大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

<公害を起こさないで>の訴え、世界一緒に

2017年10月03日 05時01分47秒 | 日記
「スイス・ジュネーブで開かれている水俣条約の第1回締約国会議(COPI)で28日、胎児性水俣病患者の坂本しのぶさん(61)=熊本県水俣市=が閣僚級会合前の公式行事<水俣への思いを捧げる時間>でスピーチ」されました。「水銀被害で不自由な体で声を振り絞り、『女の人と子どもを守ってください。一緒に(水銀汚染の根絶を)してゆきましょう』と訴え」られました。「坂本さんが約8分間のスピーチをそう締めくくると、会場はしばらく沈黙したのち、大きな拍手に包まれた」そうです。「割れんばかりの拍手が約30秒間続いた」あと、「<水銀に関する水俣条約>第1回締約国会議のシャルドネンス議長がそっと駆け寄り『素晴らしいメッセージをありがとう』と語り掛けると、坂本さんはほほ笑んだ。」と記事にあり、感動が伝わってきます。「このほか、環境省から水俣条約の親善大使に任命された熊本県立水俣高校2年の沢井聖奈さん(16)も英語でスピーチ」されました。
これからは、条約により公害汚染は世界的な違反行為となります。<公害を起こさない>産業活動や環境保護活動が大切です。
(下㊤:2017年9月29日西日本新聞「水俣の思い 世界に訴え <水俣条約>会議胎児性患者の坂本さん『公害を起こさないで』」下㊦:2017年9月29日朝日新聞・ジュネーブ・奥正光「水銀汚染なき世界 <一緒>に 水俣病患者・坂本さんスピーチ」より)