ド・素人ゴルフ@大阪

100叩きのマン振ラー。その片手シングルへの軌跡

ゴルフ場探訪 Vol.15 「西武園ゴルフ場」

2010年06月14日 21時35分34秒 | ゴルフ場探訪
関東遠征2日目は西武園ゴルフ場

ここを選んだのは理由がある。

実は,昔,私は所沢に住んでいた。所沢に住んだ後,東京に住んで,東京でもう一度引っ越して,大阪に戻ってきた。

所沢時代,西武園にゴルフ場があることは知っていたが,隣の競輪場にしか行ってなかった。あの頃はゴルフなんて全くやる気がなく,遠い存在だった。オヤジ殿はすでにゴルフをやっていたが,私には無縁だった。あの頃は,登山,ボウリング,スキーをやっていた。あとバクチ。

しかし,今となっては,「あの頃は非常に恵まれた環境だったんじゃないかなあ」と思うわけである。

所沢から一駅で東村山。志村けんで有名。そこで乗り換えて一駅で西武園。そこからバスで5分かそこら。ゴルフ場。

恵まれてたなあ。そして,自分が恵まれていると全く知らなかった。

そこで今回,西武園に行ってみようと思い立ったのである。先々週号の週刊GDにベストが出やすいコースとして軽く取り上げられていたのもあるけど。

ここは現在も西武系列。だけど,設備は豪奢というわけではない。





ゴルフ場のロッカーにしては小さい。スキー場のやつに似てますね。

レンジやアプローチの練習場もなく,設備は豪奢どころか,あまり良くない。

コースも距離がなく,変化に富んでいるというよりは,狭いところに無理やり18ホール作ったという感じ。

元々は9ホールで始まったらしく,あとから9ホールを増設。その結果,インへの移動はバスに乗る。公道を移動する。





10番の名物の鳥かご。ここから打つ。民家というか,様々な施設に隣接してゴルフ場があるので,ボールの飛び出しには要注意ということであろう。





これはアウトの6番だったか,5番だったかの注意書き。

パー72のコースだが,総距離も5700くらいしかないので(Bグリーン使用),ドライバーの振れるちょっと長めのショートコースというイメージで良いんじゃないでしょうか。





左ドッグで右はOB。右のOBは結構浅い。スライサーは大変なコース。その意味では力量は問われます。問われますが,ドライバーを振らないという決断ができれば難しくはありません。





1番のティーグラウンドからの様子,だったと思う。

ここも右ドッグ。

ドッグレッグのホールが多いですね。非常にトリッキー。距離はないので,腕試しにちょうどいい。

だが,設定は緩い。

まず,フェアウェイが固い。グリーン周りの花道と言うか芝を刈りこんである部分も固い。ミスショットしても乗る。

また,OBはたしかに浅いのだが,土手を高くした設計になっているので,セーフにキックしやすい。

バンカーは砂がなく,しかもその砂が固いので,非常に簡単だ。砂のないバンカーというのは難しいが,あそこまで砂がなく,そして固いと,ただのベアグラウンドだ。エクスプロージョンだの,砂を薄く取るだの,そんな複雑なことを考えなくても,普通にアプローチすれば出る。

グリーンは非常に簡単。GDOでもGORAでもなぜか「グリーンが難しい」という意見があったが,非常に簡単なグリーンだろう。

アンジュレーションも特になく,どこから打ってもほぼストレートライン。どちらかと言えばフック,もしくはスライス,というのはあるにはあるが,ほとんど切れないラインばかり。これ以上簡単なグリーンというと,私はパターマットしか知らない。

地形は非常に難しく,トリッキーなコースなんですが,それを目一杯簡単にしてあるというイメージだ。

ドライバーをピンポイントで左右に打ち分けられる人にはものすごく簡単なコースであろう。また,ドライバーを捨てて,何かのクラブでコンスタントに200ヤードを打てる人もスコアが伸びるだろう。

私のような「どこに飛ぶか分からないドライバー勝負」のプレーヤーには厳しい設定だ。

それでも結構頑張ったんですよ。詳しくはラウンド記「関東遠征記 その2 西武園ゴルフ場」にて。

なお,西武系列=メシがまずい,というイメージだったが,そんなにまずくはない。が,ハンバーグを食った弟は「デニーズの方が美味い」と言っていたので,私の舌がおかしいだけかも知れない。

プレーフィも高いですね。立地を考えると仕方ないが,高い。

単価自体はおおむらさきの方が高い。おおむらさきの方が遠いのに高い。しかし,西武園の方が満足度が低い。

つまりここでの「高い」というのは「コストパフォーマンスが低い」ということである。

ゴルフに限らず,なんでもそうだが,大事なのはコストパフォーマンスであって,金額それ自体ではない。GDOやGORAのコメントは金額それ自体を評価の対象としているものが多く,まったく当てにならない。

CPを重視すべきだ。

「10万円のベンツ製の自転車」と言えば非常に高価な自転車だが,「10万円のベンツ製の自動車」というとちょっと何かありましたかねというご意見が出るわけだ。大事なのは「10万円」という金額それ自体ではなく,その10万円が転化する価値なのである。

西武園は残念ながら設定されている料金に見合う価値はないと言わざるを得ない。

隣接している西武園ゆうえん地や西武園競輪場を久々に見たり,昔住んでいたところの近くを通ったり,さまざまな想い出のつまった航空公園の傍を通ったり,私の中ではものすごく楽しい1日だったが,一般論としてはわざわざ行く意味はないでしょう。

