「視覚障害者の鉄道駅での転落事故が後を絶たない中、福岡工業高(福岡市早良区)の生徒たちが製作したホームの危険域を知らせる装置が、第18回高校生技術・アイディアコンテスト全国大会(全国工業高等学校長協会主催)で最優秀賞に次ぐ2席の優秀賞を受賞した」そうです。「装置はまず、駅のホームにループ電線を配置し、電線から出る磁気に駅の案内などのメッセージを流す音声信号を入れ込む。視覚障害者は白杖の先に取り付けたセンサーで磁気を感知し、イヤホンを使って音声信号を音声メッセージとして聞き取ることができる」そうです。「制作したのは、高木萌生さんら電気工学科3年生の6人。富永英二講師(66)の指導の下、昨年6月から課題研究の授業で取り組んだ」そうです。「高木さんは『横断歩道橋や交差点など、さまざまな場所で活用できる技術。目の不自由な人の不安が取り除けるようチーム一丸で成し遂げた装置づくりの経験を、社会に出ても生かしていきたい』と話」されています。〜白杖で触れれば、それが何か音声で分かるとは、可能性が広がりますね〜。 講師の指導で若い方々の力が社会問題の解決に発揮されて、すごいですね!
(下2021年3月1日 西日本新聞下村佳史「視覚障害者 駅ホーム転落防止装置 福工高生が優秀賞 白杖にセンサー 音声で危険伝達」より)
(下2021年3月1日 西日本新聞下村佳史「視覚障害者 駅ホーム転落防止装置 福工高生が優秀賞 白杖にセンサー 音声で危険伝達」より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます