20INCHERS

RIDING LIFE

紅い暴動

2022-05-20 22:56:43 | Weblog











5/15(日)
上尾二輪會




今年に入ったあたりから、毎月コンスタントに乗りに来てくれているライダーがいます。
その昔90年代後半のシーンを乗っていたとのことで、そのライディングスタイルたるや、僕と同じくブレーキ、スカッフを巧みに使いこなしており、なるほど、世代と経験を言わずもがな物語っています。




暫しのブランクがあったようですが、いわゆる「復帰組」というやつでしょうか、毎月会うたび取り戻している感が増し、着実にトリックが洗練されてきているのを、僕も乗りながら遠目にチェックしていました。




・・ところが、いや、それは実に大歓迎な心境の変化ではあるのですが・・
ある時を境に突如開眼したのでしょうか、氏曰くオリジナルトリックをやりたいとのこと、イメージはそれなりに固めて来たようです。




ライダー本人の意思を尊重し、この場では細かいトリックの概要説明は控えますが、ひとつ間違いなく言えるのは・・




宇宙系。
とにもかくにも、大気圏もオゾン層もゆうに脱出していることでしょう。




あれよあれよと言う間に、ひとり、またひとりと練習中のライダーの動きは止まり注目の的に。
僕がこれまで見てきた彼の姿はあくまでもフェイクだったのでしょうか「彼はこういうライダーだったっけ?」抱いた印象は誰しも同じだったようで、一同驚きの感情を隠せませんでした。




あんなに真面目な子がこんなことをしてしまうなんて・・




挨拶のできる良い子でした・・




クラスの人気者でした・・




僕の脳裏にそんなワードが駆け巡りました。
そして早くもイメージが形になり始めた次の瞬間、




鈍い転倒音が聞こえた方を振り返ると、氏はしばらく起き上がっては来ませんでした。
乗り場は騒然、ここ数年間で稀に見る流血劇・・




たちまち紅く染まって行く神聖なるフラットランド。
これに負けず、ライディングスタイルも燃えたぎる自分色に染めて行って下さい。応援しています。




・・ただ、今だけは・・




怪我が完治するまでは、お大事になさって下さい。






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手に入らなければ・・

2022-05-16 23:42:36 | Weblog




・・BMXを辞める。
それほどまでにこだわるアイテムをみなさんはお持ちでしょうか?
後ほどそれについて触れて行きます。











画像は参考です。
前回の記事でお知らせしましたMoralesですが、ありがたいことに早くもソールドアウトとなりました。
末永く大切に乗ってくださいね。




しかし僕自身驚いております。
読者の方々のこの場のチェックの目敏さには目を見張るものがあり、記事を公開し30分も経たないうちにすぐさま問い合わせが来たのです。




まず始めにはかつてのMoralesオーナーから、なかなか鋭いご指摘と耳寄りな情報に併せ、共に過ごしたエピソード等々どこか遠き在りし日の郷愁が甦ったひと時でした。




僕もみすみす看過していたわけではありません。
Moralesの広告に出ていたモデルはあくまでもプロトだったのでしょうか、ダウンチューブのロゴマークが明らかに、販売されていたそれとは異なることを。




耐えきれずにロゴマークのステッカーを自作した・・
わかります。きっと僕もその境遇なら同じ行動に出たことでしょう。




憚りながら我らがBMXは、格好よくなくては、そう思えなくては、存在が何の意味もないものになってしまうのです。
それが「こだわり」というものです。




Edgarがフォワードロープアローニーをやっていた「あの」広告を思い出して下さい。
それを期待していて、いざ手にしたものを見比べてみれば、どう贔屓目に見ても落胆の感情は隠せない、実にお察しの通りです。












