ド・素人ゴルフ@大阪

100叩きのマン振ラー。その片手シングルへの軌跡

FCT大解剖

2010年06月09日 21時21分47秒 | 道具研究
FCT。R9から実装されたテーラーメイドのシステムで「フライト・コントロール・テクノロジー」の略である。

R9シリーズのほか,XRシリーズや,一部のレスキューにも採用されている。バーナーシリーズには採用されていない。なお,MWTもバーナーシリーズには採用されていない。





このヘッドとシャフトを結合させているスリーブがFCTの本体部分である。「L」となっているが,Leftのことで,左にフェイスが向く。つまり,フックフェイスとなる。





ヘッド側から見るとよく分かるが,ネジでとまっている。例の白のトルクレンチで緩めたり,締めたりする。完全に緩めるとヘッドがはずれる。

それにしても傷だらけのヘッドだ。ほんと,クラブに申し訳ない。





フェイスの向きは8段階に返られる。大きく分けると

N:ニュートラル
L:レフト
NU:ニュートラルアップライト
R:ライト

の4段階で,そしてそれぞれの中間がある。これで8つ。

これがシステムのすべてだ。システム自体は単純だ。

そして,これにMWTを合わせて調整していく。

もっとも私は,ヘッドを利かせるために,MWTを16,16,14にしているから,専らFCTでの調整となる。

なお,フェイスの向きとライ角との関係で,Rポジションにするとロフトが立ち,Lポジションにするとロフトが寝るので注意が必要だ。

私はラウンド前に練習場で球を打って,その日の弾道によってフェイスの向きを変えている。最近はスイング改造中で,なぜかスライスを打つことが多いから,Lポジションにしている。つい最近まではRで打っていた。

また,いついかなるときでもマン振りできるように,スプーンやなんちゃってクリークはRにしている。引っ掛け防止。

自分の特性に合わせて,またその日の調子に合わせてフェイスの向きを変えられるというのは画期的だと思う。

また,いろいろいじれるという遊びに要素も大きい。

プロはNかNUで使用する人が多いらしいが,そんなことはどうでもよくて,いろいろ遊べるというのがいい。

新規ゴルフ場開拓

2010年06月09日 16時52分04秒 | 雑記
ブログ開設後に回ったゴルフ場はすべて「ゴルフ場探訪」で紹介している。

また,開設前に回ったゴルフ場も2つほど紹介している。

ただ,画像がない,詳しいことは忘れた,などの理由で,紹介していないゴルフ場もあるので,ざっと紹介しておきたい。

① ビンタン・ラグーンゴルフクラブ

私のゴルフデビューの地だ。36ホールのクラブだが,ゴルフデビューはシービューコース。ジャック・ニクラウスの設計。イアン・ベーカー設計のウッドランドコースも回った。

まったく覚えていないが,ウッドランドコースの方が難しかったように記憶している。

キャディにフォロースルーをちゃんと取れというアドバイスをもらったことを思い出した。いまだに進歩していない。

② 軽井沢72ゴルフ

国内デビューの地。東か北かどっちかだったように記憶している。どっちかが貸切だったという記憶もある。

リゾートゴルフだなあと思った記憶がある。

③ レイクフォレストリゾート

バードスプリングだと思う。遠かったという記憶がある。設備が豪華だった記憶もある。

④ 名阪チサンカントリークラブ

なんちゃって100切りをしたコース。ある意味思い出の地。

紹介していないのは,この4つですかね。

ただ,私は何か所のゴルフ場を回ったか,その中に「名門」がいくつあるかというような,その類のことには全く興味がない。

学生の時に山登りをしていたのだが,元々登山に興味があったわけではなかった。そこで,モチベーションアップのために「日本百名山を全部登ったろう」と思った。途中で「あんまり意味ないな」と思ってやめた。

どこの山に登ったか,とか,百名山をいくつ登ったか,ではなくて,その山でどんな楽しいことがあったかが重要だなと思ったからである。

ゴルフ場も同じだと思う。

どこに行ったかではなくて,そこでどんな良いことがあったか,である。

スコアが良かった,芝がきれいだった,メシが美味かった,風呂がでかかった,キャディが美人だった,フロントの愛想が良かった。なんでもいいから,どんないいことがあったか,である。

前も似たようなこと書いた記憶があるが,まあ,そういうこと。

今週末は行ったことがないゴルフ場を2つ。

どんな楽しいことがありますか。

意味不明なタイトル

2010年06月09日 11時02分01秒 | 雑記
文章には項目ごとにタイトルをつけるのがいいと言われる。

「小見出し」というやつだ。

このタイトルで文章の価値は決まるといっていい。短いタイトルでバシっとその後に続く文章の中身を表現すれば100点だ。

逆のパターンは目も当てられない。タイトルが意味不明なら,中身を読む気がしないし,意味不明なタイトルをつけている文章の中身は,大抵の場合,しょうもない。

今週号のパーゴルフの30ページ,である。そのタイトル,である。

「ボール初速とヘッドスピードをシンクロさせる」

意味分かりますか?

