山形の大学生がQQ搬送されず、119番通報の翌日に死亡し、通報から9日後に発見されたということで、裁判になっています。
通報を受けた消防本部がマニュアルを文書化していなかったということを明らかにしたということです。
市議会が全員協議会で提訴後に質問し、通信指令業務の詳しい流れを説明したようです。
その中で、通信指令は2人体制で対応し、緊急通報受理票に沿って、意識や呼吸の有無、出血や嘔吐、自力歩行ができるか、打撲や骨折がないかなどの状態を聞き取って、QQ車を出すかの判断していたということのようです。
QQ車の出動基準についても、通信指令員の経験に頼って、場当たり的に運用され、明文化していなかったということで、これは問題になっても仕方ないと思います。
また、嘔吐や出血のキーワードを聞いていなかったということですが、これらを毎回聞けということでは、型にはまりすぎて、QQ車の出動の判断に時間がかかりすぎるのではと思います。
後から聞くと、確認のためにQQ車を出すという判断をしなかったことが悪いような報道ですが、通信指令員に全ての責任を押し付けるのはどうかと考えます。
この件に関しては、市が第三者委員会を設置するということですので、近いうちに回答が出るのではと思います。
俺個人があれこれいう問題ではないし、どうできる問題ではないと思いますが、自分たちのためにも今後を見守りたいと思ったニュースでした。