10月20日の続き
鞍馬寺から酷道のR477を経由し、比叡山の東側に廻ってきた。そして奥比叡スカイライン、比叡山スカイラインを走って比叡山の山頂駐車場に到着。
まず、山の西側斜面の叡山ロープウェイと叡山ケーブルに乗ることにした。
ロープウェイは小さなゴンドラで、乗務員はいなかった。そのゴンドラに乗客は私一名のみ。こちらも貸切状態だった。なお、すれ違った登りのゴンドラは満員だった。ロープウェイからは洛北の街並みが見渡せたが、少々空気が濁っているのか、遠方の山並みは霞んでいた。
ロープウェイの駅の目の前にケーブルカーの駅があった。このケーブルカーも乗客は私一名。時間は10:30過ぎ。午前中の下山者は皆無なのか。すれ違った登り便は満員だった。
このケーブルカーは上下の比高が500m以上もあり、この値は日本一だそうだ。
ケーブル八瀬駅は周囲の木々に溶け込んだ風情のある建物。酒でも呑みながらしばらく眺めていたい駅舎だった。
なお、ケーブル八瀬駅の周辺には観光客向けの駐車場が無い。私が比叡山の山頂に車を停めた理由はこのためだ。
ここから山頂に引き返し、今度は東側斜面の坂本ケーブルに乗ってみよう。
先ほどのすれ違い便と同様に、登りはケーブルカーもロープウェイもほぼ満員だった。
比叡山の山頂駐車場から約2kmの延暦寺の駐車場に車を移動させ、今度は坂本ケーブルに乗車。山上の延暦寺駅(写真左)も麓の坂本駅(写真右)も古~い鉄筋コンクリート造りの建物で、どちらも登録有形文化財に指定されている。
こちらのケーブルカーは路線の長さが日本一で、約2kmある。琵琶湖を一望できる車窓は見事だった。
12:00から13:00にかけて往復したが、こちらのケーブルカーは往復どちらも座席は全て塞がり、立ち客も数名いた。
なお、折角なので延暦寺を見物しようと思ったのだが、拝観料が1000円にもなることと、山の中で勾配のある順路を歩くことになり腰のリハビリ中の私には無理がありそうなので断念した。
東海市の自宅には16時頃に帰着した。