何故?どのタイミングで?どういった理由で?変わってしまったのか?
・・きっと僕らほど、そこまでアメリカン気質に細かいこだわりはないのでしょう。




やはり納得行く仕上がりでなければ、例えサポートをもらえる話があったとしても、丁重にお断りする、当然でしょう。
それは似て非なるものだからです。




大人の事情があるのもわかります。
代理店という存在を経由することにも、それなりの様々な理由があるのもわかります。




本国から直なのか、代理店経由なのか、供給ルートを巡り波紋が広がった植山くんのマクニール問題もよく覚えています。




また、パーツあるあるでしょうか、KHEのプレミアムラガーも青メッキや緑メッキは日本では買えなかった気がします。
サポートライダーのみの限定か?と思いきや、BSやCFBでアメリカに殴り込んだ時には、Soon to beのビギナー勢が何人もそれに乗っていたのを見ています。




極めつけは!KHEネタ続きで恐縮ですが・・
フィルドランバーの形状違いの件、これに尽きるでしょう。




角パイプのクロスバーからグリップまでのストロークが、どう見ても全然違うのです。
何故か?日本で手に入るフィルドランバーは全然低い形状でした。




本当か嘘か真偽はわかりませんが、ちらっと小耳に挟んだ販売サイドの見解は、ストロークが長く強度に問題があるため本国バージョンは国内での販売に至らなかった・・との話もありましたが、どうもいまいち腑に落ちないというか・・
やはりこれもアメリカ現地の大会ではフィルドラン本人の他にも、チャドジョンストン、ショーンピータース、ブラジルのネストンも使っていました。




僕がKHEのファクトリーライダーだった時に、なんとかして本物を手に入れたいと試みましたが叶いませんでした。
ずいぶん後になり、ここ7~8年前だったでしょうか、国内の元フィルドランバーユーザーから、藁をも掴む思いで食い入るように話を聞きつけ、仄かな期待を胸に譲っていただきましたが、やはりそれも日本バージョンでした。




・・まあ、その裏を返せば簡単に手に入らないところに憧れやロマンを感じるのですけどね。
「乗る」愉しさが永遠に尽きないのと同じく、クールなアイテムへの探求心も尽きることはありません。







Edgar Placencia’s Prototype Morales // 1994









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お母さん、ご飯3杯!

2022-05-10 07:34:26 | Weblog









先日5/4,5の山梨ドタバタラプソディーの模様をデコくんが編集してくれました。
撮影秘話として、メークする前に2度膝から地面にダイブした後遺症が今でも残っているのはご愛嬌 笑











矢継ぎ早に話は変わります。
闇ルートにより95Morales(CP)が格安にて入手できそうです。旧車レストア組の中でもなかなか需要、人気のあまりない?(失礼)Moralesですが・・
それなりに歴史に爪痕は刻んだモデルだと思います。




ただ、今思えば話題になった期間が短かった?ような感も否めません。
それもこれも・・なんと言っても故Richardの事故の件が大きかったのでしょう。




享年24歳という早すぎる人生の終止符と共にWESTCOASTローカルの繁栄も終わりを告げ、クルーの心も荒んでしまったのかもしれません。少なからず僕にはそう思えてなりませんでした。
Moralesに興味ある方はご一報ください。早い者勝ちです。




そして!またとんでもないのが我が家にやってきました。
不朽の名作、STANDARDのハンドグレネードペグ、通称「手榴弾」の元祖スチール版です。












始めに断っておきますが、僕はマシンにこれはつけません 笑
それもその筈、ベストオブチャームポイントは4本で総重量1.4kg、殺人級です。




その「手榴弾」というネーミングセンスも然ることながら、手にとって見れば確かにドンピシャの印象がわかると思います。
テロ行為となった暁に、こんなもの投げられたらひとたまりもありません。




それでも当時はBacoクルーがこれ見よがしに誇らしげにつけてはシーンの最先端を行くライディングを披露し、その事実を前に誰も重くて乗れないとは言い出せなかったのです。
今思えば軽い洗脳、マインドコントロールに陥っていたと言っても過言ではないでしょう。




