おせっちゃんの今日2

こちらでお仲間入りいたします。
よろしくお願いいたします

娘Maのマラソン観

2022-12-13 13:51:16 | いろいろ

最近でも、冬場の体育の時間はマラソンが取り入れられているのでしょうか。交通の激しい都会では道路を使っての長距離はないかもしれませんね。
わが家は子供二人が高校生活は北九州小倉で過ごしました。都会ではありますが、冬場の体育はマラソンの予備訓練があり、2月ごろでしょうか、マラソン大会と銘打って全校生徒が走って、競争をするのが習わしのようでした。

いま走ることに情熱をかけているKは高校時代はさして打ち込んではいませんでした。まあ、普通、と言ったところだったでしょうか。
日頃徒競走ではビリではなくても、決していい成績ではなかったMaはマラソン大会では頑張って、上位に食い込んでいました。
1・2学期は球技も苦手、水泳もおぼれない程度で、教室に通うこともしませんでしたから、ペーパーテストと足しても大した点は付ませんでした。
3学期、マラソン大会の順位が、評価に加わるとぐんと評価が上がるのが常でした。

ある時、そのMaがつぶやくように言いました。
「3学期、マラソンは評価されるけれど、運動部の選手のようには評価対象にはならんのよ。県内で優勝する選手などがやはりいい点とっていくのよね」、というのです。
「私、評価されるされないと、決して文句を言うわけではないんだけれど、考えてみて。人生を歩んでいくときに、本当に役に立つのはどっちだと思う?。勿論オリンピックで100分の一秒を争って勝つ選手、偉いと思うよ。素晴らしいよ。でも人生、コツコツと牛の歩みで一歩一歩田圃を耕し、作物の車を引いてゆっくり、けれども根気良く歩む牛がなぜ評価されないんかね。短距離よりも、長距離を走り終える方が、人生にはより必要かもしれないと思わない?持久力、根気、これはもっと評価されていいと思うけど」

単なる負け惜しみではない、人生行路の一つの考えでした。。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