ガソリンなどの高騰が続いていますが、燃料代の高騰で緊急車両やゴミ収集車の運用に影響が出ているというニュースを見ました。
年度始めの契約で燃料納入代金の1ヶ月毎の見直しが入っていたようで、今年度の燃料予算がオーバーし、補正予算を組むことになったという報道を目にしました・・・契約時にはガソリンが120円台、軽油が110円台だったみたいで、数円の上下は想定内だったみたいですが、こんなに高騰するとは予想できなかったのでしょうね。
ゴミ収集車は毎日必要だし、生活に欠かせない車ですよね。
消防車やQQ車など緊急車両も、緊急時にだけ走ればいいものではなく、火災やQQのときに使う道路や水利(川や池など自然水利、消火栓や防火水槽)を見てまわり、故障や水漏れ、工事中など支障があったら回り道を見つけるなど処置をしてイザという時に備えています。
新しい道路や家や会社などが出来た時も見に行きます・・・外を見に行かないと『そんなところに家があったかな?』ということもあり、現場に着くまで『ホントにこっちでいいのかな?』と半信半疑で指令書を見つめることもあります。
QQで1分1秒を争うCPAの場合、道路などの事情に精通している機械員(運転手)であれば現場に着くのかを心配することなく、現場に持っていく蘇生処置用具の準備が出来ます・・・心肺蘇生用に必要な用具は多く、最低でもAED,吸引器、バッグマスク、背板などを持った上にストレッチャーですから。
また、QQ車内の処置は両手を使って処置をするので、立っていることが危ないと思うことも多く、そんな時に道路に精通した機械員は『右に回ります。』とか『道路工事中で跳ねます。』というような事前情報をくれるのでQQ車内で打撲をすることが予防でき、助かります。
QQ隊は3名で一つのチーム、機械員は運転だけをしていればいいのではなく、自分が処置をしていたらという気持ちで、『今何をしているのか、何をしてほしいのか。』が黙っていても解るようなチームが作れたらいいですね・・・それにはチーム全体で知識やスキルを共有するような意識が必要だと思います。