
先日はある読者の方から、こんなお便りを頂きました。
「川村翼君は今どうしているのでしょうか?」
まず、彼のライダー像からの概要を述べると、約10年前に自分と同じく東京の西多摩地区を拠点に活動していたライダー。
彼を筆頭に、所謂「昭島ローカル」なるものが存在し、土地柄よく秋留ジャムのホームである秋留台公園に行っては、伊東兄弟からも可愛がられていた。
若さ×センス×環境
と、三拍子揃った上に、あの伊東兄弟からの指導を受けられるときたら、それはローカルのライダーも一気に世界レベルのライダーへと目覚ましい進化を遂げる。
しかも、川村翼君は100人にひとりと形容されるほどの極めてずば抜けた個性の持ち主。
当時毎晩地元の練習場所に来てくれていた時代、常日頃から自分だけの世界を求めていた。個人的に好きだったルーティーンは、右ペグに左足のクロスフットエレファントグライドから、フルバーフリップを介してのクロスフットヒッチハイカーなど。
練習の合間等和やかな会話の中にも、最低1回は、
「名前のある動きはやりたくありません」
と頑なに主張していたのが印象的だった。その時こそ正に一番輝いている時期だったと言えよう。
また、奇抜なのはライディングだけに留まらず、彼の愛車にもそれは十二分に表現されていた。黄色ベースのshortyをきりんの柄に施したオリジナルペイントや、STAのチェック柄のカスタム等、思わず二度見してしまうほどのこだわりよう。
それらの要素と、彼の個性的なキャラクターは見事に合致する。
実際、彼の家を訪れた際に度肝を抜かれたのは、部屋の照明に歩行者用の信号機を転用していたというマニア泣かせのエピソードも。
当然リアルな「本物」。入手ルートは怖くて聞くことができなかった。
たまたま自分と翼君は音楽の好みに近い部分があり、時々一緒にライヴハウスに出掛けたりしたこともあった。
その頃自分達は、周りがあまり聴かない、街のレコード店などには置いていない日本のインディーズのバンドを聴くのが好きな時期があり、そんなおたくなライヴに行く時の彼の正装は長い髪をヤマト糊で完璧に逆立たせ、刺々しい鋲付きのベルト、固めた髪を更に魚の餌で真っ青に染めるといった鬼気迫る出で立ち。
次第に大会等の現場にもその「正装」で現れることが増え、呆気にとられた多くのライダー達からは賛否両論様々な反応があったが、個人的にはその貫き通すスタンスに好感が持てた。
彼はその後様々なジャンルの音楽に興味を持ち、最終的に、
「聞きたい音楽がなくなりました」
と、月月火水木金金などと軍歌を車から爆音で流しながら練習に現れた。
その彼の運転する「車」も一言では語れない代物で、「ラセード」と呼ばれるいくつかの車両の目立つ部分だけ寄せ集めたような凄まじく得体の知れない印象だった。本人いわく、高い買物なので納得の行くものを選んだとのこと。
(BMX jam参照)
その後も横田ベースに就職し、戦闘機のジェット燃料を取り扱う役職に就くなど非凡な人生は続行中。
最後にライダーとしての姿を見たのは数年前に横須賀で開催されたgrow jamの時だ。
残念ながらそこまで乗ってはいなかったらしく、当時のようなライディングの精彩はなかったが、しかしやはり翼君特有のセンスはあり、独特で不気味な静寂を醸し出す乗り方は健在。
現在に至り、全く情報を得ることはなくなってしまったが、あのくらいの奇才が再びシーンに生まれてくることを願う。
肝心な質問に対する返答にはあまりにも情報不足極まりないですが、以上、自分の知る限りのデータでした。
他に彼にまつわるデータをお持ちの方、是非御一報を。
「川村翼君は今どうしているのでしょうか?」
まず、彼のライダー像からの概要を述べると、約10年前に自分と同じく東京の西多摩地区を拠点に活動していたライダー。
彼を筆頭に、所謂「昭島ローカル」なるものが存在し、土地柄よく秋留ジャムのホームである秋留台公園に行っては、伊東兄弟からも可愛がられていた。
若さ×センス×環境
と、三拍子揃った上に、あの伊東兄弟からの指導を受けられるときたら、それはローカルのライダーも一気に世界レベルのライダーへと目覚ましい進化を遂げる。
しかも、川村翼君は100人にひとりと形容されるほどの極めてずば抜けた個性の持ち主。
当時毎晩地元の練習場所に来てくれていた時代、常日頃から自分だけの世界を求めていた。個人的に好きだったルーティーンは、右ペグに左足のクロスフットエレファントグライドから、フルバーフリップを介してのクロスフットヒッチハイカーなど。
練習の合間等和やかな会話の中にも、最低1回は、
「名前のある動きはやりたくありません」
と頑なに主張していたのが印象的だった。その時こそ正に一番輝いている時期だったと言えよう。
また、奇抜なのはライディングだけに留まらず、彼の愛車にもそれは十二分に表現されていた。黄色ベースのshortyをきりんの柄に施したオリジナルペイントや、STAのチェック柄のカスタム等、思わず二度見してしまうほどのこだわりよう。
それらの要素と、彼の個性的なキャラクターは見事に合致する。
