大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

採算合わず~大飯原発(福井県)2基廃炉

2017年10月22日 05時30分50秒 | 日記
「関西電力は大飯原子力発電所1,2号機(福井県)を廃炉にする方針を固めた」そうです。「東日本大震災以後、小型の原発の廃炉が進み始めたが、大飯原発のような100万キロワット超の大型の廃炉が決まるのは東京電力福島第1原発をのぞくと初めて」とのことです。
さらには「安全対策の費用が膨らむなか、電力各社はすべて老朽原発の再稼働を前提とせず、大型炉でも採算重視で選別する時代に入」り、今回、再稼働に当たって<採算性が合わない>ことがいわれています。
これまで、原子力発電は効率の良い安全な電力といわれてきました。しかも地域の景気振興策として誘致もされてきました。
今回、やっと原子力発電の<採算性>が問題となっているようです。
原発にも使用期限があることが今になってわかってきたのでしょうか?
廃炉に当たってどの位の予算が建てられているのか、詳細は明らかになっているのでしょうか?
「安全対策の費用が膨らんだ」といわれますが、絶対安全ということが強調され原子力発電建設は進められてきました。
果たして地震や火山、津波、台風、水害などの自然条件に対する安全の備えは十分だったのでしょうか?現在は空には飛行機、ヘリコプター、ドローン等が飛び交う時代ともなって、落下物も問題となっています。
事故が起きた場合の手だてはどうなっているのでしょうか?、地域住民への説明は?、補償は?
原子力発電のサイクルの<トイレ問題>いわゆる<核のゴミ>への手立てはできているのでしょうか?
福島原発事故以来、各地・各国の原発も同じ問題を抱えていることが明らかとなっています。
<効率性>や、<安全性>もしっかり科学的に再検討してほしいです。

(下:2017年10月17日日本経済新聞「大飯原発2基廃炉へ 関電、採算合わず 大型炉も選別」より)