お裁縫な日々

手作りが好きで、ゆっくりのんびり作っています。いろんなお裁縫グッズを試すことも大好きです。

急がば回れ ~割烹着のお直し、後編

2024年01月19日 | お直しとリメイク

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

割烹着のお直しの続きです。前編はこちら

袖口の擦り切れ状態です。アイロン前です。

アイロン後です。

傷みの激しい箇所を切り取り、補強した後、当初は幅広バイアステープを付けるようにゴム通し部分を作るつもりでした。片方の袖を仕上げる寸前に、繕い方法を変えました。別布を当てて、元の布の形に戻すようにしました。

当て布の一部です。

平和チャコ(白)を使いました。描きやすいですし、すぐ消えるので、安心です。ちなみに、裁断線の時には、ロウチャコを使いました。

縫い付けました。

ゴムを入れました。

元の生地より少し硬いので、ゴムは少し長めにしまして、お肌に当たる加減を和らげております。

反対側です。

傷んだ箇所には、補強テープを貼っています。

今回はバイアスにしました。

これ以外にひどくダメージを受けた部分は、別の接着芯を貼りまして、ミシンで叩きました。

縫い目が不揃いなのはお許しくださいませ 

裏です。

糸替えが面倒だったので、下糸もピンクのままです 

ボビンを替えるだけのことなのに、面倒って、どうなの… 

ま、いいことにしまして、両袖を並べてみました。

かなり色が違うのですが、実際に着て、遠目で見ますと、意外に違和感がありませんでした。よかったです。

今回活躍したチャコ様方です。

お分かりだと思いますが、左上段から、平和チャコ(白)、平和チャコ(赤)、ロウチャコ、下段に移りまして左から、ローヤルパウダーチョーク(白)、水性フリクションペン(茶)です。チャコについては、紆余曲折ありました。詳細はカテゴリー「チャコ」をご参照ください。

平和チャコ(赤)は、断念した方法の時に使っていました。詳しくは前編にて

それにしても、ちびましたね~~ 

茶色のペンは、水性フリクション(細)です。色に意味はありません。現品限りでしたので、その時売られていたものを買ってきただけです。

袖口以外にも、かなり擦り切れています。それなりに使いましたから、寿命が近付いていると思います。ということで、今回のお直しは一時凌ぎで十分なので、これで行こうと思います。

やっと3枚体制に戻れました! 


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今回は簡単に仕上げたい! ~割烹着のお直し、前編

2024年01月17日 | お直しとリメイク

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

夫のスーツスラックスのお直しをしているのですが、溜まってきている日々の繕い物も気になってきました。辛抱たまらず、片付けています。

今回はこれです。

割烹着の袖口です。かなり擦り切れています。さすがにヤバいので、しばらく使っていません。

でも、寒い時期はやはり割烹着を使いたいです。最近までは、他の2枚の割烹着で廻していましたが、ボタンが取れ、1枚のみになっていました。先日直しまして(詳しくはこちら)、2枚に戻りました。出来る限り早く3枚体制に戻りたいです。

まず初めに考えたのは、擦り切れた部分を切り取り、別布を使って元のように仕上げる方法です。これだと仕上がりがキレイだとは思います。しかし、生地探しから始まることを考えると、かなり大掛かり…

ちょっと嫌だな…   

次に考えたのは、擦り切れた部分に裏から接着芯を張り付けて、穴になった部分は無視して、上から叩きミシンをかける方法です。

生地の用意、採寸、裁断等々、多くを考える必要がありません。見た目はイマイチになるかもしれませんが、どうしても気に入らなければ、全とっかえをすれば済む話です。

でも、これだと多分、生地が固く、しっかりしすぎてしまって、ゴムを入れても袖口が縮んでくれないかもしれません。

それも嫌だな…

別布は用意するけど、もっとお手軽で直せないものかしら? 

で、考えて、これにしました。

何かでもらったエプロンの紐です。エプロン本体はリユースで別のものに作り替えまして、紐が残っていたのです。今回はこちらを使うことにします。予定は、幅広のバイアステープを付けるような感じで、エプロン生地を挟みこむつもりです。

色がおかしいけど、ま、いいことにしよう! 