やはり鉄ハンはアルミ製に比べ、重厚感が桁違いです。
鉄ハンが軽く錆び始めたあたり、最高に渋く格好良さの極致です。




鉄ハン






アルミ版(中期~後期)






レプリカ







Richardの作ったOGバーと言い、このハンドグレネードと言い、これを超えるビジュアルのパーツはあれから30年近く経っても未だに生まれて来ず、それを現役で使えていること(ペグはレプリカですが)は僕の誇りです。




今でもたまらない魅力に溢れかえるこのビジュアル、ずっと見ていても飽きません。
今夜はこれをネタにごはんのおかわりが進むでしょう 笑







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ヤバイBMX屋さん

2022-04-10 08:42:26 | Weblog









人呼んでバイクバカグレート残党、見参。
隆明くんの人物概要についてはここではあえて多くは語りません。わからない方、もっと歴史の勉強をして下さい 笑




およそ9年?10年?ぶりに、ある日突然の再会を果たしました。
最後に会ったのは大和田公園?の年末のジャムだったでしょうか、その時も相当久しぶりだった記憶で、BMXなしでの登場が切なかったのを覚えています。



僕らライダーは、なんと言ってもBMXの存在が必要不可欠です。
とは言え、その日どれだけ乗れたか?何時間乗ったか?そういうことではないんです。



暮らしにBMXの存在があることが大きいんです。朝起きたら目の前にある、それが大前提なんです。
ぱったりと会う機会がなくなってから、まあ以前からそれなりに理解はしていましたが、彼独自の世界観があるが故に、数年前から僕のわからない領域にあるコンテンツをしばしSNS発信していたため、もうライダー魂は消えてしまったのでしょうか?そんな少しの諦めと僅かな期待が入り交じるような、複雑な気持ちで遠くから見ていました。



そんな中でもやはり好きなものは同じ、時折発信する内容でAndrew FarisやPaul Osickaネタに触れていたりすることに、ささやかな嬉しさがありました。
SNS、気をつけないといけませんね。どうも依存しがちで、情報収集にはとても便利なツールです。



ただ、それが全てではありません。
全てが正しい情報とは限りません。



懐かしのセッションとなるや否や・・
いや、最後に会った日から全く乗っていなかったはずです。ずいぶん前にBMXだって手離してしまっているはずです。












えっ!?
僕は一瞬自分の目を疑いました。また、同時に僕も頭の中もSNS脳に侵略されていたことにも気づきました。



カールクルーザー表裏スイッチを繰り返した後のペダルサークルK1スカッフでの戻り、カールクルーザー背面キャッチからのヒッチハイカー背面持ち・・
BBGでの郷愁が、まんま目の前で現実のものとなっています。



本当にAndrew Farisが好きだったのでしょう、ペダルインサイドバックヤードのフォームがAndrewと瓜二つ。
有名なAndrewの名ルーティーン、左手逆手持ちのロールバック、フルバーフリップ、バックワーズハングファイブ、左手シートのバックワーズハングテン、バックワーズハーフパッカーの展開を思い出しました。



隆明くんは当時Andrewと逆サイド、右手シートのバックワーズハーフパッカーで、これもあれよあれよと言ううち今にも再び取り戻しそうな勢い。
このルーティーンを最後に見たのは・・TAOにTIバー、バーエンドもグリップも付けずTIバーを惜し気もなく引きずり回していた記憶も甦りました。



試乗車が早くも悲鳴をあげており、どこからどう見ても試乗車の動きではありません。タイヤ啼き始めてますから 笑
僕らこの一角のセッションだけ異様な空気が流れており、周りが立ち入れない一線を画していたのは言うまでもありません。



完全に身体に滲み込んでいる感覚、天才系。
隆明くん、やっぱり生粋のライダーでした。

















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弐拾吋砲

2022-04-08 13:34:43 | Weblog









親父の小言と言ってしまえばそこまで、自他共に確かにその印象も否めませんが‥
わかる人にだけ伝わればいいなと思い綴ってみます。




ライディング、トリックとは自分が「こうでありたい」そう思う気持ちの表れ、象徴であると僕は思っています。
誰かがその人の乗り方に対して指図することはできません。スポンサーや先輩、もしくはそれが家族や肉親であっても然り、結果に対し詰め寄るなどもっての外です。




