お寺ふぁん・続々

写真撮ってきたから見て〜♪ 程度の記事書いてます!

豊中 東城山藤井寺 梅

2020-02-13 | 日記

 阪急服部天神駅のほど近くに丘陵が連なる。

 そこに三重塔を持つ立派なお寺がある。歩くとちょっとある。

 

 

 

 豊中の地はその大昔どんな地だったんだろう。天竺川が近くを流れこの丘に当たって流路を変える。小さな川だ。しかし、こういう川こそ怖い川だと思う。

 大雨が降ると流量を流しきれず氾濫する。現在は人の手が加わり直線的に流れる。

 

 そこから西側を見渡した所に猪名川が流れる。支流の千里川も流れる。これらの川が作り出したのが豊中の平坦地であり、伊丹空港の地だと想像する。

 きっと沼沢地だったんじゃないかな。農耕遺跡も散在する。古くから人の生活のあった地だ。

 河川によって豊かな地だったろうが、同時に河川が暴れて平穏を破っていたんではないだろうか?

 

 件のお寺は東城山藤井寺、ふじいでらと読みたいがとうせいじ。この平坦地を見下ろす感じになってると思うんだけど、建物などで眺望は利かない。

 そしてこの丘に城があったと言われ、地名も城山と呼ぶ。

 勾配のある丘であり、街道が近くを通るなど天険とまでは言わずとも城の匂いぷんぷん! だけど遺構は何もない。

 福井城跡とされている。・・後の開発で失われたのかな・・ひょっとして元からなかった・・?

 

 この辺り一帯は、荒木村重の謀反、本願寺との争い、それ以前細川内紛のころ広範に兵火を受けており、ここも・・という話もあるようだけど判然としない。

 伝承のみの城という感じ。

 少し離れた興法寺は本願寺の争いに関連して焼失し、治まってからの再建だとの碑がある。

 今西家も対織田の歴史を持つようだ。

 

 梅は咲いているもの、これからのものがある。桜はまだまだだけど、枝垂れを見せていただくことにしよう。

 

 

 

 

 公園の花芽もまだ固い・・