20INCHERS

RIDING LIFE

パフォーマンス

2023-05-29 22:07:30 | Weblog







5/28(日)
道の駅 みのりの郷東金




ナリくんからのご依頼で、なんとも久方ぶりのパフォーマンス出演をしてきました。
それなりにお客さんが集まってきては「魅せる」「伝える」ことに専念しなくてはなりません。
ショーをやっている瞬間だけは、誰がなんと言おうと間違いなく「プロ」なのですから。




それには僕らライダーの言う「メーク」よりも「楽しませる」事が前提となるのですが、僕もナリくんもやはり端々にライダー魂が見え隠れしてしまうのは否めません。




大会じゃないよ!




自分自身にも何度も言い聞かせました。
2回のパフォーマンスも無事終わったところで、安堵の思いに浸りながら1日を振り返り、お互いに似たような疑問を持っていたことがわかりました。




トリックの締めの直後に飛び降りるのはありなのか?




ショーなら僕はありだと思います。
一方、大会では、いいえ、ライダー目線ではそれをメークと判断するのでしょうか?




トリックを締めて、両足ペダルに乗りその場を去って行くのがメーク、という持論はお互いの共通項でした。
少なくとも今日ここでは、それには囚われなくてもいいのですが事細かに追及してしまうあたり、見事に取り返しが付かないライダー脳に侵されているのでしょう 笑




遅い昼食をとった後は、リヤハブ内のスクリューコーンの種類別グリスアップ論から始まり、CHASEのブレーキタッチ音の大きさ、動画の年代別ベストシーンにおける評論会とコンテンツは後から後から止めどなく沸き、気がつけば語りだしてから早3時間、久しぶりに笑い死にました。




ナリくんお誘いありがとうございました。
また一緒に乗りましょう。















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JAMの質

2023-05-01 18:16:20 | Weblog











20INCH ONLY BESTTRICK JAM
4/29(土) さいたま水上公園




心配していた天候にも恵まれ(?)いや、乗れただけでもラッキーでしょう。
風の強さを懸念していましたが、確かにストレスはあるものの乗れないレベルではありませんでした。




まず反省点から述べますが、主催をしつつ自分も乗りたい、それを甘く考えていました。
僕の場を取りまとめる能力のなさ、反省点からというか、反省点しかありません 笑




まあそこは前向きに考えましょう、反省点、課題の生まれないものに先はありません。
もう既に、半年後あたりにVol.2を開催してほしいとの声もあり、思わぬ反応の良さに救われました。




そして、僕の人脈で人を集めると自ずとこうなるのでしょうか?笑
秋田よりお越しのコブリくん、フォークのコラム下部のワイヤー直結カスタムからも目が離せません。




興奮し過ぎて写真撮るのを忘れてしまったのが悔やまれますが・・
通常コラムの中へワイヤーを通し、下から出してブレーキへ繋ぎますよね。




これがデフォルトではありますが、確かにコラムの下からワイヤーをRに?Uターン状に?する際に、そのR部分が側面に出っ張る感は否めません。
そこをコラム下部に切り込みの加工を施し、ワイヤーのR部分を作らずダイレクトにブレーキへ繋ぐ(昔これに一番近いアイデアのBULLYのカンチ式フォークがありました)という斬新?なアイデアがアップデートされていました。




加工の切断面とのワイヤーの接触、及びワイヤーの線形からタッチに抵抗が生まれないか?まずそこが一番気になりましたが・・
それはもはや愚問でした。コラムとの干渉部にはインナーにスリーブカバー、ブレーキアーチ取付部にはなんとチェーン!




チェーンを何コマか切って先端部のピンを片面のみ残し、それを滑車代わりにワイヤー本来の動きをスポイルしないよう機能が補填されていました。
これが見れた、もうこの段階で既に開催した甲斐があったというものです。




本題、ベストトリックについて。




ベストトリック
言うのは簡単ですが、これには一言では語れない様々な捉え方があり、横須賀時代からのテーマでもあります。
集まるライダーのベクトル次第で、内容の質も変わります。




それは、そもそも個々の心の中、ライディング観の中にあるもので正解も不正解もありません。
個人的には一発入魂、一撃必殺、また、「誰がなんと言おうとこれに懸けるんだ」といった信念的なものを見たいという期待感はありますが、それが単発なのか、ルーティーンなのか、それも乗り手次第で違うものです。




