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酎天おやじの人間風景

他人に合わせることが苦手な酎天おやじ。
酎天おやじがこれまで見た人間や風景、これから会うであろう人間や見る風景。

大晦日

2008-12-31 17:53:54 | ひとりごと

Fuyu_0440 今日は山ではみぞれが舞っていますが、貧乏性なのか、今日も今年最後の仕事、車3台の洗車とワックス掛けをしてしまいました。

個人的にはあいも変わらず、今年も暮れていこうとしていますが、家族全員が元気で年を越せることを幸せだと思わなければいけないのだと思います。

救命士としては今年も多くの人のQQ現場に立会い、喜んだことも悲しんだこともありましたが、この仕事をしている間は自分自身で『救命士になったときの気持ち、初心に帰る。』ということを忘れずにやっていこうと思います。

昨日は今年最後の仕事、QQ出動4件でした・・・80歳以上の高齢者ばかりで、そのうち3人は大正生まれという何年後かの人口減少と高齢化の進行の現状を見るような感じでした。

2009年は病院やDrの減少など、今年以上に厳しい状況が舞っていると思います。

医療現場は日進月歩の進歩を続けているし、自分が怠けたら遅れていく・・・そんな状態だけにはなりたくないので、来年も頑張ろうと思います。


火災2件・・あと3日

2008-12-29 18:23:36 | ひとりごと

S067 今日は朝方から雨が降り出し、朝方まで降り続いていました・・・とても12月の終わりとは思えないような風もなく、暖かな1日です。

昨日は昼に人家火災の出動指令が入り、昼食途中での出動でした・・・現場への途中でも煙などは見えず、どういう状態なのか、水がない場所ということはわかっていたので不安を覚えながら現場付近へ到着、家人がほとんど消火しており、念のために林野火災などに使う背負い式のジェットシューターで水をかけて終了。

原因は焚き火ということで、現場付近を計測して、現場引き上げ・・・帰ってから、冷たい昼食の残りを食べました。

午後から、昼間の火災の図面などを作ったりしていると、午後6時頃、2階の窓から南方向に黒い煙が見え、近くにいた隊員たちと最初は『また、ごみを焼いているのかな?』と話しをしながら見ていました。

10分くらいして、黒い煙が次第に濃くなり、尋常じゃないということになり、『確認に行ったほうがいい。』ということで現場へ調査出行しました。

最初近くに見えた煙は、案外遠く、1kmくらい先の河川の堤防が燃えていました・・・近くに着いたのですが、ここでも川の側なのに水がないということで、近隣の分遣所にタンク車の応援出動要請をしました。

現場では枯れ草が燃え、10mくらいの高さに炎が上がり、これは消せるのかと思っていたら、先着タンク隊の放水で火の勢いが弱まり一安心・・・河川敷や休耕田の中には大人の背丈以上の高さの枯れ草が茂り、これらに飛び火でもしたら消防車も巻き込まれかねない状況でした。

河川敷の枯れ草ということで、被害などはないのですが、燃えた面積が広く、また夕闇も迫っており、現場計測も一苦労でした。

今回の火災2件ともに大型の消防車両が進入するには困難な場所であり、一方通行のような迂回路のない道路だったし、ともに水を確保するのに困難な場所だったので、もう少しこのような道路や水利の調査をするべきだと痛感しました。

火災から帰ってきて、夕食後、QQ指令、『20歳代男性、一般負傷』ということで出ましたが、指令書の地図を見て『またか。』という気持ちで現場着、今年数件搬送している患者で、今回は膝と顔面に転倒して時の傷と思われる切創があり、出血は止まっていたので、三角巾とガーゼで被覆して搬送しました。

次のQQは『20歳代女性、パニックになっている。』ということで出動、現場に着く前に患者家族の勤務する病院への搬入決定の報を受けて現場着、精神的に不安定な状態と過換気の症状が見られ、ゆっくり20分くらい現場で説得し、QQ車内に収容し、搬送しました。

3件目が今朝6時過ぎに『70歳代男性、自宅玄関付近で倒れている。』という指令で出動、雨の中で現場着し、傷病者の近くに行ってみると家の入り口付近に腹臥位で倒れていて、『起きれない。』ということでした。

駆けつけてきていた近状の人に話を聞くと、『新聞配達の人が見つけたけど、日ごろの付き合いはないので良くわからない。』ということでした。

通信指令室に現場の状況を知らせ、搬送準備をし、QQ車内搬入しましたが、身体に麻痺などはなく、原因不明のまま、当番病院へ搬送しました・・・年金生活ということで、食事は1日1回、病院には血圧でかかっているし、ディケアも週1回行っているということでしたが、モニター上、血圧も心拍、SPO2も異常は見られず、Drへの伝達にも困りました。

