福岡の消防でパワハラ被害の報道が出ていました。
13人の本部職員のなか40歳代職員2人が中心となり、同僚約30人に数年にわたりパワハラをしていたということです。
事の大小はあれ、古い体質の組織にはあるもので、俺も経験したことがあります。
今の若い職員は勉強もよくしているし、消防やQQの仕事もできる隊員がいます・・・このパワハラ先輩は自分ができないので嫉妬したのかな?。
若い職員に訓練時に暴行やいじめを繰り返し、通常業務でも嫌がらせをしていたようです。
これでは、使命感に燃えて入ってきた若い職員は絶望するのではと思います。
現に3人の若い職員が退職を余儀なくされたようです。
この退職した職員や家族は消防が大嫌いになったのではないかと心配します。
昨年7月に告発文書が市に届き、調査を開始したということのようです。
内規ではパワハラがあった場合、所属長に報告するようにという規定があったようです。
この13人は上司に対しても上司宅に押し掛け、異動などの命令変更や職場内で室内に長時間軟禁状態に置いたり、暴言を吐いたりとやりたい放題の逆パワハラをしていたということです。
上司に対してここまでやっているのであれば、若い職員がパワハラの告発ができるわけはなく、所属長が気が付いていなかったとは思えません。
本当に気が付いていなかったのであれば、・・・です。
部下を守るはずの上司や所属長がこれでは・・・・。
また市の対応も7月から調査に7か月もかかるということはいかがなものかです。
後のことを考えてパワハラの証言を渋る職員もいたでしょうが、いじめと一緒で1人でもパワハラと感じたらパワハラなのです。
確かに一部の職員の不祥事ということかもしれません。
でも一部の悪い人間に一生懸命にQQや救助、消火などの現場や予防業務などやっている職員の邪魔はしてほしくないと思った1日でした。