おせっちゃんの今日2

こちらでお仲間入りいたします。
よろしくお願いいたします

お月様を愛でながら

2022-09-12 13:48:59 | いろいろ

10日は中秋の名月が見られました。今年は一五夜がぴったり真ん丸に一致したとのことです。台風が先島諸島のあたりを伺っていて、心配でしたが・・・うまくお顔を見せてくれたようです。これを書いている12日、今夜は端近に移動して座って月の出を待つとの意で「居待ち月」というそうですね。
きっと写真自慢の方がアップなさるでしょうから、私は月をきっかけに思い出す、月にまつわる話を書いてみます。

中学2年生から、わがN中学校と隣村のH中学の一部が合併しました。そのN中学から来た同級生に珍しい名前の友達がいました。「月」一字で「つき」と読む名前でした。「つきちゃん・つきちゃん」と親しみを込めてみんなから呼ばれて人気者でした。こういうのは失礼かと思うのですが、背が高いところが特徴の人で、勉強が特にできるわけではなく、美人というわけでもなく、服装がしゃれているということもなく(みんな同じ制服でしたから)極々平凡な人でしたが、この名前で大人気の友でした。

さあ、今、どうしているのでしょうか。高校進学が同じではなかったので中学卒業と同時に分かれて、その後あったことがないような気がします。

それでも、名月とともに、はっきり記憶から抜け出して会いに来てくれるのです。
つきちゃん、会っても分からないくらいおせっちゃんは婆さんになっていますよ。あなたもでしょうね。

高校生の時のことでしょうか、雑誌の記事だか、テレビ番組からだったでしょうか、こんなことが耳に入ってきました。中秋の名月の季節のことです。

「お月様って、どのくらいの大きさに見える?」。こう訊いて両手で丸を作るような「お月様は大きい派」の人は情が濃くって、感受性に優れている人。逆にこのくらいかなあと、両手の指で丸を作るような人は「理論派、理屈好きな理系人間」と解説した意見がありました。それ以後、私はこのことが忘れることなく居ついてしまいました。
ああ、自分はどう考えても後者だなあ。頭硬いもん、と思うのです。皆さんいかが?どちらが人間として優れていると言えることではないけれど。

人類が初めて月に立ったのは、子どもたちがまだ幼稚園にも行ってないころだったかしら。新聞だったか、テレビだったか、着陸したロケットから始めて降り立つ宇宙飛行士にこう言って欲しいと思う言葉を募集したことがありました。幼い子供からの応募にこんなのがあったと伝えていました。

「うさぎちゃ~ん、いますかあ、出て来てくださ~い」。

さあこれはどのくらい幼児の言葉だったのか、それとも親の作文なのか知りませんが、私は大いに気に入ったのでした。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