自分の求めるものと、見る側が求めるものは大きく異なることがあります。
それらの差が小さい場合に、いわゆる「大会向き」な乗り方になるのでしょう。




同じく最前線で戦っているライダー同士でさえ「こうした方がもっと有利じゃない?」といった意見は乗り手本人と食い違うことがあります。
僕もずいぶんと昔になりますが、かつて結婚していた時代に食卓を挟んで大会の結果如何でぶつかり合うことがしばしありました。




これをやれば盛り上がるのに!
もっともっと上に行けるのに!





見る側の言い分もわかります。
出るからには勝ってほしい、ただ、それは言わずもがな乗り手本人が一番よくわかっています。乗り終わった後の喜びや悲しみは誰よりも痛いほどわかっています。




そもそも「BMXに乗る」という自己表現に対し、自分以外の誰かが介入する、干渉する、といった経験及び概念がなかったため、何故喧嘩になるのかも理解できず‥
ただ単に「順位・リザルト」といった数字を求めるのか、はたまた自分の生き様を表現するのか、どちらも間違いではありません。




久しく大会に出ていない貴様のどの口が言っているのか?そう思っていただいても構いません。
本当に応援しているのであれば、長い目でそっと見守ってあげて下さい。




しがないBMXライダーの端くれですが、せめてものお願いです。




P.S.
4/17(日)の二輪會ですが、上尾の水上公園が使用不可のため、我らが航空公園にて行います。
お誘い合わせの上ぜひお越しください。







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この空の彼方へ

2022-03-21 01:24:17 | Weblog









尊敬する先輩からのリクエストで、坂田くんが旅立った日に合わせてみんなで思い思いのライディングを贈ろう、というお誘いがありました。
坂田くん、きっと今でも雲の上で熱いライディングを繰り広げていることでしょう。




そこで僕は、坂田くんに贈るなら同じクラスで一緒に戦った時のトリック「四代目怒り龍」を真っ先に思い浮かべました。
あれは忘れもしない、僕が35歳の時KOG神戸のスペースシアターで奇跡的にメークできた、そう「あれ」です。




思い立ったが吉日、ブランクは約8年、思い出すのにそれなりに苦戦しましたが、だましだましでもやっているうちに次第に懐かしい感覚が甦りました。
ただ、久しぶりにやっても相変わらず難しいものは難しく、メインにやっていた頃ときついポイント、きつい瞬間はやはり同じでした。




旅立ちの日を迎え、当日ないし一両日あたりからひとりで勝手にもがいている僕を横目に、多くのライダー達はどんどん鮮やかなライディングを披露していきます。
このご時世動画で表現するのはごく当たり前であり、そこまで深く、硬く考えるのは僕くらいなのでしょう、わかっていても・・動画に収めるなら渾身の一撃を披露したい、どうしても手の内を安売りするのは嫌だったんです。




着手より1ヶ月ほど経った梅雨時のある日、いよいよメーク秒読みか?という確かな手応えを掴みました。
ただまあ、手応えと思ったのも束の間、手応えと同時にそれは修羅場への火蓋が切って落とされる合図でもあったのでしょう。




奥深いトリックの世界、やってもやってもどつぼに嵌まる日、それが日毎にいい日、悪い日、があるくらいならいいのですが、数ヶ月単位で抜け出せないスランプに見舞われることが何度もありました。
日々一喜一憂する中、季節や木々の彩りは目間苦しく移り変わり、一向に変わらないのは僕のスキル。




そろそろ、未だにそのコンセプトに挑んでいるライダーが残っていることなど、きっと誰しも忘れていることでしょう。
それでもこの空がひとつなら、届くはずのない僕の声もきっといつか天まで響く、そう言い聞かせることが気持ちの支えになっていました。




