「廃棄間際の古着を活用した作品で競うファッションコンテスト『リクロースカップ』が福岡市博多区の福岡国際会議場であり、書類審査を通過した54作品がショーや展示で披露された」そうです。〜廃棄され燃やされる衣類を少しでもリサイクル、リユースする活動の一つになりますね。
「大量生産・大量廃棄が環境問題化しているファッション業界で衣服の最利用を推進しようと、中古品の買取販売業《ブックオフコーポレーション》が2021年から開催」されてるそうです。「同社で販売する廃棄間際の古着を無駄なく使用することが条件で、10月29日に行われた今回は、全国から400点以上の応募があった」そうです。
「ファッション性を重視するデザイン部門」では「東京都の山口空叶夢(あとむ)さん(21)がグランプリを獲得した。山口さんは長年使われたものには魂が宿るという付喪神(つくもがみ)をモチーフにしたといい、『環境に配慮した作品を今後も作り続け、日本を背負うデザイナーになりたい』と」話されたそうです。グランプリ作品は、写真の前列右から2人目とのことです。「ニットやトレーナーなど50着以上を細かく切って再構成」されたとのことでが、〜50着とは!すごい量です。新たな大量消費にならない!?
「審査委員長を務めたファッション誌【装苑】の児島幹規編集長は『コンテストが東京や大阪に集中する中、福岡発のこの大会を通じて地方で活躍する人を勇気づけられたらうれしい』とも話」されています。〜ファッション界の環境問題改善のみならず地方活性化も目指されているようです。
(下:2023年11月7日 西日本新聞−長美咲「廃棄間際の古着で ファッション性競う 福岡市でコンテスト」より)
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