実際、彼の家を訪れた際に度肝を抜かれたのは、部屋の照明に歩行者用の信号機を転用していたというマニア泣かせのエピソードも。
当然リアルな「本物」。入手ルートは怖くて聞くことができなかった。
たまたま自分と翼君は音楽の好みに近い部分があり、時々一緒にライヴハウスに出掛けたりしたこともあった。
その頃自分達は、周りがあまり聴かない、街のレコード店などには置いていない日本のインディーズのバンドを聴くのが好きな時期があり、そんなおたくなライヴに行く時の彼の正装は長い髪をヤマト糊で完璧に逆立たせ、刺々しい鋲付きのベルト、固めた髪を更に魚の餌で真っ青に染めるといった鬼気迫る出で立ち。
次第に大会等の現場にもその「正装」で現れることが増え、呆気にとられた多くのライダー達からは賛否両論様々な反応があったが、個人的にはその貫き通すスタンスに好感が持てた。
彼はその後様々なジャンルの音楽に興味を持ち、最終的に、
「聞きたい音楽がなくなりました」
と、月月火水木金金などと軍歌を車から爆音で流しながら練習に現れた。
その彼の運転する「車」も一言では語れない代物で、「ラセード」と呼ばれるいくつかの車両の目立つ部分だけ寄せ集めたような凄まじく得体の知れない印象だった。本人いわく、高い買物なので納得の行くものを選んだとのこと。
(BMX jam参照)
その後も横田ベースに就職し、戦闘機のジェット燃料を取り扱う役職に就くなど非凡な人生は続行中。
最後にライダーとしての姿を見たのは数年前に横須賀で開催されたgrow jamの時だ。
残念ながらそこまで乗ってはいなかったらしく、当時のようなライディングの精彩はなかったが、しかしやはり翼君特有のセンスはあり、独特で不気味な静寂を醸し出す乗り方は健在。
現在に至り、全く情報を得ることはなくなってしまったが、あのくらいの奇才が再びシーンに生まれてくることを願う。
肝心な質問に対する返答にはあまりにも情報不足極まりないですが、以上、自分の知る限りのデータでした。
他に彼にまつわるデータをお持ちの方、是非御一報を。
癒しのローカル「宇都宮」からこんばんわ。
原君ブログチェックは日課となっております。
翼君ですが、去年の盆休みのDIG-IT厚木営業が最後の時に、3号とお店を訪れてSKIPさんと談笑していると、パンクな面影とは正反対のシュッとした好青年が入ってきて、数秒間は翼君とは気付かなかったのを覚えています。DIG-ITが移転することも知らずになんとなく立ち寄ったとゆうことで、突然の再会に驚いていました。
彼は今、登山をしていると言っていました。かなりハイレベルな山も登っているそうで、これから山の道具を仲間と見に行くといって去って行きました。
自然を相手にするスポーツなので、事故にだけは気を付けてほしいですね。
数年前、八王子ローカルと一緒に宇都宮にもたくさん遊びに来てくれた事を懐かしく思います。
一年前の情報を北関東からお届けしました。
今年は原君に触発されて、しばらく眠らせていたダブルディケードを目覚めさせ、強化年間にしました。メイク率も低いし先月久しぶりの顔着もメイクして順調に満身創痍ですが、今年何回メイクできるか挑戦しています。
原君が見ているトリプルの世界とはどんな風景ですか?
さて、長々と書いてしまいまして失礼しました。
またいつか一緒にライドできることを心から願っています。
お互いベテランなので体のケアを怠らないで、楽しくライドしていきましょう!!!
川村 翼 謎でしたね~
二輪遊戯・二輪毒と、、彼のビデオの映像は、、今見ても凄いし、怪しい・・・彼の技に私生活までも・・気になるライダーでしたね。
生の動きは見る事は出来ませんでしたが・・
未だに、謎のライダーでしたね。。
現在も沢山のライダーもいますが・・あんな個性的なライダーは二度と?出ないかも?
今も・・気になるライダーですね。
貴重な情報ありがとうございます。。。
ご無沙汰しております。
突然なんの前触れもなく現れるところが、いかにも翼君らしくていいですね。登山とは驚きましたが、彼のキャラクターを思い出すとなんとなく当てはまるような気もします。
情報提供ありがとうございます。
ディケードの件ですが、できる時は本当に呆気なくて、特別きつさもなく「行けるか、あ、できた!」といった具合です。昔、高志君ができた時の感想を話してくれましたが、正にその通りでした。
できない癖が付くと地獄ですが(笑)
先日駒沢で宇都宮のライダーに会い、ふと小耳に挟んだのですが、11月に宇都宮でjamがあるとか?
詳しい日程がわかれば教えてください。11月の頭でなければ行きたいと思います。
34才さん>
現在の情報があまりにも乏しくて。。
第一線から姿を引いてしまうと、どうしても自然淘汰されがちな世界ですよね。
自分の地元の幼なじみが作った二輪遊戯、毒となかなかマニアな作品知ってますね(笑)
毒の裏バージョンがあるのをご存知でしょうか。全編終了後しばらくするとサイモンがいきなり登場するシークレットトラックが隠されています。