「アフガニスタンの水エネルギー省や農業灌漑省、地方復興賞の職員らが(7月)30日、NGO<ペシャワールの会>現地代表の中村哲医師(71)らとともに、同国に作られた取水堰(しゅすいぜき)のモデルとなった朝倉市の筑後川の山田堰や三連水車を視察」されたそうです。「国連食料農業機関(FAO)なども堰の築造技術が学べる技術者の訓練所を現地に開設して」いて、「アフガンの技官らは、モデルの山田堰を直接見ようとFAOの計らいで視察に」来られたとのことです。<ペシャワール会>の灌漑事業は国連をも動かす取り組みになっています。中村哲医師は今回の視察について「中堅職員が視察に来たことは、山田堰をモデルにした施設づくりに本格的に取り組むという政府の姿勢を示している。非常に嬉しい」と話されています。先ごろの九州北部豪雨の災害復興に取り組む朝倉にとっても、大きな励みになったことと思います。写真では山田堰の大きな石の石畳が広く写されています。江戸寛政時代より続き今も活躍している山田堰の基底部分~すごいですね!
(下2018年7月31日西日本新聞・末広浩「アフガン技官 山田堰視察 朝倉市 中村医師が説明」、朝日新聞・徳山徹「アフガン人山田堰など視察 政府職員、自国施設のモデルに学ぶ」より)
(下2018年7月31日西日本新聞・末広浩「アフガン技官 山田堰視察 朝倉市 中村医師が説明」、朝日新聞・徳山徹「アフガン人山田堰など視察 政府職員、自国施設のモデルに学ぶ」より)