やっぱりヨットに乗りに行こう!

相模湾、東京湾のヨットライフに関する風景や艇や人物の写真をベースにした日記です。

先ずは三宅島アタック

2016年06月26日 22時33分55秒 | ヨット
6月18日(土)

朝4時ぐらいからもぞもぞ皆起きだし、G藤さんが入れてくれたコーヒーをいただいたりして、4:48、下田ボートサービスの桟橋をテイクオフ。湾内でメインセイルを揚げ一路三宅島を目指します。
船は神奈川県三浦市諸磯のヨット Vol de Nuit(Beneteau First 36.7)。乗員5名。
一昨日キハダマグロがかかったこともあって、G藤さんはやる気満々、防波堤を越えてすぐケンケンを流します。すぐに小ぶりのシイラがかかったのですが、これはリリースしようと話をしていたらバレて一件落着。
緩い風を斜め左前方向から受けて快調に南南東に距離をかせぎます。視界はそれほどクリアではないですが、一応大島、利島、鵜渡根、新島、式根が徐々に島影を表してき。やがて神津も見えてきました。進路は式根と神津の間です。
式根を超えてからは潮が強い! 3ノット近い追い潮です。 海面のざわつきがすごいし、わけのわからない波が変な方向から来ます。
式根島をバックに1枚。


やがて三宅の島影が見えて来、雄山の山頂もわかるようになってきました。阿古のだいたいの場所もわかり、進路を向けます。


阿古の入口は有名な溶岩堤。荒々しさに一同緊張が走ります。
阿古漁港の中。正面左が漁協。その上のレンガ色の建物は東海汽船の待合所と観光案内所です。


漁港内の西側の長い岸壁に係留。奥の両端に黄色い線が塗ってあるところは係留禁止とのこと。
漁組の人が来てくれて手続きをして先ずは落ち着きました。


舫い終わったとたんに、二日酔いの気持ち悪さに教われましたが、遅い昼飯で流水麺をいただいたらすっきり治りました。
脱水か糖分不足だったのかもしれません。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、マストとフォアステーの間に見える丘の両肩に真っ黒な溶岩流の跡が残っています。まさに火山島ですね。


洗濯、風呂、食事は漁港近くのホテル海楽が便利です。トイレやゴミのことも観光案内書の方が親切に教えてくれました。

明日はいよいよ八丈への渡り。船内での二次会もそこそこに一同5名、早々と高いびきです。


雨の早朝、あじさい祭りの下田公園

2016年06月21日 23時51分24秒 | 旅行
6月16日(木)

東京駅13時発の踊り子7号はがら空き。横浜から熱海まではノンストップなので、駅弁とビールが進む。


下田に着くと雨。海路で来た仲間と合流し、あらためて酒を飲む。
仲間たちは諸磯-下田間でキハアマグロを釣り上げたとのことで、ヨットの中でカルパッチョをいただいた。実にこれが美味!


6月17日(金)

下田ボートサービスに係留しているヨットの船内で朝を迎え陸地をブラブラしていると、公園の駐車場の裏側に道が続いているのを発見した。
今日は出港しない予定なので、暇つぶしに帆ならぬ歩を進めてみることに。
そもそも、この時期は「あじさい祭り」というイベントを開催しているらしい。
なるほど、多少ピークは終わってしまって花びらが少し枯れ始めているが、紫陽花がそこここに咲いているではないか。
坂を登ると先ずアメリカの元大統領ジミー・カーター氏の碑が現れる。


ほんの少し歩くと広場に出るが、ここで各種催事があるらしい。ここにもトイレがあることを発見。今度使ってみようかなどと思いながらさらに坂を上ると、日米修好の記念碑とペリーとシーボルトをかたどった開国記念の碑があった。



紫陽花の群落もあるようだが、雨の早朝であることと少し枯れ始めていることで写真の出来栄えに自信が持てず、とりあえずパス。
さらに上がると、裸婦像が3体。周りに人っ子一人いないが、なぜか見るのが恥ずかしく、そそくさと通り過ぎる。さらに登ると天守後の看板が。そうここは鵜島城(下田城)があり、北条方の水軍の拠点だったらしい。


秀吉軍が1万人で攻めてきたときには6百人で籠城し50日も戦ったとのこと。
頂上部分を取り巻くように空堀りが掘られていて、いまだにはっきりと掘り後がわかる。なおこの堀は畝堀りといって畝が作られていて敵の侵入を防ぐのに有効な山城の特徴的な掘割だったそうです。畝は目を凝らしてみると一応わかるのである。