関東にはもっといいゴルフ場があると思います。

ただ,もし今も所沢に住んでたら通ったかも。早朝ハーフや薄暮ハーフもやってるらしい。何より近い。その意味ではCPはいい。所沢まで30分以内で行ける人にはいいゴルフ場と言えるだろう。





ゼクシオのクラブがレンタルできる。これはちょっといいサービスかな。

もう1回行きますかと言われたら,「お金出してくれるなら。大阪からの足代と宿代コミコミで。」というのが,ものすごく正直な感想。

ゴルフ場探訪 Vol.14 「おおむらさきゴルフ倶楽部」

2010年06月14日 17時55分48秒 | ゴルフ場探訪
関東遠征ゴルフの初日は埼玉県は滑川町にありますおおむらさきゴルフ倶楽部





暑かった。滑川町と言っても関西圏の方はピンと来ないと思われるが,熊谷市というとお分かりの方もおられるかも知れない。暑い場所の代名詞みたいなもんだ。その熊谷の隣が滑川。暑い。

おおむらさきは元々西武系のゴルフ場で,西武があわわわわってなったときに売られて,今はパシフィックスポーツアンドリゾーツの持ち物ですね。

元々は完全な西武系の接待コース。ただ,2008年にシニアツアーをやったくらいだから,悪いゴルフ場ではない。

元は接待コースだけど,現在はGDOでも予約できるカジュアルコース。GDOのランキングでも高評価ですね。2010年版の途中経過では埼玉県で暫定1位。関東ランキングでも暫定17位。2009年版でも埼玉県5位。

私はGDOのランキングはかなり高く評価しています。というのは,ランキングの採点基準の中に「予約実績」と「みなさまからの投票」つまりユーザーの意見があるから。

客の満足度が高いというのは,客商売の中で唯一無二の採点基準でいいわけであって,それが大きく反映されたランキングというのは信用に足るというべきであろう。特に今回のように情報が全くない中で探すということになると,強く信頼してよいだろう。

値段はちょっと高いけども,まあ,こんなもんっちゃこんなもんって話もある。

カジュアルコースだけども元々は接待コースである。はっきりいって施設は立派。27ホールのコースで,レンジとアプグリーンを併設。リモコン式乗用カートで,営業形態はキャディ付,セルフの両方。

私はキャディ付だったけども,前と後はセルフ。





これはアプローチ練習場ですね。芝のところの地面がちょっと固くて,あまり実戦的な練習にはならないような気も。





コースは基本的に平坦。接待コースの見本みたいなコースですね。

池,クロスバンカー,ガードバンカー,いろいろあるけど,全部あまり意味がありません。言うたらなんやけどね。

要するに「簡単」です。簡単だけど,変化に富んでいないわけではない。

総距離は短いけど,ロングとショートに距離を割いている。ショートは結構面白いですよ。





それと,GPSの表示とヤーデージの表示が10~20ヤードずれてました。GPSの方が短く表示している。

ごまかしているようには思わなかったけど,まあ,一応書いておきましょう。

グリーンは難しくもなく,普通のグリーン。いいグリーンだと思いますね。ピン位置はグリーン及びグリーン周りから見てもなかなか難しい所に切ってあり,キャディさんも結構難しい方だと言っていたが,プレーした感じは難儀するようなことはなかったので,グリーンは簡単と言ってしまってもいいと思う。

ボールマークはあんまり直してないですね。私は直すのが好きなので,せっせと直しましたけど。

直しながら思ったのだが,グリーンが非常に柔らかい。アイアンショット,アプローチショットをどんどん狙っていけるグリーンだと思う。

なお,フェアウェイも非常にきれいです。

レストランは設備的には西武っぽい感じ。西武っぽいって,これまた関西圏の方には意味不明だと思うんですが,西武系のレストランってどこでもこんな感じやなという雰囲気。説明難しいんだけど。西武系ではなくなったけども,設備は西武のままかな,これは。





バブルの名残り。今回は使ってなかったけど。

メシ自体は美味しいです。限定のサーロインステーキが食べたかったのに,売り切れだった。20食限定らしい。70組入ってるのに,20食限定って競争率高すぎですな。

というわけで,今回はキャディ付きで回ったのだけども,当たりのキャディさん。おおむらさきでの歴は短いけど,キャディ歴は長いらしく,グリーンのラインをベタ読みしてくれる。それでグリーンを簡単に思ったのかも知れない。

また,狙い目の解説も的確で,ふつうの話も面白い。

当たりのキャディさんでしたね。

よく「初心者はキャディ付で回れ」とか「初めてのコースはキャディ付がよい」などという意見を見るが,はっきり言って,そんなのついたキャディによるわけだ。

今回のキャディさんは仕事もテキパキ,説明も明確,ラインもしっかり,お話もグッド。100点でしたね。なかなかいません。

そのキャディさんと一緒にラウンドした成果はいかに。

それはラウンド記にて。

なお,同伴した弟は春先に埼玉の名門霞ヶ関を回ったそうだが,「霞ヶ関よりここの方がいいで」と言っていた。

それと,プレーすると割引券がもらえます。期限が短いので今回は弟に上げましたが,土日でキャディ付,メシ付で1万6800円になる券。お得かも。


羽田空港にて

2010年06月14日 11時09分11秒 | 雑記
伊丹にはコインパソコンがあったが羽田空港にはないですね。パッと見だけど見つからない。

代わりに、と言っては何だけど、マッサージチェアでリラックス。

足が非常に疲れております。

遠征記は夜から徐々にアップ予定。