乗り続けながら、何がすごいライディングなのか?わからなくなってきている。
結局のところ、自分がすごいと思うものを信じ、うんざりするほど溢れかえる情報に左右されずに突き進むことが大切、という結論にいつもたどり着く。
・・その理論、考え方の図式を徹底的に頭に叩き込んで行くうち、業界で誰が何をしているか?どこで何が起こっているか?ほとんどわからなくなった 笑
まあ、単純に自分が乗りたいから乗る、それが究極の目的であり、周りの喧騒はそんなに重要なものではない、と気づけたのだと思う。
先日、昼下がりの心地良い微かな眠気に包まれていたひと時、ふとあるメディアをたまたま見るなり稲妻が脳裏を突き抜けた。
前述の「自分がすごいと思うもの」は現在進行形か!?
このお方の存在。
画面越しではあるが久しぶりに血が騒いだ。
乗っているのだろうか?
・・もとい、愚問か?やめることができない、もはやそんな領域か?
幅広いスキルでオールマイティー、それプラス、いや、それ故に生まれた?オリジナルトリックの踏襲。
天才の閃き?Rossが見せるダブルウィップやノーフットウィップ等々、これらは発想としてあまり難しく考えていないように見える。
オリジナル、となると頭の硬い日本人の典型か自分はどうしても複雑に複雑に、といった頭でっかちな発想ばかり。
複雑に、ではなく、発想がどれだけ宇宙(コスモ)に出ているか?固定観念を捨てることが必要。
また、ローリングアンダーテイカーを左回りでやっているのも、グーフィーでない限り左回りでブレーキは使えないことから、実に利にかなっている。
アラウンドザワールドではない、一連の動作で片手は常にバーから離れないアンダーテイカーを走りながらやっているこのセンス、いつ見ても感嘆の雄叫びを禁じ得ない。
サンフランシスコで修行中だった右峰君が、背景でじっとRossのライディングを凝視している姿も見逃せない。
そんなこんなで到底足元にも及ばない自分ごときが、夕方会社から一目散に航空公園へ向かい、ひたすら昔やっていたアンダーテイカーを気が狂ったように反復していたのは言うまでもない。
取り残されてもいい、我が誇り90's。
inTRIKat - CONNECT 13/17 - Ross Smith
この時代の雰囲気が好きですね。
BGMもかっこいい笑100