まずは傷んだところをカットし、念のため補強用のバイアステープを貼りました。

で、ここからが大変でした。

画像がないので、文章だけで失礼します。袖は筒状になっているので、付けようと思っているエプロンの紐も、筒状にしないといけません。ある意味、折り紙のように折って、縫い合わせて…としていくところですが、

  • 後でゴムを通すことを考えると、中はきれいに空いていないといけない
  • 透けて見える生地だから、裏側もある程度は綺麗でないといけない
  • 使用予定の生地はふにゃふにゃで、本体生地に当てながら採寸裁断はできない
  • 弱い生地だから、縫ったり解いたりを繰り返すことは出来ない

などなど、いろいろありまして、

あーだ こーだ

と頑張りました。片方の袖口が、何とか仕上げに持っていけそうなところまで頑張りました。しかし、

  • 工程が面倒くさすぎる
  • 思った以上に強度がない
  • もう片方の袖口を、左右対称に見えるように仕上げるのは容易ではないと想像できる

ことから、頑張ったのですが、この方法は断念することにしました 

後編に続きます 

 

 

 


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ちょっと苦手なボタン付け

2024年01月15日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

年末に溜まっていた繕い物を片付けています。今回はこちらです。

愛用の割烹着です。御覧の通り、生成りのシーチング生地で出来ています。

そうです。私が作った割烹着でして、これは完成トワルとして縫い上げました。作製時、現用のトワル生地はまだ入手しておらず、ワゴンセールで購入したちょっとしっかりめのシーチング生地でした。これはこれで着られそうだったので、トワルではありましたが、完成品をそのまま使用しています。

本来ならば、通常のボタンを使用すべきところなのですが、首回りでして、ここでホールにボタンをくぐらせるのが面倒だったので、スナップボタンにしました。着脱回数の多い箇所ですから、ボタンがこうなるのは必至ですね。

使う糸はこちらです。

大好きな、横田さんのダルマ家庭糸です。これだけで気分が上がります 

スナップボタンの留めは、あまり上手でないのですが、売り物ではないので、いいことにします。

直りました。これでまた使える割烹着が1着戻ってきました。

実はもう1着、お直しを待っているのです。こちらは少々面倒かな?

それなら尚のこと、早く取り掛からねば! 


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アラフィフ? ミドフィフ?

2024年01月14日 | 徒然なるままに

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

年が変わりました。その日が来ましたら、今年もまたひとつ年齢を重ねることになります。で、少し気になっていたことがあるのです。

いつまで「アラフィフ」を使ってもいいのだろうか… 

ご存じの通り、アラフィフのアラは、aroundですので、明確な線引きがあるわけではありません。なので、「アラ還」の方が適切と思われる頃までアラフィフでもいいのでしょう。

もしaroundの線引きを、round up/downで行くなら、55/54歳でしょう。しかし、私としましては、その間にひとつ呼び名が欲しいです。

という訳で、ミドフィフで行こうと思います。もちろんミドは、middleのつもりです。ネットで調べましたら、一応そういう言葉は、ちらほらと使われているようでした。

という訳で、早速アラフィフ改めミドフィフでいこうと思います。

よろしくお願い致します 

 

 


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これを手で縫う? ~ニット生地のシャツのお直し

2024年01月12日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

夫のスーツスラックスのお直し、超のろのろスピードで進行中です。

さて、僅かなお裁縫時間をスラックスのお直しに当てたいがために、日々に繕い物が後回しになっています。それでも、これだけはさすがに我慢の限界が来まして、直してしまおうと思います。

それがこれです。

今時このタイプを着る方は少ないでしょう。

実は私は一年中、Tシャツを着ています。冬はTシャツの上にブラウスなどを着ますので、Tシャツが下着代わりということになります。それでも寒い時、Tシャツの下にこの手のシャツを着ます。つまり、冬のみ、それもかなり寒い冬のみに着用するシャツなのです。

何が悪かったのか、肩の部分が解けました。

解けていない側です。ここがパックリ開きました。

解けていない側の裏です。

分かりにくいですが、ループ糸はウーリー糸です。ここが全て取れていました。

直すには、全部解いて、オーバーロックを掛ければ終わる話ですが、これだけのために、生地端のテープを両方外して、肩を縫い合わせた後、カバステ様にご登場いただくのは嫌です。

おまけに、この薄い生地に、プロ用ではない、わが家のロックミシンで縫っても大丈夫なのかという不安もあります。

ということで、縫う場所も少しですし、Tシャツならば伸び止めテープを使う箇所でもあることから、ニット生地対応とかでなく、普通に手縫いで対処することにしました。

縫い線と、生地端の処理が出来ればいいので、縫いました。この際、#60のミシンスパン糸で行きます。

縫い線はコの字縫い、端は適当に縫い合わせた後、縁かがり縫いをしました。元の糸は、取れるところは取りましたが、どこでつながっているか分からないので、解けない部分は、念のため糸留めをしてからカットしました。

長年、この手のシャツは使っていますが、こんなところが解けたのは初めてでした。

何が悪かったのかしら? 

糸も含めて寿命なのかもしれませんね。でも、もう少し着られそうです 

 

 


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