大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「大阪府、高齢者 外出自粛要請」!?

2022年07月29日 05時22分19秒 | 日記

 新型コロナウイルス感染7波の拡大〜波の急カーブ、病床使用率の上昇、死亡者数の多さ等にこの先どうなるのか心配しています。そうした中、大阪府のコロナウイルスの対策本部の「高齢者の外出自粛要請」決定が注目されています。
 その内容は、「65歳以上または基礎疾患がある人に外出自粛を求める」「高齢者の同居家族らにも感染リスクが高い行動をひかえるよう呼びかける。期間は、お盆を含む28日〜8月27日の1カ月間」とのことです。
 但し、「通院や出勤、食料品の買い出し、散歩など生活や健康維持に必要なものは自粛要請の対象外」となっています。あくまでも自己責任の枠内のようです。
 「こうした対応について、府の専門家会議のメンバーからは『リスクの高い高齢者を守るために必要』と賛同する意見があった一方、効果を疑問視する声も上がる。忽那賢志(くつな さとし)・大阪大教授は『重症化して亡くなった高齢者の多くは、感染リスクの高い行動をして感染しているわけではなく、高齢者施設などへの(ウイルス)の持ち込みによって感染している。高齢者に限定した行動制限に意義はあるのか疑問』とコメント」されたそうです。
 「吉村洋文知事は高齢者に限定した自粛要請について『感染全体を抑える措置にならない』としつつ『リスクの高い高齢者は自らの身を守る行動をしてもらいたい』と呼び掛け」られたそうです。
 ところで「福岡県は高齢者に同様の要請を出すことは検討しておらず、ワクチン接種や高齢者施設の職員の検査などを進めている。担当者は『ここを制限すれば感染拡大を抑えられるという確たるエビデンスがない。市中にまん延しており、1カ所を抑えても他のところから広がるのであれば効果は極めて限定的になる』と話」されてるそうです。
 医療現場からは発熱外来の受診制限や軽症者の受診軽減などの声があがってるそうで、どうなるのでしょう。医療機関の逼迫が崩壊にならないようお願いします。
(下:2022年7月28日 毎日新聞-沢俊太郎「高齢者 外出自粛要請 大阪府 独自に行動制限」/光田宗義「効果は断定的 福岡県」より)


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