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酎天おやじの人間風景

他人に合わせることが苦手な酎天おやじ。
酎天おやじがこれまで見た人間や風景、これから会うであろう人間や見る風景。

裁判に

2012-08-31 21:25:43 | ひとりごと

Iki068 山形の大学生がQQ搬送されず、119番通報の翌日に死亡し、通報から9日後に発見されたということで、裁判になっています。

通報を受けた消防本部がマニュアルを文書化していなかったということを明らかにしたということです。

市議会が全員協議会で提訴後に質問し、通信指令業務の詳しい流れを説明したようです。

その中で、通信指令は2人体制で対応し、緊急通報受理票に沿って、意識や呼吸の有無、出血や嘔吐、自力歩行ができるか、打撲や骨折がないかなどの状態を聞き取って、QQ車を出すかの判断していたということのようです。

QQ車の出動基準についても、通信指令員の経験に頼って、場当たり的に運用され、明文化していなかったということで、これは問題になっても仕方ないと思います。

また、嘔吐や出血のキーワードを聞いていなかったということですが、これらを毎回聞けということでは、型にはまりすぎて、QQ車の出動の判断に時間がかかりすぎるのではと思います。

後から聞くと、確認のためにQQ車を出すという判断をしなかったことが悪いような報道ですが、通信指令員に全ての責任を押し付けるのはどうかと考えます。

この件に関しては、市が第三者委員会を設置するということですので、近いうちに回答が出るのではと思います。

俺個人があれこれいう問題ではないし、どうできる問題ではないと思いますが、自分たちのためにも今後を見守りたいと思ったニュースでした。


ういてまて

2012-08-30 20:01:49 | ひとりごと

303 台風15号に続き、台風14号が通り過ぎ、やっと雨が降り止むのかなと思っていたら、今日も、ゲリラ豪雨注意報が出て、午後からは大雨警報も出されました。

でも、一雨ごとに秋が近づき、涼しさが増しているようです。

子どもたちの長かった夏休みもあと3日、2学期に向けて頑張っているようです。

俺は今年から水の事故から子どもたちを守るために”ういてまて”の指導をしようと思っていましたが、俺に着衣泳の指導の経験がなく、どうしたらいいかと考えている間に子どもたちは夏休みに入ってしまいました。

そんな中、俺と一緒に指導員の資格を取得した隣の消防本部の職員から小学校からの”ういてまて”の指導者として招かれ、管外の小学校2校に指導にいってきました。

子どもたちの最初の緊張している顔と終わりに近づいたときの笑顔、そのギャップは俺にとっても自信になるものでした。

今回、地元にB&Gのプールがあったので、夏の営業が終わった直後の来月3日と4日に、だめ元で着衣での訓練をできないかと聞いてみました。

中身はわかっていないと思うのですが、消防の訓練だったら協力しますという返事でした。

今回の訓練は俺が企画しましたが、その後の申請などの手続きなどは今年11月に着衣泳の指導員講習に参加する若い職員2人に任せました。

なかなか、よくやっているようで、訓練日までに問題なく行けそうです。

ここで今回参加する20人以上の隊員が”ういてまて”を理解し、来年管内の教育委員会に働きかけ、小学校、中学校で実施できたらいいなと思っています。

絶対に子どもたちの水難という悲しい事故は防ぎたいと思っているこの頃です。


行方不明

2012-08-28 17:42:47 | ひとりごと

S158_050 昨日1日、大型で非常に強い台風15号の進路に注意しながら過ごしました。

沖縄や奄美の被害を見ながら、時おり吹く強い風や激しい雨に、早く通り過ぎないかと思い、TVのニュースを見ていると、台湾方向に通り抜けたはずの台風14号がUターンして、15号の後を追ってきているということです。

