気温が20℃を超えた昨日とは打って変わり、今日は朝から強い風が吹き荒れています。
庭の木も遠くに見える山の木も北風に押されて、激しく傾いていますが、地元の”氷の祭典”で準備している若い職員、風邪をひかないように気をつけてほしいものです。
インターネットのニュースでまた、『東京消防庁のQQ車が首都高の出口を間違え、12km遠回りし、17分搬入が遅れ、搬送中の傷病者死亡。』というQQ隊の不祥事のニュースが出ていました。
確かに機械員となるのであれば、病院の場所や位置関係は把握しているのが当たり前といわれたら、その通りだし、仕方のないことだとは思いますが、田舎でも違う管轄の2次医療機関への搬送などを依頼されて、場所や道路がわからないことが多々あります。
今回の東京のQQ車にはカーナビゲーションシステムがついていたということのようですが、2004年に導入ということでナビ情報(ゼンリン地図など)は最新のものに更新されていたのか・・・各新聞の記事を見るとカーナビの情報に従ったのが悪いような書き方で、カーナビがないとなったらカーナビくらいつけろという書き方をするのだろうと感じました。
それでも月に2回同じような不祥事では、職場で『初歩的なミスで、今後は指導を徹底していきたい。』という内容のコメントを出すことは仕方がないかもしれませんが、現場にだけ責任を押し付けるのではなく、原因を徹底的に追究してほしいと思います。
また、この件ではQQ医で作る検証委員会が『到着遅れ問いの因果関係は低い。』という趣旨の見解を発表しているのが同じ仕事をしているものとして救いです・・・不祥事をやりたくてする人はいないと思います。
それに記事を呼んだ人のコメントの書き込みでも、QQ車の病院着を遅れたことを責めるのではなく、QQ隊の側に立った見方をしてくれていること、明日は我が身でいつ自分の身に降りかかるかもしれないという他人事ではないだけに涙が出るほど嬉しいです。
QQ1件1件を誠実に活動し、『QQ隊が着たから大丈夫。』と信頼されるようにこれからもやっていこうと思います・・・”信用を得ることは長い時を要するが、失くすのは一瞬”ということ。