サブタイトルが「『ゆるスピン』アプローチを手に入れるカギはココ!」である。

編集部も「シンクロ」じゃ分からないと思ったのだろうか。シンクロの横に「一致」という文字を入れている。

それでも意味不明。

そもそも,タイトル自体に説明が必要なタイトルをつけている時点で,中身を読む気がなくなる。

なんでこんなことが起こったか。

これは私が常々主張しているところの「レッスンの理論はすべてそれまでに発表されている何かの焼き直しである」という見解の好例なのである。

この記事は,31ページにもあるように,「ボールを下手投げで放るイメージ」という何回見たか分からない,何回聞いたか分からない,使い古された理論であり,定石ともいえる理論の焼き直しなのである。

それをそのままタイトルにすればいいのに,それではオリジナリティがないと思ったのか,「ボール初速とヘッドスピードをシンクロ」などという「シンクロって言いたいだけちゃうんか」というタイトルをつけてしまうのである。

そして,まったく分からなくなる。

ちなみにこの記事,内容では直接は触れられていないが,アプのときにインパクトの強さではなく,振り幅によって距離を合わせるべきだという最近の通説的見解とほぼ同じ理論である。

インパクトで合わせるなという趣旨は書いてあるが,振り幅の話は書いていない。

つまり,通説的見解,誰でも知ってる理屈をもっともらしく書くために,複雑な表現をしているという最近のレッスン記事の好見本なのである。

学生のころ,ゼミの指導教授に「文章を書くときに絶対やってはいけないのは,簡単なことを難しく書くことだ」と教わった。

このようなレッスン記事を見る度に,かの教授の言葉を思い出し,自戒するのである。

サブバッグセッティング(改)

2010年06月09日 09時12分17秒 | 雑記
昨日メインのバッグを関東に発送した。待ってろよ,すぐ行くからな。

ついでにホームに送る準備として,サブバッグのセッティングを変更した。



1W:
 Macgregor MACTEC NV-R TYPE-1(クワドラアクション)
5W:
 Macgregor MACTEC NV-R(トリプルアクション)
3UT:
 Taylor Made BURNER スーパーファスト レスキュー(NS950)
5UT:
 Taylor Made BURNER スーパーファスト レスキュー(NS950)
5I~PW,AW:
 Taylor Made BURNERアイアン(NS950)
58°:
 Taylor Made Z TP(DG)
60°:
 ハンドメイド トリプルバウンスソール(DG)
PT:
 Scotty Cameron FUTURA PHANTOM

この前サブバッグについて記事を書いたときと若干違うセッティング。

ドライバーは先代の青ナビだが,これは正直迷うところだ。r7リミが返ってくればそれにしたいのだが,返ってきそうもない。かといって,スーパークワッドやR9ノーマルは安定して振れない。打ち込む必要がある。スーパーディープは手元にない。トランクルームにはナイキのドラとかもあるけど,コースで振ったことがない。そんなこんなで消去法で青ナビ。

UTはメインから抜いたのをそのままサブに入れてみただけ。飾りです。

特筆すべきは60度。この前は説明しなかったが,なんとこのウェッジ,バウンスが20度もある。バンカー専用。

一時期バンカーショットに悩んでいたころに買ってそのままにしていたのだが,この前田辺で使ったらまあまあ。出すだけになってしまうことも多いが,1回で出てくれれば贅沢は申しません。

そんなこんなで,改めて文字に起こしてみると,なんかパッとせんな,という印象。

ロングクラブ,特にウッドが納得いってないからでしょうね。自分で納得行ってないセットで回るのは良くないと思う。道具のせいにしてしまうから。

道具のせいにするゴルファーが一番ダメなゴルファーだと私は思う。

まあ,サブバッグだから。

そういう納得方法は良くないと思うけど,現状では仕方ないというのが正直なとこ。