夜になっても激しく雨が降ったり止んだりと忙しく、朝まで雨と晴れ間が交互に繰り返していました。

そんな中、7時30分頃に警察から『〇〇地区で、93歳の男性が行方不明となっているという通報があったのですが、』という電話がありました。

管轄の分遣所に現場への出向をお願いし、通信指令室に連絡後、俺たちも現場に向かいました。

今日の天気は1日中雨という予報で、早く見つけなければ長引くことはできないと思い、現場に急ぎましたが、途中で見た川はここ数日の雨で濁り、水かさも増し、川の方に行っていないことを祈りながら現場に急ぎました。

現場の家で家族からいなくなったときの状況と写真の提供、身体の特徴、既往や行動範囲の情報の提供を受け、先ず当務隊8人で道路を中心に捜索を開始しました。

8時30分になり、今日の当務隊8人が合流し、現場の家で捜索会議が開かれるということになり、全員集合しました。

消防、警察、役場、地元の住民、40~50人が集まり、話をしていると、警察から『警察犬を要請したので、道路を荒らさないでほしい。』という要請があり、警察犬到着後に捜索開始ということになりました。

その数分後、『発見した。』という声が聞こえ、声のしたほうにいってみると、河川敷の荒地の中で、駆けつけた隊員に保護されている老人が見えました。

発見した人の話では、『荒地の中に白いものが見え、川の方に歩いていた。』ということで、あと少し発見が遅れていたらと思うとぞっとしました。

先月は同じような老人が行方不明になり、残念な結果で発見されました。

今回は大きな怪我もなく、無事に早期発見できましたが、毎回このようなことはないでしょう。

昼間の強い雨があったことを考えると、早く見つかって、本当によかったと思った1日でした。


合宿参加

2012-08-26 20:13:09 | ひとりごと

Dsc_0026 台風15号がそこまで来ているようで、時たま風が強く吹いています。

昨日、曽於で開かれた救命士合宿に参加しました。

13時から1時間30分の『ストレスケア』の研修があり、その後、地元の花房峡キャンプ場に移動し、焼肉をしながら懇親会がありました。

市街地から30分くらい走った山の中でしたが、県内外のナンバーの車がたくさんいて、夏休みの駆け込みキャンプかなと思いました。

夜になり、台風の影響か、風が強くなり、時たま雨が来ましたが、地元のスポーツ少年団がキャンプファイヤーをしたりして、チョット危なかったのですが、楽しい時間を過ごすことができました。

ありがとうでした。


プール事故

2012-08-24 17:22:06 | ひとりごと

N_sports_a25 23日、茨城の認可外保育所で埼玉の3歳の女の子が溺れて亡くなったというニュースが出ていました。

水深23~24cmの家庭用プールでの事故だったようです。

保育士が目を離したチョットした時間に起きた事故のようで、よく起きては行けないことですが、よくある不慮の事故のようです。

大人の目線で見ると、わずかな水深に見え、他の用事を片付けに軽い気持ちでその場を離れたのでしょう。

でも、顔が浸かる深さであれば、大人でも溺水はありえるということを熟知しておくべきでしょう。

今回のような家庭用プールの底は滑りやすく、小さな子どもが転倒し、うつ伏せになり、立ち上がれなくなっていたのを見たこともあります。

パニックになっていました。

家庭用のプールの縁は丸くなり、高く、摑まり立ち上がるのが難しくなっています。

立ち上がれなくなっても仕方なく、大人が目を離すことがないということを前提に販売しているのかなと思っていました。

俺も若い頃、2~3歳の息子を連れて川に遊びに行ったときに、踝くらいの深さの川で大丈夫だろうとチョット眼を離した隙に、息子が転んだみたいで、振り返ったときに溺れていました。

すぐに駆け寄り、助けあげましたが、このことがあってから、子供たちを川や海に連れて行っても眼を離すことができず、ゆっくりと水遊びをしたという記憶がありません。

この保育士もすぐに気がついていたら、”ひやりはっと”で済んでいたのだろうと思います。

この後、後悔が続いていくのではと思います。

事故が起こってから『もしも』は使えないし、なかったことにはできないということを、もう一度考えさせられたニュースでした。