仮に主催側が、ベストトリックとはこういうものだ、これがベストトリックだ、と独裁的にテーマを決めてしまったら、もはやそれはBMXではなくなってしまうでしょう。僕にはそれはできません。
昨今において「BMXフラットランド」の文言を散見しますが、僕が信じているのはあくまでも「BMXフリースタイル」。自由だから楽しいし、格好いいんだと思うんです。




それぞれが思い思いに自己表現をする中、順番付けをすることには断腸の思いもあり、自分がこうなったら悔しいだろうな、と思うことを誰かにしてしまっているんだ、という葛藤もあります。
やはり「メーク」の説得力は大きいんです。メークに勝るもの、それこそが「ベストトリック」と信じていますが、今後も永遠の課題となるでしょう。




メーク率を超えた「爆弾」でタイトル奪還するライダーの登場、期待しています。
こちらも次回へ向けてもう一度練ってみます。




ただそれは大きくしよう、とか、盛り上げよう、とかではなく、ライダー個人がやるあくまでも手作りの感じをキープしたいと思っています。
大会はローカルの延長線上、練習場所の延長線上にあってほしい、来たライダーがその場所でコンテスト以外の時間も一日自由に乗れる環境が当たり前であってほしいです。




僕が大会に出始めた時代に比べ、ライダー人口、それに伴うエントリー数も比べものにならないほど増えており、時間や場所等制約が出ざるを得ないのもわかります。
でもたまには、こんな昔ながらのやり方があったこともわかってもらえたら嬉しいです。




元も子もない、そんな本末転倒を表す慣用句がありますが、大会と言えども、その全てが変わってしまっては‥
ライダーのために始めたはずのものが、いつしか観客のため、企業のため、コンセプトがぶれてはいけないと思います。




この日に至るまで、紆余曲折、賛否両論ありましたが、支えていただいた方々、見守っていただいた方々のおかげで無事開催することができました。
ご参加、ご協力ありがとうございました。

















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決行します!

2023-04-27 17:01:30 | Weblog











20INCH ONLY BESTTRICK JAM
4/27 PM現在4/29の天気予報は微妙ですが、運を天に任せて決行します。



12時~13時にの間にスタートします。場所がわからない方はご連絡ください。
よろしくお願いします。








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20INCH ONLY BESTTRICK JAM

2023-04-24 20:56:18 | Weblog




今週末土日とも天気が怪しいため、4/27の天気予報で開催の是非をお知らせします。

予定通り開けそうなら、天気の移り変わりにもよりますが、12時から13時くらいの間にスタートしたいと思っています。

僕は午前中からいる予定です。





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ヤミ車検

2023-04-14 23:35:02 | Weblog












先日のYY CUPでのひとコマです。
大阪に来たからには!のE君とも久しぶりの再会、相変わらず気さくなトークで、なんと言うか普段からちょくちょく会っているかのような話しぶりでした。




実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな




という格言がありますが、中身が熟した稲ほど実の重みで頭が下がる様子から、知識や徳を積んだ人ほど謙虚な人間になること、まさしくそんな人柄がにじみ出ており、いつお会いしてもただただ頭が下がるばかりです。
さて、本題に移りましょう。大会の会場ならではの風景、出走待ちの数えきれないほどのマシンが全て逆さまにずらーっと整列している様は、いつ見ても壮観な眺めです。




そんな中、E君はそのマシンのチェーンステーとクランクとのクリアランスを1台1台ヘビーチェックし、マシンあるあるのクランクの瞬間的なしなりでチェーンステーに傷をつけてしまう、ひどい場合潰してしまう事象を実に目敏く検証されていました。
僕も過去のそんな苦い経験に基づき、クリアランスは最低8mmは確保するようにしています。













少し側面に出っ張る感は否めせんが、とりあえず僕のマシンは車検に適合するようでした 笑
また、クランクの材質、形状にもよりますが、クランク本体とペダル取付部の先端にある突起部を溶接ぎりぎりまで削れば当たらずに済むのに・・という鋭いご意見もいただきました。




・・確かに。その突起部を削ればかなりのクリアランスは確保できます。
言われるまで気づきませんでした。僕もまだまだ若輩者です。




大勢がコンテストに興じる傍ら、車検が通るか?通すか?整備不良車の一斉取り締まりが行われていたのをお気付きだったでしょうか?笑






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殴られた痛みを忘れずに

2023-04-11 22:57:04 | Weblog




えっ?




