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酎天おやじの人間風景

他人に合わせることが苦手な酎天おやじ。
酎天おやじがこれまで見た人間や風景、これから会うであろう人間や見る風景。

他人事ではない

2012-11-18 20:19:27 | ひとりごと

今日、元気に家を出て、仕事に出かけた妻が、10時過ぎに動けなくなったので、迎えに来てくれという電話があり、妻の仕事場に出かけました。

急いでいってみると、QQ車を要請したということで、脳卒中の症状が出ていて、車椅子に乗っている妻を見て、俺は後悔しました。

朝から鼻血が止まらないといっていたのに、俺はそれに対して対策をとらなかったことに対して、非常に後悔しています。

俺はこれまで、出動したQQに対することは考えていましたが、予防QQに対してはそれほど考えていませんでした。

今日は、QQ隊の後輩たちがDrへりの要請まで検討してくれたのですが、Drヘリが他の事案に対応中ということで地元病院への搬送ということになりました。

俺も自分でQQ隊のときは搬送していた病院なので、地元では仕方ないと思っていましたが、自分の家族がと思ったときには、地元に脳外科がなくなったということを非常に危険なことだと実感しました。

自分がQQ出動時には、付添いの家族などの気持ちがわかったつもりでしたが、じっさい自分の妻がQQ搬送されたときにぜんぜん違うと思いました。

できたら、俺が代われたらと思います。

非常に気持ちが落ち込んだ1日です。

しばらく休みたいと思います。


第三者的な・・・

2012-11-17 20:54:47 | ひとりごと

今日は朝から雨、午前8時過ぎからこの時期には珍しい『ゲリラ豪雨注意報』が出るほどの大雨で、周りが白く煙ったようになりました。

それでも気温が10℃と昨日から12℃近くも高くなり、過ごしやすい朝でした。

その後、2時間くらい強い雨が続き、その後も弱い雨が1日中続いています。

そんなわけですることがなく、メールチェックをしていると、10数年前に一緒に学んだ救命士研修所の同期が人命救助で表彰されたという報道を知りました。

Iki013幼稚園の運動会に参加していた、それぞれ地元も所属も違う救命士と消防士、看護師の3人が騎馬戦に参加した直後に心肺停止になった30歳代の男性を救助したということでした。

同期のことを懐かしく思い出しました。

俺も何回か、事故の瞬間に遭遇していますが、一瞬思考が停止し、その後、我に返り、動き出したことを思い出します。

事故の状況を第三者として、客観的にとらえることができたら処置に入る時間は早くなると思います。

この救助にあたった3人も一人一人ではなく、医療従事者の救命士と看護師、QQ隊の消防士、それに駆けつけたもう一人の医療従事者の地元救命士と4人がいたことが最善の処置、活動に繋がったのではと思います。

CPAとなった男性はその後、後遺症もなく社会復帰できたということで、最高の結果となったと思っています。

救命はチームとしての行動ができたら、結果は着いてくると思った1日でした。


氷点下1.8℃・・・霜

2012-11-16 19:19:24 | ひとりごと

Dsc07345 昨日で火災予防週間も終わりました。

予防査察に出ようとして、消防車を車庫から出してすぐに目の前の県道で、『ドォ~~ン』という音がしました。

高速道路の取り付け道路から出たすぐの地点で、信号待ちで止まっていた普通乗用車に高速道路から下りてきた普通乗用車が追突した事故でした。

よそ見が原因みたいでしたが、追突した方もされた方もともに怪我はないということでした。

査察の対象物のほうに訪問時間を伝えていたので、心配だったのですが、『具合が悪ようだったら119をしてください。』と伝えて、査察に出ました。

昼前に査察から帰ってきたのですが、まだ事故処理中でした。

昼過ぎに病院の消防訓練が入っていたので出かけましたが、風が強くなり、非常に寒くなりました。

午後からは気温も下がりだし、天気も朝の気温は0℃前後の予報でした。

Dsc07349 朝起きてみると車も庁舎周りも真っ白、今年2度目の霜で、冬がきたなと感じます。

QQでも高熱での搬送が増加しているようで、急な気温の低下には高齢者や子どもたちだけでなく、みんなが気を付けなければいけないなと感じた1日でした。


何でも屋さん

2012-11-14 18:53:42 | ひとりごと

S120 昨日は午前中、小学校の消防訓練があり、その後、地元の火災予防週間の行事の一つ、防火対象物への査察をしました。

何でも屋さんの田舎消防では、都会のように1年中査察を行うわけには行かず、予防週間のような行事のあるときに合わせて対象物に行くのが精一杯の状況です。

それでも、若い職員に査察の目的ややり方を教えるためにもいい機会なので、色々なところを回っています。

それでも、この時期の外回りは気温もそれほど低くなく、空気がきれいな感じがして好きです。

午後からもいつも行くことがない対象物回りをしましたが、途中から空模様が怪しくなり、北の空から雷の音が聞こえ出し、雲の流れも速くなりだしました。

前に竜巻を見たときの空に似ていて、一緒にいた隊員と竜巻が来るみたいだなと話しました。

しばらくして、大粒の雨が叩きつけるように降り出し、雷も聞こえ出し、途中で査察を切り上げ、帰署しました。

帰ってしばらくし、4回停電になりましたが、久し振りの停電でした。

なぜか、停電が懐かしい感じがしたのは俺だけなのかなと思った1日でした。


千本イチョウ

2012-11-12 18:40:25 | ひとりごと

Dsc07299_6 今日、前から行ってみたいと思っていた垂水の”千本イチョウ”を見に行きました。

昭和53年から夫婦2人で始めたイチョウの移植、山を開墾し、1本1本植えていった過程が判るような植え方で、その苦労を思い、感動しました。

また、イチョウ並木を作った御夫婦のユーモアにも『ニヤッ』とさせられました。Dsc07315

『世間自然遺産』や『僕立公園』、『たまにイノシシが出ます。捕まえたら持ち帰りOKです。』なかなかいいです。

今回は、俺の地元のイチョウが色づいていたので、少しは黄色くなっているかなと期待していったのですが、まだまだ緑のままでした。

去年の見ごろが12月になってからということだったようで、季節的にも少し早かったようです。

同じ県内でも違うなと思いながら、まず、第1ステージでもあり、TVなどで紹介されるイチョウ並木を散策しました。

次に道路から200m上まで登るステージでは、急な坂を上って吹き出た汗を、海からの吹き上げてくる風で冷やされ、気持ちがいいでした。

帰ろうとしたときに桜島が歓迎の噴火をしましたが、これからの大隈半島の人たちは大変だなと思いながら山を降りました。

今回は時間がなかったので、第3ステージには行けませんでしたが、12月になってからもう一度、紅葉のきれいな時期に行ってみたいと思います。

イチョウの木枝のすき間から、午後の太陽にきらきらと輝く海を見ていると、人間とは小さいものだなと思うと同時に、明日への元気をもらったような気になった1日でした。