ここ最近になりトリックの仕上がりはもとより、少し考え方、捉え方にゆとりが出てきたのが良い方向に向かっているようで、以前なら、最後の最後でミスった、渾身の一撃の瞬間に限って撮れていない、フレームアウト、諸々気が遠くなるような絶望に見舞われていましたが、何時の日からか不思議と、




今できなかったということは、これからもっとクオリティー高いのが撮れるはずだ
どんどん洗練させられるチャンスだ




・・と、そう思えるようになって来たのです。
そして・・着手より約10ヶ月かかりましたが、今更感、オワコン感満載ですが 笑
それでもいいんです、3/20(日)航空公園にてやっとこさリメーク版収録完了。実はこのメークは本日2回目、1回目は戻りがぎりぎりフレームアウトしていたため撮り直したんです。




一日でも、一分でも早く、その一心で無我夢中でしたが、ふとマシンの各所を見てみれば、あちこちからこの10ヶ月間の思い出傷が、これまでの取り組みが嘘ではなかったと物語っているようでした。
グリップも、タイヤも、ジャイロカバーも、使い潰され本望と思っていてくれている・・そう思うのは、僕の勝手な思い上がりでしょうか?


















それも含め、今となっては全ていい思い出。
これをベースに、もう何パターンかバージョン違いも練習しているので、じっくりひとつひとつクリアして行きましょう。




坂田くんへ
僕がそちらへ着くのはまだまだ先になりそうですが、いつかまた一緒に乗りましょう。








ikari-ryu part4 remake











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付き合う友達

2022-02-27 23:01:50 | Weblog












暖かくなることで乗りやすくなる、それは言うまでもありませんが、何故こうも疲れすらも感じなくなるのでしょう?
寒い時期はあんなに身体中痛くてじっくり打ち込むことが困難を極めていたのに、昨日3時間、今日6時間、これだけ乗っても身体は絶好調です。




さて、本題に入りましょう。火曜日の晩、光太郎くんとまさかのSTATIC談義と相成りました。
ご存じTYLERは仲睦まじいファミリーも多く、その平和な空間と、そこで放映する奇才Ellsbellsの贈るダーク極まりないこの地下映像との対比、それはあたかも平和ボケしている空気を八つ裂きにしているようでした 笑




そう、STATIC(GRAVEYARD)はEllsbellsの手がけるシリーズの1996年?あたり?(詳細をご存じの方、ご教示願います)の映像作品です。
Ellsbellsのレーベルは予てよりR指定だったり、税関を通過できず入手困難だったり、「そっち」の目を持ち合わせるライダーには見れる裏バージョンがあったり?何かと曰く付きの問題作を輩出してきた神レーベルです。




作品の印象、クオリティーはもとより、出演しているライダーもWESTCOASTオールスターズ、僕らのリスペクトするDay Smithも勿論出ています。
そこで!お互いに口を揃えて言ったのは、Dayはこの時が最も乗れていたのでは?という話でした。




最初に見たイメージがあまりにも強烈で、Bacovision5や4130の時のSLUMMERやBIG DADDYを駆る勇姿は今もなお色褪せることはありません。
この時期のどこか田舎臭い(失礼)雰囲気のDayの方がかえってクールだったような?EPに乗り換えた辺りから、妙に洒落っ気が出てきて、自分勝手な印象ですがいまいちイメージに当てはめることができませんでした。




ライダー業界を古今東西勝手知ったる先輩からの情報によれば、この頃からDayは付き合う友達が変わって行ったのだとのことで、仲間による影響の大きさとは遠い海の向こう側でもきっと同じなのでしょう。




そんな事例を僕もかれこれたくさん見て来ました。
影響を受け、それが刺激となりどんどん上がって行けたらそれに越したことはありません。




一方、朱に交われば赤くなる、と言ってしまうと些か乱暴ですが、地方から上京し都会の流行?に合わせようと背伸びするあまり、いつしか自分を見失ってしまう、はたまた業界からも消えてしまう、なんてエピソードも多々見てきました。




