雪虫 日誌

雪虫大好き人間の生活日誌

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漢字のお話(音読み)

2010年07月28日 | Weblog
先日不合格の通知がきた 漢字検定。さぁ 次回に向けて頑張ることにします。

というわけで 新たな問題集を追加しました。分野別問題集。
ここに「漢検おもしろゼミ」という欄があって、「なるほど」と思ったので記事にしますね。

漢字の読み ですが、音読みと訓読みはご存知の通りですが、音読みも訓読みも数種類の読み方がある漢字が存在します。
なぜ????

音読みには「呉音」「漢音」「唐音」「慣用音」という種類があるそうです。
「呉音」は4~6世紀に、「漢音」は7~10世紀、「唐音」は11世紀以降日本に伝えられた読みだそうです。ただ、「慣用音」は日本で変化した読みということで、日本独自の読み方のようです。
例えば、「頭」は
呉音では「頭痛」(ずつう)、漢音では「頭髪」(とうはつ)、唐音では「饅頭」(まんじゅう)というように「ず」「とう」「じゅう」というように読みます。
つまり音読みで3つの読み方があるわけです。

改めて漢和辞典を見るとしっかり記号で 呉音、漢音、唐音、慣用音の区別が書いてありました。今まで気づかなかった。

そして、一つの文字で3つの読みがあること自体が漢字を複雑にしている要因かもしれません。

違った見方をすると、「伝わってきた年代によって読み方も変わってゆく。」ということかもしれませんね。1世紀単位で考えると、言葉も変化しているのかもしれません。

そういえば旧字体とかあって、少しずつ日本語も変化しているのかもしれませんね。

あと100年後には今と違った読みをする漢字が現れるかもしれませんね。
コメント (2)
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