ゴールデンウィークも終わり、いつもの日常に戻りつつありますが、日差しが強く、空気も乾燥しているようです。
昨日は地元のすずらんと和気神社の藤の花を見に行ってきました・・・毎年この時期に行っているのですが、地元の人たちが一生懸命に見物客をお世話をしている姿を見ると生き生きとした顔がいいものだと感じます。
帰ってきてPC見ていると『11の県でドクターヘリ検討』の報道を見ました・・・経費問題も国が半分補助するということで、11の県で検討が始まったということのようです。
金銭的な面だけの解決ではなく、地方の病院がなくなり、かかりつけ医がいなくなる地方のQQ状況では避けては通れない問題について、医師不足や病院不足を解消し、たらい回しをなくすためには必要な処置の一つだと思います。
従来の防災ヘリでは搬送が主目的であり、ヘリの離発着のできる場所の確保の問題やヘリ到着までの時間、ヘリの運用方法などを考えると陸上搬送をしても時間は変わらないと考え、ヘリ要請が消極的になっていました。
今回のドクターヘリの導入を検討中ということは、1歩進んだ試みであり、多くの離島や広い道路のない山間部の集落を抱える地区にとっては朗報だと思います・・・車がいけない山中や現場まで時間のかかるQQ救助の場合、ドクターヘリだったら現場での処置ができるということで大きな選択肢の一つになると思います。
また、高速道路などでの集団災害など、ドクターヘリ要請の機会が多くなるのではと思います・・・ヘリの要請方法や連絡のやり方など他の地域でも問題があったみたいですが、導入が検討されていく時点で、いろいろな問題を解決しながら進む、新しいQQの一つのあり方ということでは必要なステップではないでしょうか。
何事も失敗を恐れてやらずに後悔するのではなく、やってみて失敗しても反省を次に経験として生かすことが大事である。