毛むくじゃらの愛娘はいつもとの様子の違いを即座に見抜きました。
視線を感じると出にくいため、いつも出掛けの直前にドライフードをあげて家を出るのですが、




こんな夜中にどこへ行くの?




あたかもそう言わんばかりに食事には全く食い付かず、食い付いて来るのは僕の背後でした。
ペットシッターさんにお願いしているとは言え、やはり長く留守番をさせてしまう事への罪悪感、背徳感との迷いや葛藤を振り切り大阪まで5時間半のドライブ。




夜が明ける頃着いた天王寺、4/8(土) YY CUP
大会にエントリーするのは実に約4年ぶり・・緊張する自分に、射し込む朝陽が少しの期待をくれましたが、運命の手応えは如何に?




いざ出走順は13人中ラスト、新出君の次です。
・・復帰戦一発目と来たらまあこんなもんでしょうか、これまでの大会ブランクにおける代償、様々な要因もあったと思いますが、結果、それにしてもまあひどい醜態を曝しました。




積み重ねてきたものが一瞬にしてここまで崩れ落ちるとは・・あまつさえBMXに乗ってさえいない感覚、想像を絶する精神への衝撃。
練習を毎日していようが、本番で披露できなければ全ては「無」、自信からプライドからメンタルから全て粉々になります。




思い切りぶん殴られて目が覚めました。思い出しました。
そう、それが大会です。




何回のミスで、それがどんな結末になるか?
ずーっと長いこと大会ではジャッジもしていたため、僕自身が一番よくわかっています。




無意識でした。自分のランが終わった瞬間「もう無いな」の感覚が、僕の足を自ずと会場の外へ向かわせたのでしょう、気がつけば表通りでひとり佇んでいました。
雑踏に混じり背後では会場内での歓喜のどよめきが響いています。とても楽しそう。



















ひとり天を見上げれば、やけに虚しく抜けるような青空がそこにはありました。
それは空っぽの僕のライディングを象徴するかのよう。




下手な奴が悪い




重々存じ上げておりますが、改めて身をもって勉強させていただきました。
虚ろな気持ちで眺めた大阪の街並み、それも旅ならではの風情です。




行った先々での心の浮き沈みが激しすぎて、いい加減自分自身に疲れてもきますが、帰路に就き大阪を後にする頃には、あともう少しゆっくりできたら・・そんな切なさが旅の終わりを飾ります。




きっとこれもいい思い出、あとはそれを無事に家で待っている愛猫のもとへ持って帰ること。
お会いしたみなさん、2日間お世話様でした。




















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三途の河

2023-03-27 23:30:34 | Weblog











何もかも投げ出して、今すぐ乗りに行きたい




思えば、こんな気持ちになるのもずいぶんと久しぶりでした。
大会にしょっちゅう出ていた頃は、何かにつけてその衝動に駆られていたような気もしますが・・




そんな気持ちになるのは、決まって自分の不甲斐なさに腹が立つ時や悔しい時、その憂鬱に雁字搦めになっている時、いいえ、勝手にそう思い込んでしまっている時、その心の曇りを掻き消すようにがむしゃらに乗りたくなることがあります。




悪いのは下手な自分、誰のせいでもありません。
どの世界でも同じかと思いますが、なんと言っても実力社会、スキルのない者に弁解の余地はありません。




悲しいかなイメージを具現化する才能が乏しい上に、それに反比例するように妄想ばかりはリアルタイムに生成されて行きます。
頭の中にあっても仕方ない、どんどんライディングをもって表現したい、それを全てこなすには一生なんて時間が足り無さすぎるのです。




行き止まりの見える近い壁に、手でさえ届きそうな低い天井。
行き場のないイメージに頭を埋め尽くされる時、頭は割れそうな衝動に陥ります。




表現者は、何かひとつ目標を達成した暁に、もう既にその数次元先のものを見据えています。
その繰り返しが表現者の宿命なのかもしれません。




次元の更新ができなくなった時、表現者はどうなるのでしょう。
アーティストなどが自ら命を絶ってしまう気持ち、垣間見える時があります。




自暴自棄になるのはもっての他ですが、人は、生まれた時から死に向かっているとも言います。
僕は、ライダーとしての行きつく先が死とは思いませんが、時々怖くなることがあります。




