舶来文化と日本古来の文化が渾然一体となり美しい風情を醸し出す街、神戸。
水平線が遥か彼方に広がる貿易港、背景には悠大な六甲山麓。いつ来ても素敵なロケーションだ。
そんな神戸を訪れるのも今年2回目。
10/26,27
世界選手権 FLATARK
どこまで行けるかはわからないが、身体の動くうちはライディングを続けよう。
そして、大会があるうちは挑戦を続けよう。
決意を再確認する意味でもエントリーした世界選手権。エントリーしてからは明らかに気合いが入り、日々のライディングの密度も濃くなった。
‥が、結果から言うなれば、決戦の瞬間はだいたい全体の半分くらいは出せたかな?といった感覚だったが、やはりあともう一歩精度を上げないことには生き様は見せられないのだろう。
順位的には28/43。圏外。
自分の結末はさておき、その他のライダーのリザルトにも数々の疑問が残ったが、本航海ではそれを超えた大変有意義な時間を過ごすことができた。
多くの方々との再会、遠く離れていても変わらない同期生の志。
「格好いいBMXフリースタイルはこうだぜ!!」
と言わんばかりのテイストが、再会を懐かしんだ方々との会話だけでなく大会全体から強力に伝わってきたのは嬉しかった。
最近の「BMXフリースタイル」ではなく「BMXフラットランド」=競技→スポーツといった在り方、風潮に違和感を感じていた自分にとって、特にエキスパートにエントリーしていた多くのライダーが思い思いに自分を表現する姿勢は堪らなくcoolに映った。
自分が最も好きだった大会の雰囲気、どこか泥臭さの残る中にも、ふと辺りを見渡せばとてつもない数の群衆で会場は溢れ、そこかしこでごった返しているではないか。
思わずしみじみ感傷に浸ってしまったが、自分が中学生の時憧れたアメリカのギャングのカルチャーがよくここまで大きくなったものだと。
健全なイメージの植え付けに成功し社会的認知度を得た分、忘れてしまっているものはないだろうか?
その辺り価値観が見事に一致する石谷君(シャーリー)、太郎君との語らい節はヒートアップする一方で、今回の世界選手権FLATARKはそういった意味でもシーンに一石を投じた一大イベントだったに違いない。
盛り上がっている場でのコミュニケーションも良いが、こうしてサシで深く語り合えた時、本当に来て良かったと思う。
夕焼けに染まる茜色をした六甲山の頂が、またひとつ思い出のメモリー更新に一役買っていた。
とっぷり陽が暮れた後も余韻に浸りながら誰もが口々に、
「ヤバかったね!!」
「大会はやっぱりこうじゃないと!」
と、雑踏に混じり聞こえる会話が、それぞれの心に残った証を物語っていた。
闘いに挑んだライダーの皆さん、お疲れさまでした。
そして、大会運営スタッフの皆さん、格好いいコンテストの再建ありがとうございました。
水平線が遥か彼方に広がる貿易港、背景には悠大な六甲山麓。いつ来ても素敵なロケーションだ。
そんな神戸を訪れるのも今年2回目。
10/26,27
世界選手権 FLATARK
どこまで行けるかはわからないが、身体の動くうちはライディングを続けよう。
そして、大会があるうちは挑戦を続けよう。
決意を再確認する意味でもエントリーした世界選手権。エントリーしてからは明らかに気合いが入り、日々のライディングの密度も濃くなった。
‥が、結果から言うなれば、決戦の瞬間はだいたい全体の半分くらいは出せたかな?といった感覚だったが、やはりあともう一歩精度を上げないことには生き様は見せられないのだろう。
順位的には28/43。圏外。
自分の結末はさておき、その他のライダーのリザルトにも数々の疑問が残ったが、本航海ではそれを超えた大変有意義な時間を過ごすことができた。
多くの方々との再会、遠く離れていても変わらない同期生の志。
「格好いいBMXフリースタイルはこうだぜ!!」
と言わんばかりのテイストが、再会を懐かしんだ方々との会話だけでなく大会全体から強力に伝わってきたのは嬉しかった。
最近の「BMXフリースタイル」ではなく「BMXフラットランド」=競技→スポーツといった在り方、風潮に違和感を感じていた自分にとって、特にエキスパートにエントリーしていた多くのライダーが思い思いに自分を表現する姿勢は堪らなくcoolに映った。
自分が最も好きだった大会の雰囲気、どこか泥臭さの残る中にも、ふと辺りを見渡せばとてつもない数の群衆で会場は溢れ、そこかしこでごった返しているではないか。
思わずしみじみ感傷に浸ってしまったが、自分が中学生の時憧れたアメリカのギャングのカルチャーがよくここまで大きくなったものだと。
健全なイメージの植え付けに成功し社会的認知度を得た分、忘れてしまっているものはないだろうか?
その辺り価値観が見事に一致する石谷君(シャーリー)、太郎君との語らい節はヒートアップする一方で、今回の世界選手権FLATARKはそういった意味でもシーンに一石を投じた一大イベントだったに違いない。
盛り上がっている場でのコミュニケーションも良いが、こうしてサシで深く語り合えた時、本当に来て良かったと思う。
夕焼けに染まる茜色をした六甲山の頂が、またひとつ思い出のメモリー更新に一役買っていた。
とっぷり陽が暮れた後も余韻に浸りながら誰もが口々に、
「ヤバかったね!!」
「大会はやっぱりこうじゃないと!」
と、雑踏に混じり聞こえる会話が、それぞれの心に残った証を物語っていた。
闘いに挑んだライダーの皆さん、お疲れさまでした。
そして、大会運営スタッフの皆さん、格好いいコンテストの再建ありがとうございました。