい痛みの原因はワンハンドだったことがわかったのです。




危なくライディング熱が冷めてしまいそうな頃、滉一くんの登場。
何とも久しぶりのその出で立ちは‥サイドカー付きの昭和初期と思しき旧型自転車にBMXを2台も引っ提げ、その姿に思わず二度見 笑




いざ乗り出せば昔と変わらずがんがん僕を煽って来ます。
ええ、ライディング熱、冷めさせてくれる筈がありません。寧ろ、ここからが元日のハイライトだったのでしょう。













昔から滉一くんは
一緒に乗って楽しくなかったことがありません。
僕を煽らなかったことがありません。
血が騒がなかったことがありません。
誰かの批判をしているところを見たことがありません。




スキル如何、プロorアマを超え、BMXが人生最大の糧になっているんです。それは僕も同じです。
滉一くんの持論は以前からある程度理解していましたが、遂にたどり着くところまで到達したようです。




以前にもどこのライダーだったか思い出せないのですが、果てしない宇宙に広がるライディング観を持ったライダーが残した名言で、




一世一代のライディング動画の撮影に成功したら、一切誰にも見せない



というのを憶えています。
今滉一くんはそれと同じビジョンを持っているようで、僕もそれもありなのかな?と思った時は過去に何度かありました。




陽が暮れてもセッションはヒートアップする一方、こんな足のコンディション、ひとりなら確実にライディング中断し帰っています。
それを可能にしているのが、脳内麻薬全開、アドレナリン溢れまくりの噴き出しまくり、




絶賛、覚醒中。




ライディング後の語らいは夜更けにまで及びました。
誰にでも一身上に抱えている事情の2つや3つ、必ずあるものです。でも、如何なる場合にも、とにかく気持ちの面で暗くならないようにすること、これが大切なのではないでしょうか。




僕も、時にネガティブに陥ってしまうこと、少しでも気を抜くと暗くなってしまいそうになります。
ここ最近とかく響くのは、




病は気から




という格言があるように、全ては気持ちの持ちようなんだということを、改めて感じています。
僕らにとってどんな薬をも凌駕する特効薬、それが「BMXに乗る」ことです。




走り続けて行きましょう。




最後になりましたが、改めて明けましておめでとうございます。
本年も駄文にお付き合いよろしくお願い致します。







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