20INCHERS

RIDING LIFE

I hate

2012-05-24 22:05:55 | Weblog
今年に入り右膝の爆弾を抱え、いつ爆発するかわからない恐怖心と常に隣合わせのライディング。

次の回で2012 2ndを手に入れるか、激痛に見舞われライディング中断か。期待と覚悟の飽和した朝の空。

手が届きそうで届かない、そんな攻防を繰り返すのも早半年以上。
取り組み始めて1週間以内に惜しいのは何度もあり、それ以降は日に日に雲に霞んで行く一方。長い冬を越え、ライディングの春を迎えたここ最近、たまにではあるが漸く再び取り戻して来た手応えはあった。


ライディング時間の長さではない。
来る時はものの数分で来る。


次の回でケリを付けよう!


意気込んだ直後、核弾頭が爆発し歩行困難に陥った。
3週間からひと月に一度のペースで逆鱗に触れてしまう、黒ひげ危機一髪スタイル。なんとかマシンに跨がりプッシュで出勤したものの、又しても目的地までの道程を大きく迂回させられてしまった。



「明日の朝こそ」



そんな他愛もない期待感にときめいては毎回挫折に終わる。
愛想を尽かした家なきカラスも嘲笑っているようだ。




回復を待ち、再度挑むのみ。




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RHODES PRODUCT(S)

2012-05-19 10:53:31 | Weblog







この3人を撮影した秋留台公園のロケーション。
覚えている方は何人いるだろう。



RHODES PRODUCTS
19の夏、夜な夜な1本の電話が。なんと相手は雲の上の存在だったRHODES代表の中本さん。
JFAでの活動が評価され、恐縮にもスカウトして頂いた我が1stスポンサー。

プロテクター、Gyroカバー、バーエンド、バルブキャップ、ペグ、ナープス、シートポスト、etc‥
コンセプトである「学生達にも買える価格設定」は実に良心的であり、パッケージにサポートライダーの名前が記されていた時期などもあった。


RHODES RIDER
RYU NAKAMOTO

RHODES RIDER
SHINICHIRO ITO


等々、同じパーツでもパッケージによってサポートライダー名が違い、売れた数だけそのライダーのカリスマ性が一目瞭然と地味なプレッシャーが懐かしい。
また、ある時期には、


RHODES RIDER ?
MITSUHIRO TAKAHASHI


‥?


そんなユニークなパッケージも。
個人的にレアものに位置付けられたのは、ステッカーのロゴが、


RHODES PRODUCTS


RHODES PRODUCT


と時期によって2種類あり、「S」なしのタイプは一度も支給されたことがなかった‥







さあ、こんな昔話に食いつく方、挙手!

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rhapsody in birthday

2012-05-14 21:08:21 | Weblog
一年に一度だけ、happy birthday yeah!


少年時代に、ride BMXを定期購読していた時期があり、ある号の付録でchris rye監修のPROPS絡みで仕掛けた年間カレンダー兼ライダー図鑑的なものがあった。
よくよく見てみれば、ビデオや雑誌等で見る海外のスーパースターの名前と生年月日がところ狭しと記されている。
その中で発見した英雄、kevin jonesの誕生日がなんとも偶然、


5/12


見事に自分の誕生日と被っていることを発見。
子供心に畏れ多くも、内心ひとりで舞い上がっていたことがあった。
そして先日5/12(土)に36歳を迎え、BMXと共に歩んできた道程をしみじみ思い出す間もなく、日付が変わった途端お祝いメッセージが怒涛の如く届いた。
なんて嬉しいことだろう。
一生分のお便りを受け取った気さえしたが、やはり多くのライダーはそのライダーカレンダーとやらを知ってか知らずか、kevinと誕生日が同じであることがメッセージに盛り込まれていた。

世間知らず、常識知らずのまま貴様を道連れにするのも21年目。
思えば中学3年のあの日、小僧の分際で生意気にもgirl friendと航空公園を訪れていなかったら、今頃どんな人生を歩んでいただろう。その航空公園で遠くから眺めていた数時間のインスピレーションこそ、紛れもなく人生のターニングポイントだったのは言うまでもない。





5/12(土)
横須賀

出だし好調、掛けだし好調、単身ノンストップ5時間のライディング。
だが、陽も傾き始めたPM4:00過ぎ、ここに来て神は自分に試練を与えた。大会等で一発メークを何度もしているrollaidがどうしても確認できない。終いには「できる」という事実すら疑わしく思える始末。

魅せ場で一発で決まるのなら、今ここでひとり意固地になり執拗に求めなくてもいいじゃないか。
良識ある大人ならそう割り切れるだろう。一瞬、いや、コンマ何秒かを求め数十分近くの悪夢の中もがき、傍から見れば小さな自転車と荒れ狂っている36歳。

