麦は放浪癖

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讃岐うどんツアー その1

2012-10-08 16:48:08 | 旅行

10月5日夜、毎晩通っている居酒屋の常連客2名を連れ、車で東海市を出発。行先は香川県。讃岐うどんツアーの始まりだ。普段のドライブは体重55kgの私一人なので燃費が良いが、今回の同行者2名は巨漢である。ガソリン代は諦めよう。

夜22時に東海市を出発し、途中、淡路SAで仮眠を取り、早朝6時少し前に一軒目に到着。

さか枝

高松市内の中心、県庁や県警本部のすぐ近くにうどん店「さか枝」はあり、開店時刻は朝6時!
しかし、6時前に店に行くと既に数名の客が食べていた。
ここで釜揚げうどん・小(190円)を食べた。今回の旅行では6軒のうどん店を訪問したが、讃岐うどん独特の腰とモチモチ感が一番強い麺だった。一年ぶりに本場で食べるうどん。やっぱり美味いっ!

続いて2軒目は高松市の南西にある綾川町の有名店。長い行列ができるという話を聞いているので、早めに移動した。

山越うどん

普段の開店時刻は朝9時だが、3連休ということもあり、10月6日は8時開店だった。私達は7時少し前に到着し、列の先頭だった。
上の写真左は開店5分前の様子。既に行列は50名くらいになっており、警備員も2名出動していた。
店の人に店員数を尋ねると、20名という答えが返ってきた。立派な企業である。
ここでは釜玉うどん・小、蓮根の天ぷら、すだちを注文。350円だった。食事スペースは店内の庭。客の多い店なので、庭にはお土産カウンターやトイレも備えられていた。
熱く湯通ししたうどん玉に生玉子を落とし、釜玉うどん用の醤油をかけ、すだちを絞るシンプルなうどんだが、熱で少し固まった玉子と醤油が麺に絡んで大変美味しかった。行列がてきることにも納得の味だった。
土曜日には多くの客が押し寄せるため、周辺住民に迷惑がかからないように駐車場が3か所用意されている。それにもかかわらず駐車場でない場所に停める不届者がいた。住民だけでなく店にも迷惑をかけることになるので厳に慎むべきだ。

8:20に店を出て、3軒目に向かった。3軒目は山の中にある有名店である。

谷川米穀店

  

米穀店だが、うどん食堂として有名である。店には9時前に着いたが、食堂の営業時間は11時~13時の2時間。この店も行列ができるそうだが、さすがに誰もいなかった。店内では麺打ちの真っ最中。麺を茹でる釜は薪のかまどだった。
こちらも3連休の土曜日ということだろうか、開店時刻は10:30に繰り上げられたが、9:50には写真右の行列ができていた。
ここでは釜玉うどん・小(150円)を食べた。カウンターで注文すると玉子と熱々うどんの入ったどんぶりを渡されて、適当な席に座りトッピングを自分で加える。トッピングは青唐辛子の佃煮、だし醤油、酢、しょうがなど。青唐辛子と酢がうどんの味を引き立て、大変美味しい味に仕上がった。来週、また食べに来店したいくらいだ。
営業時間はわずか2時間だが、麺がなくなった時点で終了となるらしく、こんな標識が店の入口横に準備されていた。

10:40に店を出て、うどん店めぐりは小休止。趣味の乗り潰しに同行者を巻き込むこととした。

八栗ケーブル

高松市内に八栗ケーブルと呼ばれるケーブルカーが営業運転している。四国八十八ヶ所めぐりの85番、八栗寺へ参拝するお遍路さん向けのケーブルカーだ。このケーブルカー、往復乗車券は900円だが、片道乗車券の場合、登りは550円、下りは450円と差がつけてある。登山口駅には11:30頃に到着。
ケーブルカーに乗り、ついでに八栗寺にもお参りした。展望台もあったので行ってみると、約2km向かいに屋島の台地が屏風のように視界をさえぎっている。

というわけで屋島の台地にも登ってみた。

屋島

屋島からは高松市街地や瀬戸内海の島々を眺めることができた。写真左はJR高松駅周辺。右は桃太郎の鬼が島として有名な女木島。屋島の上には四国八十八ヶ所めぐりの84番、屋島寺があり、こちらにもお参りした。

池上製麺所

屋島から約30分で有名店「池上製麺所」に到着。ここは昼と夕方の二部営業となっている。夕方16時からの営業を狙って店に行ったのだが、14時過ぎに着いてしまった。
店の前では経営者?のルミお婆さんがTV局の取材に応じている最中だった。寝不足だったので駐車場で仮眠を取って時間を潰した。
16時が近付くと行列ができ始め、開店の頃には30名くらいの列になった。
ここでは釜玉うどん・小と海老すり身天を食べた。300円。麺のモチモチ感がたまらない。

これで1日目の予定は終了。高松市街地のビジネスホテルに宿泊し、2日目の行先をしっかりと確認しておいた。