20日午前のニューヨーク外国為替市場でドルが売られ、円相場は一時、1995年4月以来15年半ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=80円84銭をつけた。19日の中国の利上げ発表でドルが買われていたが、米追加金融緩和が近づいているとの見方から再びドル売りが膨らんでいる。
午前11時半(日本時間21日午前0時半)時点は前日午後5時時点と比べ39銭円高ドル安の1ドル=81円11~21銭。連邦準備制度理事会(FRB)が来月、市場予想を超えた大規模な資産購入を決定するとの観測が広がったという。(山川一基)
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