自らの美学と貪欲な探究心、そこから逃げる気持ちを大きな河と重ね合わせるならば、自分の弱さに流され向こう岸へ渡ってしまっては今の場所にはもう戻れない、常にそれとの隣り合わせです。




結局僕にとってのBMXとは何なのでしょう、これをただの「趣味」という形容で片付けられるのでしょうか、答はわかりません。
答が見つかってはいけないような気もします。




いずれにせよライダーならどう転んでもただただ乗るだけです。
僕に残された道はそれだけなのだから。













P.S.
4/29のベストトリックジャム、雨天時は4/30に延期となります。
あんなライダー?や、こんなライダー?と乗れるかもしれません。お楽しみに。














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20インチ乗りの諸君へ

2023-02-12 21:14:37 | Weblog















C'mon Everybody!!





2023.4.29(土)
埼玉県某所にて20インチ限定のベストトリックジャムを行います。
まずはお試しということで公式に場所の使用許可を得ていないため、詳しい開催場所についてはお問い合わせください。




イメージは、僕たちが以前にやっていたうみかぜJam内での昼休みを利用したベストトリックジャム?コンテスト?を憶えているでしょうか?あれの再現版を考えています。
当日は午前中10~11時くらいから集まり始め、昼過ぎくらいからそれぞれの自慢のトリック合戦と行けたら!もっと言ったら僕も一緒にその中で乗りたいと思っています。




人数にもよりますが、1時間程度?のJamで納得行くまで何度も挑戦してほしいです。泣きの一回、いや、二回?大歓迎です。
見たこともないようなトリックで生き様を十二分に表現したライダーには!僕の独断と偏見によりますが、ささやかな賞金も予定しております。




「20インチ限定」という部分に賛否あると思いますが、それはただ単に僕が20INCHERSの看板を背負っているからだけではありません。
今のご時世小径のBMX人口が増えているのを横目に、あくまでもBMXは20インチからがスタート、という僕の持論を伝えたく、まだ20インチに乗れていない子達のいい目標となる場にできたら、という思いで今回踏み切りました。
どうか、ご理解ください。




それでは4/29、僕と握手。








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削った命の重さ

2023-01-27 18:11:13 | Weblog












フィルドラン抜き3周 初メーク。
1/26(木)航空公園





思い描いたものが現実のものとなるまで、それに費やす時間とは本当に早いものです。
昔から、それこそ20代半ばあたりで、フィルドラン抜きそのものは何となくできてはいました。





フィルドラン抜き、と言いますがもしかしたらCHASEが先駆け?なのかもしれません。
ただ、CHASEのは微妙に抜きのタイミングが違うこともあり、これに関してはやはりフィルドランのイメージでやってきました。





LINKTあたりの水色のTAOに乗っていた時代のフィルドラン、あのイメージがこのトリックに関しては僕の教科書です。
国内ではLINKTのリリース直後あたりで山本(ヤンマー)くんがやっていましたが、意外にもその他に見る機会がありませんでした。





悲しいかな知識に対してスキルが比例していませんが、知識なら豊富?にあるため、みんなが気づいていない部分、忘れている部分を見つけ出しそこをテーマにどこまで掘り下げられるか?そんな練習が昔から好きなんです。
トマホーク系、ピンキースクエーカー系、背面系、ディケード系、と時代と共に様々なスタイルを楽しんできましたが、ここ1年近くは今回のテーマ「フィルドラン脳」に自分自身を叩き込んできました。





それこそフィルドラン本人がやればあっさりやってしまうのでしょう、しかし、この同じ動作を連続で繰り返すのは、やっているライダーを僕は見たことがありません。
予てよりいつだって忙しい動きが好きな僕、ここまでじっくり時間をかけ始めたのは初めてでしたが、初の2周目に入れた時、まさしくそれはかく言う「忙しい」動きの最たる所でした。





やればやった分だけ先に進める、反復練習がもっとも楽しい時期です。
そして興奮も冷めやらぬまま、あれよあれよという間に未だ見ぬ2周を去年の夏ごろに初メーク。





ジャグリング系は、「3周」というのがいいリズムであり、アクセントにもなるんです。
1周だけでは心許なく、3周以上繰り返すとくどくなります。





だから着手当時からずっと、今回も然り2周に甘んじることなく「これを3周繰り返したい」そう頑なに拘り続けてきました。
2周クリアーしたからにはいよいよ念願の3周目!





