吟行・句会・忘年会

2010-12-05 | 日記
冬晴れの昨日、お世話になっている俳句の会の吟行と忘年会が東向島と浅草でありました。
東向島駅に2時集合でしたが浅草で昼食をとってから向かうことにしました。
浅草といったらお蕎麦は「尾張屋」が仲間内で評判のお店。
カレー南蛮にしようか、大えびがのっている天そばにしようか迷いに迷って天そばにしました。

一緒だった泰山さん(俳号)が「半分どうぞ」と言ってそば寿司をご馳走してくださいました。
初めて食べましたがハマりそう。


浅草から東武伊勢崎線に乗って待ち合わせ場所へと向かいました。
ここから吟行が始まります。
「2句詠むこと」・・私にとってその日に俳句を詠むということは初めて。
できるかなぁ~
なるようになるでしょうと得意の開き直り。
吟行場所の「向島百花園」に到着。
冬枯れの園・・
咲いている花と言ったらツワブキくらい・・
「石蕗の花・・・・」「冬枯れの・・」
花がないので「雪吊り」や「霜よけ」は冬の見せ物。
雪吊りや霜よけが作られているのは伝統技の継承のためともいわれています。
見事な技です。
☆雪吊り


☆芭蕉の木に霜よけ


ここで詠んだ私の句は
【冬枯るる句作に困り句碑まねる】

次の場所はスカイツリー。
今回に限りこの会にだけ通用するスカイツリーを「空木(空=スカイ、木=ツリー)」でよいことに。


ここでは
【しみじみと見上げる空木冬うらら】

忘年句会は田原町の「蓑笠庵」。

メンバーが揃うまで今日の俳句を仕上げることになり、
私はみなさんの出句を清書(清句)をする役を仰せつかりました。
出句、清句、選句、披露と名乗り・・・
吟行後の句会も初体験です。
句会から参加のお一人で落語家の桂右団治さんもあっという間に2句作句。
のこるお一人は仙台から新幹線で駆けつけ句会開始に間に合うはずだったのですが
強風などの悪天候による新幹線大幅遅れというアクシデント。
その内着くでしょうということで待たずに乾杯。
トマトとオニオンのサラダ、がんもの煮つけ、しめ鯖・・
たことぶりのしゃぶしゃぶ鍋が出てきたところで全員集合。
いつもの句会と同じように今月の兼題「星」の俳句についてワイワイガヤガヤ~~
素さんの「人妻の邪恋の噂冬の宿」という句が「肴」になった「句会のような飲み会」でした。
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