あおによし

昨日テレビを見て新事実を知りました。
（新事実でないかもしれませんが・・・。おりえんすにとっては新事実だったのです）

「あおによし」
という言葉。奈良の枕詞だと知っていたのですが、「あお」「に」「よし」の「に」は助詞ではなかったのです。

高校時代、古文で「あおによし」を習った時にてっきり「に」は助詞だと思いこみ、「奈良には青が素敵だ」と思いこんでいたのです。
確かに奈良の都は緑あふれて、四季折々の木々が楽しめます。
きっと作者は「奈良の緑がすばらしい」と詠んだに違いないといった思いこみを三十年持ち続けていました。

昨日の番組で初めて判りました。
「あお」「に」「よし」
の「に」は朱色の事だったのですね。

平安時代建物は　壁が白壁、柱は朱色、窓の桟は緑（青）だったようです。
計画都市だからできたのかもしれませんが、平安京全体がこの三色で覆い尽くされていたようです。

つまり奈良の枕詞は
「青丹　良し」と書くようです。

何となく誤解が解けて良かった一日でした。