VO2max とはブイオーツーマックス。
最大酸素摂取量のことです。
ひそかに、
宮古島スポーツ科学センター(MSSC)で測定がおこなわれました。
写真は、
宮古島トライアスロンスクールの若きコーチです。
必死でエアロバイクをこいでいます。
今年のジャパンアイアンマンを100位前後で完走しています。
最大酸素摂取量は、簡単に言うと自動車の排気量と同じで、
持久力の大きさを現します。
この値が大きければ大きいほど、マラソンやロングトライアスロンの
パフォーマンスが高いことになります。
20歳一般青年男子で約48 ml/kg/min、40歳一般成年男子で約41、
60歳一般成年男子で約32ぐらいと言われます。
一方、一流のマラソン選手で75-80、サーカー選手で65-70もあります。
さらに、平均的なサラブレッド競走馬は、140-170あるといわれます。
まさに馬並みですね
このVO2maxは、トップアスリートで計測しても公表されることはあまりありません。
トップシークレットなのです。
ナゼかというと、VO2maxはあまりにも持久系のパフォーマンスと一致するのです。
つまり、VO2maxでその人のフルマラソン等の最高タイムが予想されてしまうのです。
たとえば、フルマラソンオリンピック選手選考する場合に、
いろんな可能性で、利用される可能性があります。
実際に、
マラソンタイム=387.3-(3.45×最大酸素摂取量(ml/kg/分))
という公式があり、マラソンタイムが数分以内でほぼ正確に当たってしまうからです。
(もちろん環境や体調は関係しますが・・・)
MSSCでは、このVO2maxで初心者からトレーニング方法、パフォーマンスの測定、トライアスロンの優位性の証明をおこなっていくようです。
また、ATといわれる無酸素性作業閾値も測定されます。
これは簡単に言うと自動車の燃費に相当します。
もちろん、マラソンやトライアスロンでは燃費が重要ですね。
我が日本国、西の果てでできた初心者ばかりの宮古島スポーツ科学センター(MSSC)ですが、
将来、有効な練習法で世界に通用する選手が現れてくれることを望むとともに、
できるだけ楽な練習でパフォーマンスが上がり
誰でもトライアスロンが現実になることを望んでいます。
コーチのデータ?
これは、
個人のトップシークレットで秘密です~
でも、この若きコーチは、もっともっとパフォーマンスが上がるそうです!!
自分もあやかりたいぞっ~~