ライダーたる者、自分にしか出せない「色」をもっと醸し出せないか?
いつも僕はそう考えながら乗っています。




P.S.
次回上尾二輪會は3/6(日)です。







EllsBells - Graveyard: STATIC 1/4
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自転車が消えた日

2022-02-11 23:27:49 | Weblog










恥ずかしながらこのワタクシ、メンタルの弱さ、脆さは筋金入りです。
遠き在りし日、高校入試の時も面接官の前で目が回り平衡感覚を失いド派手にGを吐き散らかす、好きではない人と長時間同じ空間にいると悪寒を催す(これは現在も進行中)、等々、当時からぐいぐいです。




かつて大会に躍起になって出ていた時代も例に漏れず、かれこれ通算300回以上出ていても毎回極度の緊張との戦いでした。
緊張を通り越しストレスとなり身体に表れるため、立っていられないほどの腰痛に苛まされ、実際、一時車に戻り横になって出走順を待っていたこともありました。




それでいて自分のランが終わると何事もなかったように身体は軽くなるのです。
予選でも通った暁には、それこそecstasy、天にも昇れそうな気にすらなります。




そのメンタル、モチベーションの緩急があまりにも激しすぎて、自分自身に疲れるやら呆れるやら・・数値に準えるならば上がる時はプラス一億、落ちる時はマイナス一億・・
きっとそんな性格が災いしているのでしょう、日々のライディングも日ごとに自信が付く日、持っているトリック全てを失う日、まあ毎日忙しいです。




厄介な性格は僕自身が一番よくわかってはいます。ただ、今回は少々凹みました。
10年ほど前に一度は大会でも奇跡的に披露できたトリックがあります。




何かを捨てない限り次の場所には行けない、乗っているみなさんならわかりますよね?ライダー人情。
放置期間は約8年、その間にいくつも新たなトリックを手に入れましたが、放置していた時期でも忘れることはありませんでした。




もう一度リメーク版として取り戻そう




一年発起したのが去年の5/20(木)、とは言うものの8年間放置した代償は大きく、再び挑むも崩れるポイント、苦手なタイミングは当時と変わらず、調子が上がっては下がり上がっては下がり、数え切れない一喜一憂を繰り返し、とりあえず8年ぶりに再びメークできたのが先日の1/16(日)、航空公園でした。




本当に嬉しかったですが、あくまでもこれがスタートラインと言い聞かせ、舞い上がり過ぎないようメーク後もずっと反復を繰り返していました。
練習から苦しさが消える、決定的なメークが出なくとも楽しくてずっと繰り返していられる、何より失敗するにしてもいつもよりずっと踏み込んだ先の先まで行けるようになったことが嬉しくてたまりませんでした。




この感覚をとにかく身体に叩き込みたくて、忘れたくなくて、平日も夜な夜な航空公園で撮影しながら練習、どこを重点的に取り組む必要があるか検証していました。
まあ焦らなくてもこれだけの出来高がコンスタントにできていれば、あとはどんどん上がって行くでしょう、そう僕は高を括っていました。




・・ところが、どうしたのでしょう。
あれだけ平均的に踏み込めていた(と思っていた)ポイントに、どうにもこうにも手の届かないことが増えていってしまったのです。




時間のある週末に昼間じっくり打ち込んでみても、マシンは明後日の方角へ離れるばかり、再び練習は苦しいものに戻りました。
上半身はバーの真上、重心は高く、ペグにしっかり立ち上がること、それはこの練習を始めた26歳の時から言い聞かせていることです。そしてつい先日まで「できていた」時のやり方をいつ、何故やめてしまったのか?




