引き際

昨日はＵＰした記事が消えてしまって、もう一度書く気にもなれずに、ふて寝をしてしまった母です

ということで、気を取り直して書きますね～～


清原選手の引退試合。
ピッチャーにはすべて直球勝負をしてもらえ、そして試合後にはゲストも呼んでの引退式。
大きな拍手の中、球場を去りました。
ＰＬ高校時代から長いこと野球界で活躍してきた選手です。
ケガをしてつらい時期もあったでしょうが最後は幸せな選手だと思います。

おりしも１０月１日。この日に戦力外を通告された選手たちもいます。
たとえ自ら引退しても、このような華々しいセレモニーをしてもらえる選手はほとんどいません。

１軍にほとんど上がることもなく去っていく選手もいます。
ケガをして去っていく選手もいます。
年齢という壁に阻まれユニホームを脱ぐ選手もいます。
多くの選手が志半ばで去らねばならない世界です。

そんな中で長年活躍した清原選手に、称賛とねぎらいの拍手が送られました。
奇しくも桑田選手と同じ年に引退ということになりましたが、メジャーに行った桑田選手にはこのような引退式はなく・・・
でも、清原選手にせよ桑田選手にせよ、最後まで自分の限界までやり遂げた末に、自ら引退という道を選べる選手は本当に幸せなんだと思います。

他の職業に比べれば、決して長くはない野球選手の現役生活。

どういう形であれ自分の納得のいくまでチャレンジし続ける選手もいるでしょう。
太く短く自分を燃焼させていっている選手たちにエールを送り続けるとともに、
どういう形であれこれから第２の人生を歩む選手たちにも、エールを送りたいと思います。


そして引き際といえば王監督も同じく今季でユニフォームを脱ぎます。

１４年間の監督生活の中で、弱かったチームを強くし、成熟させていった。
しかし時代は流れ、チームも変化し、そして今季順位も結果も納得いくものではなかった。
選手もファンも優勝で引退の花道を飾りたいと願っていたがかなわなかった。

始まりがあれば必ず終わりがあり、どんな人間も時代の流れや変化の中で生きている限り、こうして思いがかなわず終わることもあるでしょう。

けれど王監督といい、清原選手といい、多くの人に拍手を浴びてその功績を称えられながら退けることはきっと幸せなことなのでしょう。

王監督の最後の試合。
１０月７日には遠く仙台に向って大きな大きな拍手を送りたいと思っています。


最後に７／１２の雁の巣での清原選手の写真を。





２３年間お疲れさまでした。



ここまで読んでいただいて、ありがとうございま～す！！

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