オペラ座の怪人な日々

オペラ座の怪人とドールハウス作りにはまっているミミルのページです。

エビータ、2回目行ってきました!

2018-07-13 17:00:00 | ほかのミュージカル
エビータ2回目を7/11に見に行ってきました。



一幕の上演時間が前回もよりも短くなっていました。



初日に来たときに思わず買ってしまったリピーターチケットです。
前から10列前後のセンターブロックで、比較的見やすい席でした。
前回は3列目でしたので、前方すぎてまったく字幕を見る余裕がなかったのですが・・・、
今回は意識してがんばれば字幕を見ることもできましたが、やはりセンターブロックだと両端の字幕というのは、
あまり見やすくはないものですね。
どうしても意識的に右か左に眼球を動かさないと字幕が見えなくて、そうすると舞台中央から目線が切れちゃうので、
なんかもったいないというか・・・。
でも、とにかく前回よりは字幕を見ることができたので、ストーリーだけでなく、場面の把握もしやすかったです。
あと、前方席でちょっと面喰ったのは、序盤の葬儀シーンで、ライトがピカッピカっと激しく明滅して、
どん!どん!って音がする場面。
あそこの迫力がありすぎて、とってもまぶしくて目がちょっと痛くなりました。
音もすごくって、お隣の女性がいちいちびくっ!っとされているのが気になってしまいました(^_^;)
今回の10列あたりの席だとその場面も落ち着いてみることができたのでよかったです。
次回は母と一緒に行くのですが、今回よりは前方席(5,6列目)なので、
年寄りには刺激が強すぎるんじゃないかと若干心配です・・・。

それにしても、ラミンが吸っているあの葉巻は本物なんでしょうか?
最初に見たときは、ライトがついた電子タバコ(?)のような仕掛けなのかと思っていたのですが、
やはりマッチで火をつけているようだし、吸い込むと先端が赤く燃えるので、見れば見るほど本物に見えてきました。
連日の舞台であんなに葉巻を吸って、ノドいためたりしないのでしょうか。ちと心配・・・。
そういや、私は葉巻って吸ったことないかな~

さて、今回のラミン、具体的にどこがどうとかは言えないのですが、前回見たときとも違っているように思えました。
今回の サーカス は、前回よりも私好みでした♪
それに、前回、ちょっと「あれ?」と思ったところも、今回はなかったし。
舞台はナマモノだし、ラミンほどの人だと、自由自在で変幻自在すぎて、
きっと毎回変えて歌ったりしているのでしょうね。
そうなると、何回も行きたくなってしまうのが人情というもの。
結局、さらにもう1回分チケットを追加してしまい、都合5回行くことになりました(^_^;)
でも、ねえ。WEやBWに行くことを考えればね。安いもんですよー。←自己正当化
職場の近くなので、交通費もかからないし。
こんな舞台何回も近場で観られるなんて、本当に幸せだなー、と思ってしまいます。
ちなみに、4回目は3階のサイドですが、こういうサイド席自体座るのが初めてなので、どういう見え方かちょっと楽しみ。
手すりが視線に入ったりしないといいんですが。
(余談ですが、以前、KAATでノートルダムの鐘を3階席で見たとき、
最前列ではないですが、通路の手すりがめっちゃ視界の真ん中にどーんって入ってて、
完全に構造上の欠陥だと思いました。作った人、座ってみればわかることですよ、トホホ)

今回に限ったことではないですが、ラミンの長ぜりふみたいなところ(完全な歌になっていない部分)、
見ているだけなのに無駄に緊張してしまいます。
役者さんってやっぱりすごいなー、私だったら、日本語だとしてもあんなの絶対に言えないですもん(あたりまえ!)。
歌の歌詞なら、ずっと歌っていればきっと覚えられると思うんですけど、ああいうせりふって、
ちょっと出てこなくなっちゃったり、つっかかっちゃたりとかするかもしれないじゃないですか。

今回もエマさんのエバ、よかったです。
2回目のせいか、前回よりも早い段階で泣いてしまいました。
終盤のペロンとの寝室でのやりとりのあたりで、以前、テレビ番組で見たエバが最後38キロくらいにやせ細っても、
毛皮で隠した固定台のようなものに体を括り付けてパレードに出ていたというエピソードがなぜか思い出されてきて、
なぜこの人は、そこまでしなければならなかったんだろう?、
この人をそこまで駆り立てたものとはいったいなんだったのだろう?とか思えてきて。
感極まってしまいました。
エビータ自体の人生には、私に共通するところはまったくないし、参考になるわけでもないし、
共感できるわけでもないのですけど、なんだか、すごく心に突き上げるものがあったのでした。
エマ・キングストンさんの演技と歌唱のなせるわざですね。

それにしても、この作品のラストは、ほんとに寂しい感じというか、静かに終わる感じなので、
個人的には最後もうちょっと盛り上がる感じが好みだなと思ったりしますが、
ハッピーエンドというお話ではないし、こういうほうがいいのでしょうか。
幕が下りたとき、この日のお客さんは、なんとなくすぐに拍手をしなかった感じがしました(ためらい?)。
そういえば、今回、カテコのときにやたら指笛(?)をさかんに鳴らしている方がいました。
どこの位置かはよく分かりませんでしたが。
最初の数回ぐらいならいいと思うのですが、カテコの間中ずっとやっていたので、ちょっとそれはやりすぎかなぁ、
と個人的には感じました。

まあ、なにはともあれ、あと3回このすばらしい舞台を見ることができる自分は幸せだと思います。
相変わらず、通勤のときにはエビータのサントラばっかり聞きまくっていますが、やっぱりコンセプトアルバムのチェが好きです。
そう、コルム・ウィルキンソンさんなんですよね。
お恥ずかしながら、私は不勉強で、つい数日前にそのことを知りました。
さんざん聞いていたのにね。
アマゾンmusicでアーティスト名が長すぎて、全部表示されないんですもの。
(アンドリューロイドウェバー&コルム・・・みたいな表示になってる)

PS:城田優さんのアルバムの内容が先日発表されて、小躍り!
昨年の4starsを聞きに行ったあと勝手に懇願していた、ラミンとの「闇が広がる」のCD化、実現したじゃん!!
願えばかなうこともあるもんだ(*^_^*)