‥と、行きたいものですが、そうは問屋が卸しません。
ここにて来ました、トリック特有の正念場が。





夏の終わり頃でしょうか、暗礁に乗り上げてまったく先が見えなくなってしまったのです。
3周は疎か2周目すらも覚束ない、あまつさえまず左スカッフのフロントヤードに入れない、そんな日々が続きました。





あれだけ飛ぶ鳥を落とす勢いで走り続けた、あの時に見えた景色は何だったのでしょう。
公園で傷心する自分の心の奥まで沁み込んでくる8月の雨に蝉時雨、時折聞こえる雷の音は、成長の終止符を告げているようにすら響きました。





‥けれども、僕らライダーは結局のところ「乗る」以外に明日はありません。
1/2の豊田スタジアムにて、念願叶って初の3周目になんとか入ることができました。





いよいよラストスパート?秒読み開始?か、地元に帰ってきてからも一日1回3周目まで入れるか?
あわよくば戻りのランディーロールまで持ち込める回もちらほら、そしてついに最強?最狂?寒波3日目、いくらか風の治まった1/26の晩に延べ日数10ヶ月ほどかかり3周初メーク。





初メークは、当然一番ぎこちない状態です。
これを撮影してしまうと今後洗練させる気持ちが「公開できた」という事実に甘えそうなため、納得できる仕上がりを迎えた暁に動画にて公開します。





毎度のことながら初メーク、とはいともあっけないものです。
それで決定的な成長をしたわけでも、今後の成功を保証されたわけでもなく「初めてできた」ただただそれだけに過ぎません。





夜空に大輪の花を咲かせ、一瞬で弾けて消える花火に魂を込める花火職人と、僕らライダーの在り方とを重ね合わせてみても、やはりその「一瞬」にどれだけ自分の命を削れるか?
そこが浪漫でもあり、愉しさでもあると思います。

























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でらうま

2023-01-03 11:15:23 | Weblog



2023年
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。














1/2(月) 豊田スタジアム
まず、でらうまについての回想を辿ってみたいと思います。




















20歳?くらいだったと思うのですが、初めて訪れた名古屋でらうまカップ
初めての衝撃も相俟って周りのレベルの高さにカルチャーショックを受け、自分のトリックがなんともつまらないものに思えてしまい、なんの爪痕も残らない、記憶にも残らない結果でした。




このままでは悔しい!
なんとか早く向こうのレベルに追い付きたい!




リベンジを目論み次にエントリーしたでらうまは元日、それ以来、年越しを名古屋で過ごすのが毎年の風物詩となりました。
大会のレベルの高さは相変わらずですが、名古屋まで来る価値はそれだけではありません。




なんと言っても大会の大トリを飾るのは正太郎くんのスタントショーでした。
公園の階段の上から池の向こうまで飛び越える、4tダンプを縦に飛び越える、年々そのコンセプトは過激さを増す一方、スタントのリハーサルの段階で救急車がスタンバイしている回もありました。






















また、各地のローカルライダーとのコラボを図ったバージョンで、桑名(三重)のスケートパークでの開催や城端(富山)のスケートパークでの開催もありました。
当時から何かにつけて正太郎くんにはお世話になっていたこともあり、でらうまの開催の情報も久しく聞かなくなっていた先日、とある情報筋からなんと!再びでらうま開催の文字が瞳に飛び込んできたのです。




これは顔を出しに行くのが礼儀でしょう。
微妙に元日ではない1/2とのことでしたが、それでも再び僕の気持ちを盛り上げるのには十分なシチュエーションでした。




集まっていたのは90%以上がストリートでしたが、それでもその中には白川公園時代からずっと憶えていてくれている方、久しぶりに共にライディングをするライダー、その土地毎にライダーの毛色の違いを感じられるところが、地方に出かける醍醐味でもあります。




今年はどこに旅に出ようか?
楽しみで仕方がありません。























時系列が前後しますが、先日の松戸の模様です。

MATSUDO YEAR END JAM 2022













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