無理やり戻った後の脱力感は切なさ以外の何者でもない。
トリックと喧嘩し、嫌いになってしまう悲しさ。好きすぎて勝手に苦しんでしまう、いやはや厄介な性格だ。

そんな自分を救ってくれたのが、妻の実家で馴染みの面々がお祝いをしてくれたことだった。









5/13(日)
ヨコスカンスクール#12
1st anniversary issue


ネーミングは微妙だが、自分の格好良いと思うBMXの在り方を伝えたい気持ちを込め早一年。
なんとこの日は15年以上も前のエキスパート時代の戦友、高橋「みつ・天狗JAPAN」充浩君が蕨より駆けつけてくれた。BMX PLUS等当時のとある参考資料にライダー達が夢中で食いつく中、
要所要所で自分が「こんなのもあったな」と呟くと、みつ君は「そうそう、あったあった」といった具合に、唯一のフォローをしてくれる存在だった。
我々にとって、今単純にレトロ&オールド好きな視点で見ているのではなく、リアルタイムで過ごしたアイテムであるため、長所短所共に知り尽くした体験談にも花が咲く。


 
また、この日はずいぶん前から果敢にdecadeに挑戦していたべんぺけさんが見事にメークを披露した。
毎度毎度あと少しというところで、敢え無く時間及び体力切れにより悔しがっていたのを見ていたが、遂にベールを脱ぎ、日の目を見る日がやってきたのだ。そんな感動のレポートはこちらにて近日中に公開予定。



時間はあっと言う間に流れ、時刻は14:00。
ここで恒例「帰りの会&記念撮影」。そんな中サプライズがやってきた。









スクールからのbirthday cakeの登場だ。




これにはやられた‥
ライダーの皆さんの熱い気持ちに一発KO。
本当にありがとうごいます。しかもネームプレートをよく見れば、









はら じゅんいちろう




こ、これは、愉快犯か?
しかし注文者サイドの意向はわからないでもない(笑)

皆様へ。
多くのお祝い、メッセージをいただき、ありがとうございました。
たくさんの方々に支持されて今があることを、本当に感謝しています。


今回もご参加いただいたライダーの皆さん、ありがとうございました。

次回ヨコスカンスクール#13は6/10(日)を予定しております。
引き続き今後ともよろしくお願い致します。





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GW

2012-05-07 14:37:16 | Weblog





初メークから丸1年以上の月日が経過しても3度のメークはない。
メークの事実は記しているが、それを確認するのにこれだけの時間を費やしている以上は、やはり「まぐれ」「できちゃったメーク」といった幻の領域からは抜け出せていないのだろう。



Ikari-ryu part3



part2の入りと戻りの間に往年のtomahawkを織り込んだ展開をpart3とした訳だが、個々のスイッチが細かくタイミングの繊細さが要求され、かつそれらが入りから戻りまで一連の安定性を維持しない限り繋がらないため、超ド級の難易度を自分に投げかけている。

去年の4月に手にしたのも束の間、メークまで辿り付けない、あまつさえ練習したいポイントまでも辿り付けない日々が数ヶ月にわたり続き、出来なさ過ぎて闘志も熱い気持ちも冷めてきてしまうといった負のサイクルにも見事に陥り、そんな時に別の新作との出会いがあればたちまち気持ちはそちらに靡いてしまう。

ただ、空いてしまった傷口に新たなものを詰めれば一旦血は止まるかもしれないが、傷が癒えてきた時に、今度はそこに詰めたものが気になってくるのが人情というもの。
それでいつかはしらけ、結局最初に出会ったものを取り戻したくなる。

それは人の心もライディングも例外なく、そんな折、ここ最近になりほんの僅かではあるが、漸くやり方を把握した、こつを意識した上での反復練習ができるようになってきたのだ。
嵌まるポジションとタイミングが合致した際、


「大丈夫だ、行けるよ」


前向きに自分へ言い聞かせることが、一歩前進への突破口となった。
じわじわと「まぐれ」から現実味を帯びた存在となり、5/5に近年稀に見る10時間といった長期戦に持ち込み3度目のメークを確認することができ、念願の2012 2ndは未だに未完成だが、心地良い夜風の中満身創痍で馴染みの面々と向かった焼肉店では、GWの良い思い出ができた。



横須賀に春はなく、既に夏本番だ(笑)









2012 04 22 TRINITY 1st Anniversary.mov
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Ikari-ryu 3

2012-05-05 15:26:05 | Weblog
15:20
Ikari-ryu part3

1年越し通算3回目メーク。
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saturday morning