昨日はチョッと困った火災2件とQQ3件でした。


穏やかな1日・・あと4日

2008-12-27 18:31:44 | ひとりごと

Fuyu_0439 今日は風も穏やかで大掃除日和、絶好の障子張りかえ日でした。

朝は今年最高の寒さということで、午前中に出来るかなと思っていたら、そんなに寒くはありませんでした・・・風がなかったので、体感的に感じたのだと思いますが、庭のバケツに氷が張っていました。

朝、起きて新聞を読んでいると『救急医療、容体に応じ搬送先決定、都道府県ごとにルール化へ』というニュースが出ていました。

また国のその場しのぎに対策かと思いながら読むと、ヤッパリ現場とはかけ離れているなと思いました。

全国で一律の受け入れ態勢のルール作りは地方によって情勢が違うので一律のルール作りは難しい、だから各都道府県の中でも、事情の近い地方ごとに地域MCを立ち上げたと聞いています。

このMC協議会の役割の拡大化、新たな協議会の新設か、無駄だと思います・・・今あるMC協議会のあり方、充実させる方法などを具体的に決め、活用できるMC協議会にしていくことのほうが重要に思います・・・各都道府県の各地域によって、有効なMC協議会となっていないなど、地域間格差が大きいように感じます。

QQ隊員がモニターや事情聴取して得られた情報を使い、病院選定をしたり、病院側へ伝達することは今までにもやってきたことです・・・伝達情報の優先順位を定めておくなどのルールの雛形をMC協議会へ提示するということのようですが、受け入れ病院の減少やDrの減少というような受け入れ困難の基礎的な要素は入っていないようです。

この報道で唯一評価できると思ったのは、QQ用のベッドが満床でも一時的に患者を受け入れる医療機関を当番制で決めておくというルールも盛り込むということ、これはいい提案だと思います。

病院数が少なく、限られた診療科しかない田舎のQQ隊は、田舎の病院の事情もある程度わかるし、顔の見える関係も築いてきていると思うのです・・・それでも受け入れ先病院が決まらず、苦しむ患者を診ながら、道路上で待機するということは正直きついです。

そんな時、『専門医ではないので転送になるかもしれないが、それでもいいなら受け入れますよ。』といってもらえたら・・と思うのは俺だけではないと思います・・・国、県、地域MC協議会自体の全てが顔の見える関係になったらいいのにと思った1日でした。


あと5日

2008-12-26 18:16:47 | ひとりごと

203 今日はよく晴れたのですが、朝から風が強く、外に出ると体感温度は-(マイナス)かと思われるくらい寒いでした。

今日に計画では、家の窓掃除と障子の張替えをしようとして準備をしていたのですが、外の風が強くて、障子は吹き飛ばされるし、外に立てておくこともできなかったので、断念・・・窓掃除だけをしました。

1階と2階の窓を梯子をかけて洗っていたら、梯子が横にずれて、ヒャッとすること2回、そのうえ高圧洗浄機の水が風に吹き戻されて水が全身にかかり、びしょぬれになりながらの掃除になりました・・・それでも懸命にやっていたら、手足は冷たいのに身体はそんなに寒くないでした。

今年もあと5日、明日は障子の張替えをしなければ・・・あとがない。


今年もあと6日

2008-12-25 22:03:12 | ひとりごと

F0150s 今年もあと6日、今日はクリスマス・・・天気予報では午後から晴れるというので、色々と考えていたのですが、太陽が一瞬顔を見せたあとは冷たい風が吹き始め、夕方からは周りが突然暗くなるくらいの曇り空です。

それでも特にいつもと変わることのない年の瀬です・・・今日は庭の整理などしていましたが、ヤッパリ時間が早いです。

ほとんどの人が俺と同じように正月を向かえる準備をしたりしていると思うのですが、残念なことに報道で、昨日から地元の公務員の酒気帯び運転での事故の記事が出ています。

飲酒運転に対して、今でもそのくらいの認識しかなかったのかと本当に残念です・・・なぜ運転したのか飲酒運転の詳細はわかりませんが、いけないことはいけないことです。

昔はそんなにきつく言うことはなかったことは俺も知っていますが、現在の状況は飲酒運転ということだけで許されないということはわかっていると思うのです。

やってしまったことは、なかったことにはできないということを、自分も含めて再確認しなくてはいけないと思った事件でした・・・あと数日の間、これ以上の不祥事がないことを祈っています。