大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

水俣病、公害認定から50年

2018年09月26日 05時05分56秒 | 日記
 「水俣病を国が公害病と認定して(9月)26日で50年と」なります。「患者団体などでつくる<水俣病被害者-支援者連絡会>は22日、この半世紀を振り返り、患者、被害者を取り巻く課題を考えるシンポジウムを熊本県水俣市で開」かれました。「今は高齢になった患者たちの生活を支える《2世》の2人が、若い世代の視点から」、「水俣病は終わってなんかいない」と訴えられています。その1人、谷由布さん(37)さんは「昨年9月、スイス-ジュネーブで開かれた《水銀に関する水俣条約》第1回締約国会議に、胎児性患者の坂本しのぶさん(62)の介助役として参加」されました。「世界各国の閣僚や政府関係者、メディアに対し、車いすから一生懸命に言葉を発する坂本さん」に「谷さんは常にそばにいてそっとマスクを向け、その一言一言を世界に届け」ました。「水俣条約は昨年8月に発効し、現在98カ国が批准したとはいえ、《水銀ゼロ》への取り組みは緒についたばかり」、「谷さんは『水俣病の被害がいかに大変なものかをアピールすることで、この条約がいかに世界に必要か訴えていきたい』と力を込め」話されたそうです。西日本新聞では公害病認定の過程を振り返る連載記事(『ある役員と水俣病 公害認定50年』)が掲載されています。
 (下:2018年9月23日西日本新聞-河合仁志「水俣病 次世代向き合う 高齢患者を介護、住民の聞き書きも 認定50年『終わっていない』」一部より)

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