約20年自問自答を繰り返しても身体は習得しない、できるものならこんなに時間はかからないのではないでしょうか?
でも現状できないからできるまでやる、練習量を増やすことが一番の近道。それとも中途半端で途中で投げ出してしまえばうまくなれるのでしょうか?僕にはどうしてもそうは思えなくて・・




あんなに仕上げたのに、この約1ヶ月で再びどこかへ消えてしまった。
今すぐにでも取り戻したい焦りからか、半ば意地になり徹底的にその練習ばかりしても毎日破滅に向かうだけ、あまつさえBMXに触れている気さえしなくなっていました。




毎日を共にする大切なパートナーを、僕はどこに置き忘れてしまったのでしょうか?




気分転換に他のトリックをやってみても、掴みかけて失ったものが目の前からは消せません。
ライディングから愉しさが消える、深い悲しみと不甲斐ない自分への怒りが込み上げるばかりでしたが、どこかでこの負のスパイラルから抜け出さなくては・・




2/11(金)
航空公園




乗りに行くも連日のポンコツ具合にいまいち僕のテンションは低め、それでも大切な休日ときたら極力努力は惜しみたくない、その一心で不動心を保つことを肝に命じ集中して乗りましたが、なんとも微妙な手応え、それともここまで来れても納得できないのは上達しているから、と考えるべきなのか?




3時間だけ集中して乗り、その場ではあたかも脱け殻のようにくたばりました。
車で一時間だけ思い切り休み、何かの転機が訪れたらいいなと壊れそうな身体に鞭打って向かった第2ラウンドは光太郎くんのご存じTYLER。




久しぶりに会うライダーと会話も弾み、気分転換にはこれっぽっちも時間はかかりませんでした。
メンタル、無意識にぶち上がっています。絶賛、覚醒中です。あんなに身体中痛くて乗れなくなっていたのが嘘のよう、先ほどまでは決して得ることのできなかったラインを夢中で支配しています。




身体がこのまま動かなくなってしまいそうな危機感などどこの空、連日凹んでいた自分が恥ずかしいです。
まあ、このトランス感もある日忽然と姿を消してしまうのでしょう。




ええ、そのくらいの腹は括っています。
今日はとにかく、たくさんのライダーに救われました。




楽しい休日が途方に暮れることなく。




















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ULTRA WERKS

2022-01-23 17:15:30 | Weblog










を、ご存知でしょうか?
アメリカは西海岸にあるカスタム工房?らしいのですが、僕の周りの関係各所に問い合わせても、オーナーはどちらのライダーなのか?販売はしているのか?そもそも存在を知らない、等々、未だに詳しい情報を入手できておらず、5年以上前でしょうか、SNS上のコンテンツから直にメッセージを送ったことがありますが、返答はありませんでした。




斯くなる上は来月2/6(日)の上尾二輪會でも片っ端からライダーに押し問答か、いえいえ、そんな果てしない迷惑行為はやめましょう 笑
さて、僕が数年間にわたりそこまで掘り下げたくなっているのはなんと言ってもそのカスタムセンスで、オリジナルパーツはもちろんHUTCH等既存ブランドのフレームのカスタム等も手掛けており、とにかくその光り物率の高さ、これに尽きます。




・・こ、これは、僕への挑発か?笑
あたかもそんな印象さえ抱いてしまうほど、BMXとはこうあるべき!という僕の持論を具現化しているかのような、メッキ、鏡面、ハイポリッシュの踏襲です。











オフィシャルでの販売はない、だからクールなのかも知れません。
アンダーグラウンドにこそ美学のあるBMXフリースタイル、メジャーのバンドよりもインディーズのバンドのファンになるのはそれと同じで、好きだったバンドがテレビなんかに出たら終わり、幻滅してしまう・・という気持ちになるんです。




そんな音楽人の彼らも生憎それで生計を立てられているわけではなく、働きながら夜や休日にスタジオを借りて練習する、そんな立ち位置が僕がBMXに乗るのと同じように、このULTRA WERKSも僕のシンボル?ブランド?の20inchersと同じくインディーズ中のインディーズなのかも知れません。
また、たまたま好みのど真ん中が同じだったのでしょうが、パーツというパーツのほとんどに星とスペードがモチーフになっているところまで、全く僕の求めるものと瓜二つ。




特筆すべきはオリジナル?のフォークのコラム内部にフロントブレーキを可動させる連結棒的な機構が内蔵されており、それをまたメッキ&ハイポリッシュで仕上げる、もうそのビジュアルにハートは一撃ノックアウトです。














僕も業界のインディーズ、そんな立ち位置にいられたらと思います。
また、ULTRA WERKSをご存知の方、ご一報いただけたら嬉しいです。







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合言葉は

2022-01-02 21:49:26 | Weblog



WHIPLASHは直線狙いでしょ!!











中央の残像のライダーが誰だかわかる方、重症です 笑
失礼、新年明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。




この際敢えてここでは乗り納め、乗り初め、という言葉は使いません。
言ってしまえば12/28から乗りっぱなしであり、今日もなお現在進行中です。




年末山梨での余韻に浸る暇もなく、元日は等々力緩乗會になだれ込むことに。
毎年元日恒例?となっている等々力緑地、思えば去年の元日以来丸一年ぶりでした。




面々は明君、滉一君、安定の等々力戦士。
それこそ一年ぶりの再会となる滉一君のマシンはというと・・




そもそもまずHAMMERのジャイロカバーを装着している時点で、僕は検問を通しません 笑
・・いやいや、この凄まじいまでのブレーキワイヤー細工は・・















フロントワイヤーが2本引き、ブレーキ本体の構造上利にかなっている取り回しではあるのですが、そのビジュアルのインパクトに一撃ノックアウト。
カンチ式?しかもマウントの位置をフォークの中央辺りまで下げることにより、スクエーカーの前スカッフ、僕にとってのマストトリックは実にストレスフリーに行うことができそうです。しいて言わせてもらえればガイドの角度をもう少し是正すれば完璧でしょう。




また、山梨の帰りしな道すがらずっと考えていたダブルフロント化計画に必要なアイデアが、滉一君のマシンのセッティングからいくつも思い浮かびました。
あのトリックのあのタイミングで、右手でブレーキがかけられたらどんなにスイッチが楽だろう?どんなに粘り、耐え幅が拡がるだろう?妄想はかれこれ20年近く前から抱いています。




いよいよ真剣にイメージを膨らませるタイミングが来たようです。
それ大会に出てる時代に考えろよ!・・と、今更感が否めないツッコミを入れられそうですが、まずカスタムするとしたら、ダブルフロント人口の割合として大半を占めるワイヤー1本を通しで使うタイプより、僕はジャイロケーブルの逆使いタイプをイメージしています。




現状使っているデュアルナープスはそのまま利用し、片方をダブルフロント用ジャイロケーブル(逆使い)を通し、もう片方はリヤ用アッパーを現在の2本引きから一般のジャイロアッパーケーブルに換えて通す、そんなイメージまではできましたが、その機構をどれだけシンプルにまとめられるか?




機能性重視で機構そのものを採用することはできると思います。
けれども、カスタムにおいてビジュアルのセクシーさを兼ね備えること、これ常識ですよね?




ジャイロケーブル特有の2本から1本に変換される筒状部分が、クロスバー辺りに来るのがどうも嫌なんです。
斯くなる上はパーツを自作か?ワイヤーの2本引きから1本引きに変換する部分を、圧着端子等を利用してどうにかスマートに納められないか?こんな時滉一君のように複数台のマシンを所有していれば実験や検証ができると思いますが、僕にはどうにも二足のわらじを履くことができないもので・・




毎日のパートナーにその手術を行うのはそれなりのリスクが伴います。
その攻防、いじっている時間に囚われ乗る時間が減るのが嫌なため、それが20年近く実行に移れない由縁です。





この話の続きが聞きたい方は、1/9(日)上尾二輪會で。

















P.S.
今日航空公園で約20年ぶりに左回りのWhiplashタービンメークしました。
二輪毒以来?笑




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