2012-05-05 07:06:52 | Weblog
AM7:00
横須賀


新作を手に入れるか、身体が壊れるか、一騎打ち。
ライディングスタート。
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satisfy

2012-05-02 07:30:19 | Weblog
4/30(日)
代々木公園~駒沢公園


代々木公園では旧車のオーナーの方々による展示会?的な集まりがあると聞きつけ、久しぶりに娘と2人行脚。
着くなり色とりどりの名車が出迎えてくれた。また、その傍らでは必然的に先輩方の往年のトリック合戦が勃発。たーさん、和田さん、元章さんといったレジェンドを前に恐れ多くもセッションに混ぜていただいた。
貫禄のライディングもさることながら、先輩方のマシンが放つあまりのcoolさに見とれてしまい、例により撮影よりも肉眼で見入ってしまった。
HUTCHの色違いが同時に複数台見れる機会は、個人的にこの上ない贅沢なひと時であり、しかもあの保存状態の良さ。barの角度ひとつをとってもオーラに満ちており、あんな風に颯爽とマシンを駆ることができたら、見晴らす景色はどんなに美しいだろう。

集まりは昼下がりにはお開きとなり、ひとり、またひとりとライダーの数も疎らに。
一応この日は「娘に自転車の乗り方を習得させる」と銘打ってきたため、引き続き公園内で練習(娘の)を再開。
ややいい線まで掴んだところで、気分転換も必要かと判断し駒沢へ移動。


自分が乗りたいだけでしょ?


そんな娘の視線はさておき、聖地駒沢へ久しぶりに訪れてみれば変わらぬ景色、変わらぬ同志達の表情。



テンション上がらない訳がない。ひとりではあんなに長期戦を強いられるrollaidだって、多くのライダーを前にすればこの通り。メークまでの道程は、ひとりの場合最悪50回以上、この日の駒沢並みのシチュエーションなら5回以内。
ライディングは体ではなく気持ちでこなすものだという持論を、この場を以て改めて再確認した。
そんな至福のひと時、事件は起きた。


「原さんじゃないですか!?」


振り返ればそこには、マシンはオールブラックのS&M。前後ブレーキ標準装備にノーペグスタイル。
挨拶代わりのroll back & rock'n roll slide。あの日あの時見た動きが一分たりとも衰えていない、自分の心に永遠に輝き続ける駒沢オールスターズのひとり、




石橋“タヌキ”登君、見参。



いつ以来だろう。10数年間会っていなかったことは間違いない。
よく駒沢の道路傍や、近辺のイベント会場等でタヌキ君の実家で営んでいるというカキ氷屋さんが軒を構えていたのを微笑ましく見かけていたが、タヌキ君本人と再会できたことでこの日の自分は頂点にまでぶち上がった。
代々木でお会いした元章さん達と同じく、やはりタヌキ君もbarは前傾姿勢。前々から無意識に気持ちは靡いていたのだが、遂に自分もbarの角度変更の秒読み開始か。

その魅力は、同世代の読者の方ならご存知かもしれないが、吉田聡著「湘南爆走族」というよく読み耽っていた漫画があり、それに登場する親衛隊長「石川晃」が乗る単車の風防が前傾していることに起因しており、因みに横須賀界隈では今もなお当時の単車のスタイル愛好家による「旧車会」なるものが存在し、石川晃スタイルをたまに見かけることができる。彼等を見ると、


唸る直管 闇夜を裂き 朝まで全開 accel on


そんな歌詞が聞こえてきそうだ。
脱線する前に話を戻そう。タヌキ君本人の意向により撮影こそNGだったが、自分のこと、当時新所沢にショーに来た後航空公園に乗りに来てくれたこと、それら全てはっきり覚えていて懐かしさのあまり思わず目頭が熱くなった。
心の叫びとしては、


自分如きに、「さん」付けはやめて下さい!









日暮れ時、ふと娘に視線を凝らせば、なんと自転車に乗れるようになっているではないか。
自分が初めて自転車に乗れたのは4歳の時だった。それよりも一年遅れではあるが、それは今まで自分が育児というものに対しての意識が希薄だったことの現われだろう。


この日、ほんの少しだけ「父親」に一歩近づけただろうか。






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1st anniversary

2012-05-01 06:58:17 | Weblog
さて、今月もやって参りました。
印象は低俗でも「熱い魂じゃ誰にも負けない」がモットーの、


恒例ヨコスカンスクール#12
1st anniversary issue

5/13(日)
横須賀 うみかぜ公園
12:00~14:00


私事ではありますが、前日の5/12にめでたく満36歳となり、ライディング歴21年目を迎えた最初の一大イベントとなる今回のヨコスカンスクール。
晴れて1周年晴天記録樹立となるか。


お楽しみに。
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