お寺ふぁん・続々

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第23回神明雅楽 3

2022-04-13 | 日記
 雅楽と言えば「越天楽(えてんらく)」が一番有名かな・・? と・・
 
 ただ、”なま”となるとお目にかかったり、お耳にかかったりムズイですね。
 
 コロナでますます厳しかったです。
 




 
 
 舞楽は左方、右方をセットで舞うもののようです。
 
 例えば左舞の「陵王(りょうおう)」に右舞「納曽利(なそり)」を返し舞いとして舞うといったところです。
 
 左方は赤系、右方は緑系を基調とします。
 
 つまり、その色の装束を着けるということですが、いろいろバリエーションはあるようです。








 
 では、舞の所作の意味合いは・・
 
 あまり意味はないようです。
 
 ただ、「陵王」の”三軍叱咤”や「還城楽」のおどけるような仕種はモチーフがあるようです。
 
 











 
 舞はストリー性より様式美を表現、鑑賞するものなのかと・・
 
 いかにも・・というか、”念”のこもるものもあるようです。
 
 「採桑老」や「胡飲酒」は演じた者が死ぬとか・・ぶるぶる
 
 
 ただ、どちらも面を着ける舞です。
 
 気候ということも影響するんじゃないでしょうか?
 
 特に面を着ける装束は重量、熱のこもりもあって屋外なら夏、屋内なら冬がとてもつらい・・
 
 そう舞人が語っているのを聞いたことがあります。
 
 冬の屋内って暖房入りますからね。
 



 終演です。
 
 境内の咲き始めた桜を見て帰ってくれ・・と。
 
 光量不足でおおぼけですが、高貴な桜、緑色の花を咲かせる「御衣黄」です。
 
 
 本年の大阪四天王寺聖霊会は椅子席なしで公開されるようです。
 
 成田山はどうなるでしょうか・・