犬走島の遠望。


海中公園側に少し降りると見晴らし台があり、沖の方を望むことができる。


最後に街のほうをパシャッ!  火山の造形美なのである。


下田駅からバスもあるようで、6月の天気が良い日はかなり紫陽花がきれいで上り下りがある分、やや健脚向きかもしれませんが、なかなか良い公園だった。

日がな一日のんびりとし、遅い夕方を迎え船内で熟睡し、翌朝下田を後にするのであった。


南伊勢 五ヶ所湾でレースサポート

2016年06月13日 06時43分31秒 | ヨット
6月11日~12日

南伊勢のVOC志摩ヨットハーバーでJ24を使用したマッチレース、二宮杯が二日間に渡り開催され、運営サイドで参加させていただきました。
参加チームは6チーム。関西、関東から強豪が集まりました。
レース海面は風光明媚な五ヶ所湾の湾口。朝凪が終わると南から風が入るようです。


6月11日(土)

今日は晴れです。

使用するセールボート、J24の艤装はこんな感じで、シンプルです。


周囲を山で囲まれたゲレンデでレースを出来るなんて、すごく恵まれていますね。


市川チーム。


内野チーム(左)と荒川チームの攻防。


風は南から8ノット程度が安定して入りましたが、地形の影響か、かなりシフティな状況でしたが、初日のランドロビン、8フライト16マッチが無事終了。暫定トップは濱口選手。2位が国内ランキング1位の市川選手となりました。

VOC志摩ヨットハーバーはクルージングやパールレースで何度も来ていますがバーベキューハウスから見るこの景観は何とも言えません。


パーティー準備では、メインディッシュの”ビア缶チキン”が完成です。中を65度になるまで燻し上げていい色になっています。
中にひそませたビールに企業秘密がありそうで、柔らかくてさっぱりしていてかなり美味い代物でした。


恒例の”かつお飯”もすんごく美味しかったです。かつおの刺身にしょうが、にんにく、薬味、しょうゆをからめてあつあつのご飯にかけるだけのシンプルなものですが、食べる勢いが強すぎて写真を撮るのを忘れました。

パーティで飲みすぎたこともあって9時過ぎにはバタンキューでした。


6月12日(日)

泊まった宿は二葉旅館。朝早くから美味しい朝ごはんを用意していただいてありがとうございます。
女将の心遣いでしょうか、一輪のあじさいで心がなごみます。


朝凪の間に選手達は艤装を完了し、

本部船より先に出港しました。若い人たちはやはり元気がいいです。


本部船はチタ造船のアルミの名艇、シャングリラです。


雨が本降りになることはありませんでしたが、風のシフトやラルとパフのむらが強く選手達は苦労してました。しかし、ラウンドロビン2とノックアウトシリーズが順調かつ無事に取り進められました。
結果、ノックアウトシリーズで濱口チームに連勝した市川チームが逆転優勝、準優勝は濱口チーム、3位が荒川チームでした。おめでとうございます。

第34回三浦-伊東レースのお手伝い

2016年06月06日 23時42分51秒 | ヨット
6月4日(土)

今日は三浦-伊東レースです。伝統のレースとも言える第34回! 今年の運営当番はMYOC(諸磯ヨットオーナーズクラブ)です。
今回自分は運営側で朝の艇長会議では帆走指示書の説明を行ったりスタート時の本部船に乗ったりです。
9:30 予定通り66艇一斉にスタート。全艇が初島の北を通るコースで伊東を目指します。
いってらっしゃ~い! 南西20ノットでみな結構ヒールしてます。 ずぶ濡れだろうな~。。。


本部船は一足先に伊東に行かなくてはならないのでカッ飛びます。さすがパワーボート、18ノットぐらいで走るので速いけどすごい揺れです。
バタンバタンしてとても写真撮影どころではありません。


成績はこちらです。
http://www.jsaf.or.jp/misaki/2016/ito/result/irc.pdf/
http://www.jsaf.or.jp/misaki/2016/ito/result/irc-all.pdf/
http://www.jsaf.or.jp/misaki/2016/ito/result/open.pdf/
http://www.jsaf.or.jp/misaki/2016/ito/result/open-all.pdf/

仲間の Vol de Nuit は堂々、オープンAクラス3位でした。ちなみにニヨルドもIRC-Bクラス3位。
おめでとうございます!

パーティの仕切りもMYOC。サンバガールも乱入し、大盛会でした。
パーティの後は運営側の二次会があり、みなで宿舎に行ってバタンキュー。


6月5日(日)

Vol de Nuitで諸磯に戻ります。
風は弱い北東で伊東からは真上りで、おまけに雨模様です。機走でテクテク走ります。
昼寝をしたりおしゃべりをしたりで過ごしているうちに着きました。

解散してからはPLANETのメインシートを交換して帰路に着きました。